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午後のユーウツ、難しきは出会い |
6月19日 |
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『め組のひと』という唄を聴かされる、という夢で寝汗をかきながら9時半起床。
いちど6時半に起きてしまって根性で2度寝したあとのことだ。それにしてもシャネルズ(ラッツアンドスター?)の曲名なんか言われても高校生には通じまい。すいませんね。
今日は城南予備校の休講日。
1学期に月曜の休講は1回だけなので「おまけ」みたいな感じで嬉しい。
午前中は勉強とPCの作業。
お昼に買い物にでかけたら晴れてきたので布団干し。湿気は高いけど、悪くない気分。昼飯はパスタ。100グラム300円近いという高級ハムを使ったら旨かった。昨日もパスタだったわけだが、カンヅメのトマトソースは2人前入りであり、日持ちがしないのでやむをえないのだ。
午後は読書。
『30代未婚男』大久保幸夫(共著)を読了。
まず、タイトルからしてグサリと心に突き刺さる。また、それを買って読んで
しまう自分にも失望する。良書だとは思うんだけど。
>30代前半は大人の男性として高い市場評価がつくが、後半になると「おやじ」
の区分に入り、相手の年齢層も制約されてくる。
>(結婚への)第2ハードル 理由1 出会いのチャンスに何もしない
>今、彼女すらいない人が、「いずれ縁があるだろう。俺は出会いがないだけな
んだ」などと考えるのは大間違い。女性との出会いは今までたくさんあったけど
自分は選ばれなかったのだと厳しく自己認識するべきです。
>確かに、男は35歳くらいまでは未婚でも問題ないと思う。でも、38歳でも未婚
だったりすると「ヤバイ男」っていう気がしてくる。
>男性は年齢が高くなるにつれて、より年齢差がある年下の女性を求めるのに対
して、女性はそれほどには年上の男性を求めていないのだ。あきらかな希望年齢
のミスマッチである。
イタタタタ・・・。
まず確実に言えることは、俺のほうに何か大きな欠陥があるってことなんだよ
な。
3時半くらいになったら、突然機嫌が悪くなる。
理由は特にない。破壊衝動が自分に向かったり、周囲の人間やモノに向かったりしてはマズイので(モノはともかく、人間はまずいよな)ソファに横になる。気分が悪いのではなく機嫌が悪いだけ。こういうときはさっさと昼寝。
久しぶりの晴れた空気が部屋に流れ込んでいる。
何かが、それはたとえば部屋の空気でもいいのだけど、「よどんでいる」と感じることが大嫌いだ。だからこうやって流れ込む風にあたりながら寝るのはいい気分だ。ピアノソナタを小さな音でかけて、からだにはタオルケットをかける。
4時半になる前、尿意で起きる。
ムリして水分補給を心がけているので、トイレが近いんだよ最近の俺。じじいか。もう1度寝ようと思ったら機嫌が治っているので起きる。部屋の掃除をして、本日3回目のシャワーを浴び、2回目の昼飯は冷し坦々麺。旨いけど量が少ないな。そこで(というか)出会いを求めて外出。頭の悪い犬みたいだけど。
といっても行き先は特にない。
文房具屋さんでワープロ用感熱紙とノリを買う。前者を買うときはいつも「これが最後の購入になるのか」と怖くなる。ワープロなんて、もはや壊れたらそれで終わりだしなあ。
夕方の文房具屋さんには女子高生が多い。
なぜか男子高校生はほとんど見かけない。なぜだろう。男子は文房具を買わないのか(そんなことはあるまい)。女子は文房具が好きなのか(たぶんそうだろう)。しかし女子高校生では出会いにならぬ(年下を求めるべきではない)。
書店に移動。
文庫3冊、新書1冊、英語勉強本1冊。短い時間だが収穫多くてホクホクする。ここでもしつこく出会いを求めるが、なかなか難しい。書店にいる女性客には強く好感を持つのだけど、向こうが僕に好感を持たないのかもしれない(ヤバイ男と思われているのかもしれない)。あるいは僕の行動力に問題があるのかもしれない。
今は夜の8時前。
これから夕飯。カワハギとスルメイカの刺身を切り分け、キュウリとミョウガの酢の物を作り、玉子豆腐をパックから取り出し、生キャベツを味噌マヨネーズで食べる予定。
料理をすることで、ビールを飲むことで、午後のユーウツな気分をどこかに追いやってしまおう。
いつまでも、同じ場所に立ち止まっていてもしかたがないのだ。
追記:エッセイ205「日本VSクロアチア」をアップしました。 |
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