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足元に関する考察 |
8月9日 |
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5時40分起床。
台風の雨音(あまおと)がウルサイが、涼しかったのでよく眠れた。朝食(ナ
シ、ヨーグルト、ヤクルト)、夕飯の仕込み、昼食の惣菜作りなどを済ませてか
ら出勤。
その前に悪名高きドトールコーヒー本八幡店。
悪いうわさを流しているのは僕だけなのかもしれないが、ホントにこの店は凄
い。今日もなかなか心楽しき光景に出くわした。
店員のお兄さんが店内の整理(テーブルを拭くとか椅子を戻すとか)で歩き回
っているのだが、やたらと足音がうるさい。
僕がかなりの偏見を持っているせいもあるのだろうかと思ってそいつの足元を
見る。すると革靴のカカトを潰したまま履いている。革靴をスリッパ状にしてい
るから、歩くときにパタパタと音がするのだ。行儀の悪い高校生男子か、お前は
。
そもそも飲食業は足元が大事な職業である。
食べ物を運ぶときに取りこぼすような粗相があってはならないから、歩き方に
は注意する必要がある。まあ、学生アルバイトあたりではそんなことがわかるわ
けがないから、オトナが注意・指導するのではあるが。
それにしても、ドトールのようなファストフードなら運動靴でも構わないので
はないか。
横浜ベイシェラトンのボーイじゃないんだから、「おいお前、革靴は履かないの
か!」などと因縁をつけてくる(いんねんをつける=ムダにからむこと)客もい
ないだろう。それでも革靴を履かせたいなら、スタッフは頭の悪いバイトを指導
しろって。
足元と言えば、今日の僕の通勤姿。
カカトつきのサンダルは夏講のいつものスタイルだが、台風による大雨を見越
してハダシで家を出た。靴下がベタベタになったまま授業をするなんていう、気
持ちの悪いことができるはずもない。
もちろん授業中にハダシというのは女子生徒に失礼なので(セクハラの1種で
あろう)、ちゃんと靴下を持参した。
足とサンダルをきちんと拭いて、授業が始まる直前に靴下を履く。これで足元
スッキリ、カカトのあるサンダルだから不快な音も立たない。こういうのもサー
ビス業の基本である。とカッコいいことを言いながら、実際はサンダルの裏側が
濡れていてキュキュキュと足音がするんだけどさ。締まりのない話ですまぬ。
Lクラスはどうしても一人の生徒様♀が眠ってしまう。
講習生なので授業が簡単すぎるのかもしれず、それを見越して「レベルの合わ
ない生徒(様)は明日からクラスを変えるようにカンフェリーに相談しなさい」
と昨日の時点で言っておいたのではあるが。
「おい、寝てる女、起きろ!」
ずっと寝ているなら、本人の肩を叩いて起こすのである(1回目は注意しても
叱らない、さすがにこれくらいは)。
イケナイのは、黒板に書き出す=ノートを取る必要がある瞬間に起きだすこと
。これは典型的に「ノートやテキストだけきちんとしたものにしよう」という成
績が伸びない勉強の方法である。予備校の授業に限らないが、話を聞いたりメモ
を取ったりする瞬間に実力が伸びていくことを自覚してもよい年齢であろう、17
歳というのは。
午後のCクラス。
どうもピリっとしない。題材は共×女子大学の長文。ちょっとした細かい精読
に長い説明が必要になる。接続詞直後の省略と代名詞と補語の考え方という、3
つのポイントを盛り込む大切な説明である。空欄補充1問で10分近く解説が必要
になるので、「本日の見せ場」である。ここを旨く教えこんでこそ、高い給料を
手にできるというところだ。
しかし変わらず空気はピリっとしてこない。ようし、1発カマすか。
「まあつまり、この×立女子大学なぞは低レベルの大学であって、ここで苦しむ
ようではぁ・・・」
やっちまったよ、問題発言(-_-;)
もちろん直後に「第1志望の人、ごめんなさい、刺しに来ないで下さい」とギ
ャグを入れるわけだか、どうなのかねえ、我が発言。
とは言うものの、僕自身はこの発言には何も問題がないと思っている。
志望する・在学する・在学した大学などというのは自分の属性の1部であって
、僕ではない。わかりやすく言うと、僕の出身大学がサンデー毎日あたりに
「学部だけ増やして生徒獲得しか考えられなくなって、偏差値の低下に歯止めの
かからぬ、救いようのない大学」
と書かれていても気にならない(実際に書いてあるんじゃないかという気もする
)。
問題は聞き手のほうに知性がないことで、まあ高校生本人が17歳にもなって分
別がつかないくらいならわからんでもないのだが、ヒステリーを起こした親が怒
鳴り込んでくること。世の中には冗談とか煽り文句とか悪が存在すること認める
こともできず、まして笑い飛ばすことなぞもできず、あげくに「渡る世間は正論
ばかり」などと思っているのだろう。
ま、ムダなトラブルを増やさないように発言には気をつけよう。
と書きながらも、またここで火に油を注ぐようなことを書いてしまい、同じよ
うな状況に出くわすと同じことを繰り返しかねない僕ではあるのだが。
やはり「人のフリ見て我が足元見直せ」というからなあ(ウソ。そんな決まり
文句はない)。いやはやワシも頭が悪いのう、すまぬすまぬ。
帰宅して風呂。
疲れてはいないつもりだけど、どうしても足に血がたまる感じ。入念に足を揉
む。
夕飯のメインは肉豆腐。
先日のリベンジ(ヒマな人はここを参照)をするべく、気合を入れる。ほぼカ
ンペキな出来に仕上がる。『一膳』用に写真を撮る。あとは付随する物語を自分
の中に見つけられればアウトプットできる。寒くなる頃までにはアップしたい。
できれば。できれば?
サッカーを観ながらこの日記を書く。
新生オシムJAPANの初戦。何となくボンヤリした試合。4年後に向けて、
まずは足元からって感じですか。では。
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