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日記を書く意味 |
7月22日 |
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寝坊。
やはり初日の疲れがあったのか(緊張は疲れを増加させる)、夜更かしは寝坊
を呼ぶのか(読書は睡眠の妨げだ)。たぶん後者だよな。ということで夜更かし
または寝坊を招いた読書の話。
『ドナウよ、静かに流れよ』大崎善生を読了。
感想文の結論を先に書けば、このHPの全ての読者に読んでもらいたい本だ。
少なくとも僕は強く感動した。だから読んでほしいのではなくて、それだけの価
値があるのかないのかを見極めてほしいからだ。僕の感想はあなたの感想でなく
ても構わない。逆も同じだ。
今まさに「後日のエッセイに譲る」と書くだけの自信がない(ちなみに、この
表現を与える本は読む価値が高いとお勧めしているということだ)。
内情をバラすと、日記で紹介するときは同時にエッセイ用の感想文も仕上げて
いる。だから本書についても、ついさっきまでエッセイ用感想文を書いていたの
だが、書きたいことが多すぎてうまくまとまらない。後日にまとまれば良いのだ
けど。
だから概略のみ説明する。
もし興味があれば立ち読みするのもいいし、あるいは巻末の川本三郎の解説を
立ち読みするのもいいかもしれない(本書はネタばれがあっても問題ない内容で
ある)。
ノンフィクション(=実際にあった話)である。2001年、著者は新聞記事を目
にする。
>邦人男女、ドナウで心中
33歳指揮者と19歳女子大生 ウィーン
さあどうだろう。
この引用文を読んだあなたは、本書にどのようなことが書かれていると思うだ
ろうか?
1時から授業ということで、食事の管理が難しい。
早めの朝食→早めの昼食がベストだが、寝坊したからそれはムリ。校舎にはお
昼時に到着するから、外食もしにくい。どうしようか。
やむを得ず朝食代わりに桃を食べる。
台所でむしゃぶりつくのが桃の食べ方の基礎。ジュルジュルと汁を垂らして、
不快な気分になるのも桃の味。
それにしても桃とは値段の高い食べ物だ。安いほうを買ったのに1個200円近
くした。つい先日まで旬であったサクランボも同じで、食費がかさむ果物である
。サクランボ・桃の産地といえば山形県。親類縁者を山形にもつ読者はお中元を
よろしく・・・と書いても実現はありえないよな。いや、書けば何かが起こるか
もしれない。
細かい雑用をすれば出勤時間。
カレーなぞ食べてから校舎へ。今日は暑い。
以下大きく省略して、今日の夕飯。
問題は肉豆腐である。
こいつの作り方が、どうもキッチリと決まらない。もちろんネットでいくつか
のレシピを探してから試しているのだが、「これだ!」という一瞬がなかなかや
ってこない。何か1つが足りない。センスや偏差値や頭の良さではないことはわ
かるのだが。
求めているのは「まあまあ旨い」ということだけではない。「まあまあ旨く、
自分で納得できる」ことである。納得できれば、全てが幸せになる(そこまでい
くか?)。「一話一膳」にも加えることができる。何とかしなければ。
「あの・・・納得した結果が・・・」
ミョウガから始まったのか、などの質問は受け付けない。
なぜなら、それがここに書いた意味だからだ。
追記:エッセイ209「村上春樹その5」をアップしました。
追記:諸事情により日記の一部を削除しました。
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