予備校講師でわるかったな!





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ムダな考察を重ねて、休日に至る 7月12日
  痛恨の寝坊。
  大リーグのオールスターはチラリと観ただけ。選手、1人も知らんし。ところ で、大リーグの「大」って何だろう。アメリカという国名とは関係なさそうだけ ど。真剣に考えるもわからず。

  ムダなことに時間を使っている場合じゃないのよ。
  夏の予習、今日の授業のプリント準備、洗濯、家事雑事、アイロンかけ、『語 る』の原稿書き、不如意バカンス(明日からスタート)の過ごし方検討、有意義 バカンス(お盆過ぎ)の検討、何もかもが中途半端。湿気が高くて腰が痛いのな んの、というのも行動ペースを落とす。
  ところで、アイロンはなぜ「かける」のだろうか。アイロン「で」伸ばすとか シワを取る、が普通じゃないのか。ふりかけじゃないんだから、「かけた」って しょうがないだろう。

  だから。
  ムダなことやってる場合じゃないの。プールの時間は失われ、掃除と腕立て伏 せなどをこなしてから(もちろん別々に)校舎へ。


  12回完成のXクラスは今日で終了。
  12回というのは4月スタートだったからで、この12回というのは標準的な予備 校の1学期にあたる。ところが。

  城南予備校では、つい2年前まで1学期は13講だった。
  しかし昨年度から1学期は12講になった。事情は不明。表向きは「(1学期が 終わってから)夏の講習までの日程調整がキツイから」となっている(だと思っ たが、違ったかな、いいかげんだ)。
  講習に入るまでの事務的な調整期間が必要ということだろう。テキスト配布も あれば新入生へのガイダンスもあり、外部生の誘導、つまり入学勧誘などもある からね。それが表向きの理由であるとすれば、じゃあ裏向きの理由は何かという 話になる。ここから面白くなってきそうだが、推測の域を出ないことだし我が身 の保身もあるしで、やめとこう(^^ゞ

  逆に学校法人の予備校は1学期に13講になったところが多いとか。
  学校法人は1年間の授業回数が決められていて(たしか1年に26回)、最近の 入試情勢から「年度の早めに授業を終わらせる」ことが必要になったためらしい 。今までは1学期と2学期に12回ずつ、3学期つまりセンター試験前後に2回ほ どお茶を濁す講義を・・・おっといけねえ、やっていたわけだ。

  ところが周知のように、1月もセンターが終わるや否やの20日あたりから入試 を始める私立大学が増えてきて、3学期の授業が成立しにくくなったらしい。
  予備校講師というのはワガママかつ社会性に欠ける生き物なので、「えー、ま じうぜぇぇ」とか言ってるらしい。じっさい、僕のように株式会社の予備校2つ のみに勤務させていただいている講師からすれば、「え。まだ1学期やってんの 、それマジ?」みたいな感じがする。
  このへん、まさに業界事情ってやつね。


  日記に話を戻して、1学期の最後の授業のシリーズも今日で終わり。
  特別なことは夏に関するアドプリを配るくらいか。煽り口調、急かし口調でリ ズム良く進める。まぁ普通通りか。今日はQクラスで初めて扱う「正解となる複 数の選択肢の関連」について踏み込めたので、いつものように僕としては満足だ 。

  この「正解となる選択肢」を使って本文を読みやすくしたり、他の問題を解き やすくしたりする手段は僕の得意技の1つ。
  まあ言っているほど大したことをやっているわけではないにせよ、お家芸の1 つなのでこのページでは公開されない予定。きちんと整理できたら有料ページで 公開するつもりだが、現状では『語る』の中級編はおろか初級編も完成していな いから大きなことは言えない。


  古文講師Sが『一話一膳』に言及。
  「鍋料理をやってくれ」と言ったのはこの男なのだが、あろうことか「夏講が 終わったらチャレンジします」とか。あれ以上レシピを単純にしろというのか。 あれだけ単純でも夏が終わらなきゃ作れないのか。クソ暑い梅雨の中でシコシコ と写真なぞ撮っていた俺の苦労は無駄だったのか。ひょっとしたらヤツは字が読 めなくて友達に読んでもらってから作るのかもしれぬ。


  ムダな思考を早めに切り上げて、無事に帰宅。
  珍しく焼肉用の肉を用意してある。焼魚用の肉はあるのか?

  ムダなことを考えているあいだに、明日から不如意の8連休に入る。
  予定は飲み会3回のみ。婦女子をかどわかす、などの用事がないのが残念だ。 あっても、起こっても書かないとは思うけど。
  では何が不如意なのか、講習前に見事な布団干しは達成されるのか、マンショ ンの話はカタがついたのか、また焼ウドンに傾倒するのか、予習って去年のテキ ストを写しているだけじゃないのか、などの詳細は以下次号、じゃなくてまた明 日以降の日記で。ではでわ。
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