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独身者は蹴球と太刀魚に興ず 7月10日
  3時前に起床。
  もちろんサッカーW杯決勝。正直にいって良い試合ではなかった

  まず、審判が下手クソ。
  フランスの先取点はファウルからPKということだったけど、あれでファウル を取るのかなあ、という感じ。まだ試合が始まったばかりということもあるが、 注意程度で流しても良かったような。

  割に早い段階でイタリアが追いつく。
  解説者によれば、そこから「試合が落ち着いた」となるそうだが、どっちも守 ってばかりで面白くとも何ともない。たしかに両方とも守り主体のチームという ことがあるにしてもね。ただ、このあたりではボールのキープもパスも高いレベ ルのパフォーマンスに見える(←こういう表現をサッカーではするんだよね?) 。

  イタリアの「2点目」はオフサイドで無効。
  ここでは線審の判断が遅かった。ゴールしてからオフサイドの表示(手旗信号 みたいなアレね)。微妙なところではあったけど、ビシッと判断してくれないと なあ。

  そういう視線で見ているからということもあるが、どうも審判の具合がよろし くない。
  つまらないところでファウルを取るし、ヘンなところで流してしまう。ジャッ ジの方法に一貫性がないというか、キレがないというか。もっとも僕は完全なシ ロウトさんなので、少し詳しいファンの人はどう思ったんだろう。


  後半に至っては、フランスがボールを持っているだけ。
  疲れもあるのだろう。フランスはサイドからもりもり上がっていくけど、ゴー ル前に味方選手が1人くらいしかいない。タテに切れ込んでいく攻撃が皆無で、 ワンパターンなうえに、イタリアもべったりと守る。ヤル気あるのかよ(あるん だろうけど)。点が入らないのはガマンできるが、攻めないってのはねえ。

  ジダンの退場。
  プレイに関係ないところでの頭突きだった。ナンじゃそら。お前、これで引退 試合なんだろ。まぁ、イタリア野郎(決して蔑称ではない)のロコツな挑発にキ レちゃったんだろう。

「おい、そこのハゲのおっさん! もう息あがってんじゃねーのか? もう引退 だろ。さっさと家に帰ってママのバケットでも食べてな!

とかね。イタリア語がジダンに通じたかどうかは知らないけど、そのくらいのこ とは言ってるよな、あれ。

  それはともかく、ジダンの頭突きも審判が見ていない。
  イタリアのキーパーのアピールで無事に退場。このあたりでは両チームとも動 きのレベルが落ちている。何となくダラダラしてくる。真剣に観ている僕がアホ なのかもしれん。


  だらしない試合は無事に終了。
  さんざん悪口を言った割には、たくさん観戦したと思う。それにしてもやはり 、サッカー(蹴球)というのはもう少し簡潔なゲームにできないのかと思う。せめて40分 ハーフ、延長も10分ハーフくらいにするとか。まあ歴史もあってそう簡単には今 さら変更できないんだろう。


  6時就寝、8時16分起床、8時半就寝、11時起床と人生は進む。
  昼食は外食。こんどは熊本(九州?)ラーメン。ランチのミニチャーシュー丼 が油っこくて辟易(へきえき=ウンザリ)。スーパーで買い物してから帰宅。

  午後はこの暑い中、ひたすら予習。
  コマ減のぶんだけ予習量は少ない。全部で98コマ、重複があるので実質は68コ マぶん。例によって昨年度と重複部分がほとんどだから、それほど頭を使うわけ でもない。クソ暑い中の雪かき的な作業だ。

  休憩時間に読書。
  さすがに暑くなってきて読書ペースは落ちてきたようだが、『リストラ離婚』 池内ひろ美を読了。

  10年くらい前に出版された単行本を文庫化したもの。
  著者の意図によって文章訂正などはナシということで、当時としては新しい表 現だったDV(家庭内暴力)という言葉が紹介されている。

  前半は離婚相談のQ&Aで「まあ面白いかな」程度。
  後半は著者自身の離婚体験の泥沼を描いたもので、当然と言っては失礼だがこ っちが面白い。「リストラ離婚」とは著者の造語らしく、妻が自分の人生をリス トラ(本来は再構築の意味)するために、夫にさしたる過失がないままに離婚を 求めることだとか。
  それを言い渡された夫がキレまくる。暴れる殴るセックスを強要する親権に固 執する財産を欲しがる養育費支払いを拒否する。恐ろしいですねぇ・・・。

  特にオススメの本というわけではないが、結婚前の独身男が読むのに適した本 かどうかは不明(笑)。しかし、結婚礼賛本なんか読んで憧れたり決意を硬くし たりするよりは健康的であろう。健康的か?


  城南は早くも1学期授業を終えているから、今日は休日。早い夕方にプール。
  月曜はやはり少々の混雑。何だか最近はプールのマナーが悪くなってきたよう な気がする。コースの端でお休みするのはいいのだが、その「端の真ん中」でボ ケッーっと突っ立っているオッサンが多い。はじに寄ってろボケ。人間力低下は 若い世代から始まっているわけではないのだろう。750M。


  オヤツのフレンチトーストを食べてから、予約が取れたので整体へ。
  暗くなったあたりで帰宅して、またコツコツと予習。そして夕食はタチウオ再 び(ヒマな人はここを参照)。

  前回は刺身と空焼きにしたわけだが、今日はバター焼き。
  全長40センチくらいで3つの切り身になっている。まずは単純に塩コショウと バターとサラダ油半量で焼く。ふむ、まずまず。でも前回より身が小さいみたい であっけなく食べ終わる。もう一工夫欲しいかな?

  残り2枚は塩コショウを薄くして、焼き上がり直前にショウユをふる。   ショウユの香ばしい香りが立ち込める。今度はピタリと仕上がった。もちろん ビールにはあうし、意外なことに赤ワインにもあう。読者の皆様もためしてみて ください・・・。

「早起きしてサッカー観て朝寝か。ロクに働きもしないで、しかもタチウオで盛 り上がるのか。そんなにラクしてるのか。お前なんか、いつまでも独身でいろッ !」

という反論も予想される。
  ま、独身はベツの問題だと思うけどね(^_^)/~
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