各ページのご案内はコチラ  Copyright (c) 2004  takeshi nobuhara All Rights Reserved.

異端の天才とともにある休日 8月7日   ６時半起床。   昨夜は日曜ということもあり、わりに早い時間で寿司屋が閉店になってしまっ た。おかげで飲みすぎにはならなかった。   今は朝食を家で食べない期間。   ゆえに食材が乏しい。朝食はソーメンとスイカとヨーグルトとヤクルト。食後 にコーヒーを淹れて（朝の自宅コーヒーの喜びよ！）、ＨＰの作業。まだクーラ ーはつけない。   予習は終わっているので掃除など。   ベッドのマットレスをえいやっと引っくり返して掃除機をかける。暑いけどア イロンもかける。10時過ぎに昼食のため外出。   いつもの韓国料理屋でブタポックン。   豚肉と野菜の甘辛炒め。汗だくで食べる、人様が作った料理はおいしい。   ＣＤ屋に寄ってからスーパーへ。   野菜が高いのなんの。この１週間は好天気だけど、梅雨末期の大雨が影響して いるのだろう。特売品を中心に済ませる。   帰宅してシャワーを浴びて、クーラーをつければお昼前。   買ってきたＣＤはモーツアルト。今年の冬から８枚ほどのＣＤを聴き込んでき た結果、ピアノ曲、特にソナタ（ピアノ１台の独演）が好きらしいと判明した。   ＣＤはモーツアルト・ピアノソナタ全曲集。   ４枚組で5000円だから安い。全曲集を聞いておくことで自分なりの基準を作り 、他の演奏家やピアノ協奏曲へと移るつもり。   ピアノはグレン・グールド。   音楽の知識がない僕でも名前は知っている名ピアニスト。たしか、かなりク セのある演奏をする天才肌だったはずだ。ＣＤの説明書にはこうある。 ＞確かに一般的な意味においては、かなり異端の演奏であることは間違いないと ころですが（後略）   この引用は典型的な「譲歩節」であるにせよ、ここまで書かれるとは相当なも のなんだろう。   クーラーと扇風機を併用。   ソファに横になって本を読み、グールドを聴く。いやはや、何たる快適さか。 初めて聴くソナタであるから優劣はよくわからないが、グールドのピアノは力強 い。かなり傲慢な人なのだろうか。「オレの音を聴け！」という雰囲気を感じる 。これは、いい買い物をしたかも。   ソファのそばに、眠り猿が。   いいよ、今日は俺の休日だ。思いっきり、頭を殴ってくれ。こんな快適さの中 で眠れるなら、それは最高の癒しだ。眠らせてくれ。   覚醒したのは午後３時。   ２時間以上も熟睡したのか・・・。眠り猿よ、今度は相棒の起こし猿も紹介し てくれないか？   プールで650Ｍ。   カップ焼きそばをオヤツにしてから、夕方の書店へ。読みかけ本が６冊、未読 本が２冊しかないから補充する必要がある。無事に軽いエッセイ４冊、重い小説 １冊、新書１冊をゲット。ほくほくして帰宅。   ムツの刺身、冷奴など冷たい料理中心の夕食。   もちろんクーラーはつけない。汗をかいて飲むから旨いビール。   この日記をつけながらグールドを聴き続ける。   やはり、５日働いて１日休日では何もできずに終わってしまうよ。でも逆に言 えば、今日の癒しを明日以降につなげていこうとも思うわけで。異端の天才の演 奏はまだまだ続き、今日の日記はこれで終わる。 追記：エッセイ211「テツわる四国編その１」をアップしました。    これまでの日記はコチラ