予備校講師でわるかったな!





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え。疑問がある? 9月15日
  8時起床で朝食は昨日の味噌汁の残り。
  ちなみに、魚のアラで味噌汁を作る場合はダシを取る必要がない。最近はダシ 入りの味噌を使う若奥様が多いということでご注意申し上げる。え。若奥様はこ のページを読まない? そうかもしれん。


  寝が足りない感じで10時頃に1時間ほど昼寝。
  春眠暁を覚えずの秋バージョンで、夏の疲れがどっしりと出てくる。気候も涼 しくなって寝やすいものだから、寝ても寝ても満足できない。

  早めのお昼はピザトースト。
  そして予習。どうも時間がかかるなと思ったら、今年は新作テキストが4冊で 全て長文。以前書いたように経験の少ない城南での長文担当が3つということで 、気を使いすぎた予習をしているようだ。あ、長文そのものに慣れていないので はないので城南生は心配しないように。


  スキをついて読書。
  『がんばれ自炊くん!(ビギナー編)』ほぼ日刊イトイ新聞編を読了。
  糸井重里が主宰するウェブサイトの書籍化。実際に掲載されていたのは前世紀 、単行本化されたのが2001年ということで、昨今流行のブログ書籍化を5年以上 前にやっていたことになる。さすがに先見の名がある。

  しかし内容はいただけない。
  読者が投稿したレシピを紹介していくのだが、書名の割にレベルが高すぎるの だ。冒頭に「自炊くん」なる青年が登場し、彼が自炊を読者に習っていくという ストーリー仕立て。大学入学時に上京し、独り暮らし6年目で社会人2年目。

>持っている料理道具は少ない。
   アルミのゆきひら鍋、皿が大中小一枚づつ、まないたに包丁、茶わんひとつ、 汁わんひとつ、やかんがひとつ。

  他にはフライパン・オーブントースター・炊飯ジャーくらい。つまりほとんど 料理をしないという設定である。
  ところが紹介されるレシピが非常に難しいものが多い。どの料理かは忘れたが 、「黒コショウはミルで挽くとおいしい」などという記述まで出てくる。上記の 設定からすれば、この程度の初心者はコショウそのものを準備していないか、あ ったとしても赤いキャップのS×Bのテーブルコショー20グラム入り、であろう 。どこが「ビギナー編」なのだ。

  まあレベルの高さは譲るにしても、インデックス( index =目次)が貧弱。
  おそらく100以上のレシピが紹介されているのだが、どのページに何が載って いるのかわからない。巻末に一覧があるもの、参照ページが示されていない。な んという不親切設計なのか。

  「この料理が旨そうだな」と読者が思ったところで、そのページを後で探し出 すのに手間がかかる。そして、初心者というのは「そういうのが面倒だから」料 理をしないのである。
  情報提示の成功のコツ( trick )は内容ではなく方法にある、そんなことを糸 井ともあろうものが知らぬはずもないのだが。

  ただし、そのレシピの多さは役に立つものなので、ある程度料理をする人の参 考書にはなる。僕はそうするつもり。


  今日の授業でも少し話したように、これで今年になって読み終えた本は139冊 。
  6月9日で99冊だったから、やはりペースダウンしている。夏講があったから しょうがないけど。ここまで来たら何とか1年で183冊を達成したい。つまり2 日で1冊だ。残り44冊ということになる。今年は残り110日くらいだから、少し きついかもしれない。しかしこんなチャンスが来るのも珍しいので、予備校業界 のイチローたる僕としてはエイッ!と達成してみせたい。え。イチローなんて誰 も呼んでない? あ、そう(昭和天皇風)。


  出勤前に2回目の昼食はカレーライス。
  今日はバターライスを作ってみた。カレーにあわせるならサフランライスが王 道ではあるが、サフランは高いし、それほど応用範囲も広くない香辛料である。

<バターライス>
1、普通にお米を炊く前に
2、1合あたり小さじ1のバターを加え
3、ローリエ(1合あたり半枚)を加える

 本当はもっとイロイロあるはずだが、家庭料理ならこれで充分。ローリエは全ての洋風煮物(シチューなど)の利用できるし、日持ちもする。
  ただの白米で食べるのとは違った味が楽しめる。え。そこまでやるかって?  簡単なことから複雑なことは始まるもんなのよ。


  授業へ。
  4限の頻出パターンゼミは出席率5割。文化祭前ということであろう。

  5・6限のCクラスは順調の一歩手前か。
  真剣に聞いてくれるので余談が弾みすぎて(ある小説における猫殺しの描写に ついて)ちょっと延長。恒例の「バロメータ問題」の結果については明日の日記 で。


  帰宅して夕食。
  今日は食材節約の日なのでわびしく。マンション購入と収入減でこういうこと が多くなっていくだろう。モノがないときは、少ないもので工夫するしかない

  メインはシメサバ。
  これは出来合い。そろそろサバの季節なので味を見るために買ってみたが、マ ズマズ。しかしやはり市販品は酢が強すぎる。今年も来月あたりには自分で作る つもり。

  サブはエリンギ焼。
  これは昨日と異なりオリーブオイルと塩コショウで炒める。ちょっとだけイタ リアンな気分。行ったことないけど。

  その他、納豆や茹でインゲンやキャベツの浅漬けやモズクや塩ウニや大根オロ シやキムチやチーズなど常備菜。え。それがどうしたって? そう言われればそ の通りで、何も申し開き(モウシヒラキ=言い訳のこと)はしない。
  つまらない日常を丁寧に描くのが日記の意味であり、それを「くだらねー」と 思いながらも読んでしまうのが日記の魅力なんだよねん(@^^)/~~~


追記:「健志、英語を語る」初級文法編『前置詞のつかいかた』をアップしまし た。

市進生に連絡:来月実施の「攻略センター試験」の概要はここの日記です
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