予備校講師でわるかったな!





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which to choose ? 9月12日
  大きく寝坊して11時起床(-_-;)
  月曜の夜は帰宅が遅いため、就寝時間も遅くなる(昨晩は3時過ぎ)。特に今年は月曜の日記を長く書く傾向がある。例年は3時前には確実に寝ていたから、火曜日の朝が「押して」しまうのだろう。


  なぜ月曜日の日記が長くなるか。
  グリーン車の話をエンエンと書いたことが1つ(ヒマな人はここのエッセイを参照)。もう1つは月曜が面白いからだろう。

  「城南のための月曜日」は本来の僕にとっては苦痛な曜日である。
  時給が相対的に安いし、通勤に時間がかかる(自腹のグリーン代も痛い)。城南には週1回しか出講させてもらえないから、テキストは「1回限り」で使いまわしも利かない。非常に効率の悪い仕事であり、効率の良くない曜日である。

  しかし授業が楽しい。
  週1回ということで僕の気持ちの入り方もあるのだろうが(教壇に立つとベツの人格が登場し、月曜のユーウツは消える)、楽しいから書きたいことが増える。だから日記書きに時間がかかって就寝時間が遅くなる。コーフン覚めやらず、エッセイ書きや読書に興じすぎることもしばしば( often )。


  火曜日も3コマなので、1学期と違って慌しい。
  簡単に予習を済ませ、プールへ。体調が良くないようで650メートルでギブアップ。食欲もなく、家計節約のための自宅メシもできずに市進千葉校へ。

  授業前に某カンフェリーと話す。
  とある生徒様♀が僕のCクラスに変更したいとのこと。今まで僕の授業を受けたことがないという。それでなぜ希望するのか良くわからないのだが、まあそれはいい。生徒個人の事情や趣味に立ち入るつもりはない。カンフェリーは、僕の「年度を通した指導方針の一貫性」に彼女がついていけるかどうかを心配しているようである。

  千葉校で大人気のために人数不足に悩む僕ではあるが(笑えないギャグだよな)、方針は変えない。いつものように、

「それはその生徒(様)の賭けであって、僕は関与しない。受けたければ受ければいい。それで彼女が失うメリットもあれば、手にするメリットもある。必要以上のケアをする気は毛頭(もうとう=少しも、の意味)ないが、必死でついてくる生徒を見捨てることはしないし、そのつもりもない。それより大切なことは( what is more important )、」

  息継ぎ。

「その生徒(様)に選ばせることです」


  彼女は授業前に僕のところに相談に来た。
  いつの授業から出るのかハッキリ言わないので、きつい口調で言う。

「今日出ることで、最後の授業の効果がより高くなる。1回遅らせれば、それだけ最後に得るものは減る。今日、ほかの授業がないならば、今日から他クラスして出るべきだ。今日に限っては予習していなくても無視してあげるよ」


  例によって、千葉校なので授業の様子は省略。

  代わりに、授業の様子を日記に書く理由について。
  生徒様と講師では、授業の見え方が異なる。生徒様は子どもだが(悪い意味で はない)、講師は大人だ。それでいて、講師は高いところにいるのではないし、 生徒様は低いところにいるのではない。

  しかし、その立ち位置が異なるのは事実であり、講師の見え方を生徒様が知ることがないのも事実である。
  その立ち位置の違いを日記で公開することで、「ああそういう意図だったのか」と生徒様に知ってもらいたい。また逆に、生徒様の立ち位置がどこにあるのかを教示してもらうために掲示板を(厳しい制限をつけながらも)開放している。純粋な相互通行だとは思えないが、このHPは1つの実験でもある。それを本能的に知っている生徒様は、この日記を読んでいるだろう。


  前述の生徒様♀は授業後に相談に来る。

「ペンチェックの意味は何ですか?」

  僕は今さらながらに3月配布の「初期設定プリント3枚組」を渡し、説明する。未知の世界を既知のそれに変えようとしている人に、敬意を示すわけだ。サービス業であるからではない。いつか書いたように、それが伝達という行為の意味だからだ。


  帰宅して夕食は豚ロースでしゃぶしゃぶ。
  だいぶ涼しくなってきて、鍋も悪くない季節。他の具はキノコとネギ、薬味に大根おろしと大葉と調味料「かんずり」。ビールか日本酒か。いやいやためらわずビール。ビールは進む。

「あの・・・先生の、ビールが進まない夕食ってあるんでしょうか・・・」

あるわけねーだろッ!
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