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すべてがウツになる |
7月18日 |
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5時間睡眠で6時起床。
眠いけど目が覚める。2度寝をする気にはなれず、7時から勉強。
9時。
眠くなったので1時間ほど昼寝。どうも睡眠パターンがメチャクチャである。
ちょうどいま読みかけている本の1つは「ウツ」に関するエッセイ。その中に
「睡眠障害はウツ病の典型的な症状の1つ」と書いてあった。その手の文章を読
んでしまうと、ここ5日ほどの僕はヒキコモリ状態であるのが気になる。ウツなのかもしれな
い。
そう思いながら読書。
『モリログ・アカデミィ2』森博嗣を読了。
以前のエッセイでも紹介したブログ日記の第2巻。3ヶ月に1回という刊行ペ
ース通り。内容はやはりズバ抜けて面白い。これが3年間も続けて、それもおそ
らく確実に季節に1回読めるというのは幸せなことだ。
第1巻と少しだけ違うのは、日記の文章量が少しだけ増えたことくらい。
庭園鉄道と愛犬パスカル君と工作の話題だけは固定ネタになっていて、どちら
かと言えば抽象的に思考システムや仕事のやり方をたんたんと語る。
同じように(レベルを除く)日記を公開している僕が「ほう」と思ったのは以
下の部分。「あとがき」から。
>これらは(信原注:プライベートな出来事)日記にはほとんど書かれていない
。引越をした、くらいか。書くことと、書かないことを決めているので、こうな
ってしまう。つまり、読者は窓から森博嗣の生活を覗いているだけで、その窓は
全ての部屋にあるわけではない。当たり前のことである。
もし本当に全ての部屋に窓があれば、どんなに退屈な人生を送っている人の家
でも、たくさんのモノゴトが見えてしまう。
しかしもちろん、読者が覗きたいのは全ての窓ではない。そこで日記の書き手
には、開放する窓を限定する義務と権利が与えられることになる。森氏が「読者
が読みたいと思っている」窓を開放しているとすれば、信原は「自分が覗いて欲
しいと思っている」窓を開放していることになる。これは方法論としての優劣の
ことを言っているのではない。プロである森氏の日記と、アマである信原の日記
は存在事由が異なる、ということ。
以上の感想文は森氏の文章をマネして書いた。
似てない? あ、そう。ややウツ。
雨は続く。
関東周辺は大雨の被害も相当なものらしい。本当は昨日あたりから小旅行に出
ようかと考えていたが、無理しなくて良かった。都心はともかく、田舎に出向い
ていたら危ないところだったと思う。某数学講師は「北海道なら大丈夫でしょ!
」とか言ってたな。そりゃそうだけど。
小旅行に出なかった理由は他にもある。
まず、お金の問題。ローンとは関係なく今年はすでに3回くらい行っている。
もちろん来月半ばに行くのは決まっているので、これで4回。秋も10月か11月の
どちらかには確実に出かけるから、それで5回。まあ、常識的にそのくらいでい
いだろう。
普通の社会人なら、1年に3回も行けば多いほうだろう。まあ、僕は普通の社
会人じゃないかもしれないが(自虐)。
他には、仕事との兼ね合い。
前述のように8月にでかけるのは、そのために休暇を取ったから。ところが、
この8連休は取るつもりがなかったのに取れてしまった。つまりそれだけ収入が
減っているのだから、ホイホイと旅行というわけにはいかない。
金銭的な問題というより、休暇をどう使おうとしているかの意識の問題だ。ど
のように時間を管理するかの問題と言い換えてもいいだろう。
読書を続ける。
これがまた異常に内容が重い本で、気分も重くなってくる。やっぱりウツじゃ
ないのか。もう何もしたくない・・・と思いながらも読み続ける。
昼過ぎにこれではいけないと体を動かす。
といっても、やるのは家事。アイロンがけ、シャツのボタンつけ。1時間弱ほ
ど楽しんでからHPの作業。上記の日記の感想文の部分も書く。
なぜか買い物がしたくなったので、エイヤっと電話をかけて通販に注文を入れ
る。節約生活じゃなかったのか、俺。しかし、やはり外出する気分になれない。
ウツのせいか、雨のせいか。
一念奮起して、夏の旅行の調べ物。
今回は青森県ということで、必ずしもパックツアーが安いとも限らないようだ。パンフとネットで1時間検討したところで雨が小止みになる。愛車を駆って旅行代理店へ。
しかしJR利用のために予約が1ヶ月前まで確定しないとか。
それじゃあ宿が確保できないじゃん。とりあえず3泊のうち1泊だけを代理店経由にして、残りは1週間ほど待ってから自分で予約という流れになった。これこそ、ウツになる。帰りは雨が本降り。ズブ濡れになって帰宅。ほらみろ、外出してもいいことなんかないんだ。
夜は実家へ。
特に用事はなかったが、親が僕に来て欲しがっている様子なので親孝行の一環。傘を指して外出することほどウツに悪いことはない。
手土産にビールをコンビニで買う。
お買い上げ700円ごとにスピードくじを1回引けるという。僕のお会計は1410円。つまり2枚引ける。うりゃっと気合不足で引いてみたら、2枚とも当たり。もっともアクエリアスと森永カフェラッテということで、2つあわせても300円もしないか。これがヒキの強さの証明かどうかはわからない。つまり当選確率がわからないんだもの。
そもそも、この手のレベルの低いくじ引きは異常に強いほうだ。
つまらない懸賞であればあるほど、よく当たる(たまにやや大物を引く)ほうだと思う。今日に起こった一つだけいいことだった。
やはり精神的な体調が悪いのか、かなり早いタイミングで酔ったので早めに辞去(じきょ=帰ること)。
もちろん帰路も雨。ぐったりと疲れているのに、この日記を必死で書く。気温が低いのが唯一の救いか。いつまでもウツを言い訳にしていないで、洗濯でもしよう。空けない梅雨がないように、終わらないウツもないはずだ。きっと、明日はいい朝だ。
追記:「健志、英語を語る」初級文法編『前置詞+関係代名詞も元の文』をアッ
プしました。 |
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