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マガイモノ許すまじ 9月28日
  早起きして両国へ。
  「週刊宝石」という雑誌で東京一の立ち食いソバとされた(という記事が店内 に貼ってあった)名店「文殊」で天ぷらソバ。たしかに立ち食いとしては異様に 旨い。ソバがシャッキリしている。全体的な完成度で東京一とまで言えるのかな ・・・という疑問は少し残ったが、両国高校生は試してください。


  江戸東京博物館の「始皇帝と彩色兵馬俑展」を観にきたのだ。
  彩色のそれもさることながら、兵馬俑を見たことがなかった(普通はそうだ) 。以前のエッセイにも書いたように、始皇帝が滅ぼされて前漢が成立するまでの 時代に非常に興味があったので、「これは逃すまじ」と思っていたのである。「 まじ」は「べし」の否定の意味ですよ。ラ変以外の終止形接続ね。ちゃんと古文 もやれよな(-.-)

  じゃなくて。
  いやはや、良かったです。ポスターなどに使われている彩色兵馬俑はもちろん だが、普通の兵馬俑にもしびれた。からだ全部ではなく頭部だけのものも4体ほ ど展示されていたし、古いものを観るのが大好きな僕にはタマラナイ。まあ、「 なんだこれ? ただ古いだけじゃないか?」という人には何も面白くはないと思 うが。

  会場は意外にというか、ものすごく混雑していた。
  チケットを買う時点で行列、中も行列。もう少しゆっくり観られれば最高だっ たのだが、なんのかのと1時間半くらいかかってしまった。お昼頃に館外に出た ら、チケット行列は軽く100人越えというほど。そんなに一般ウケする展覧会で はないと思うんだけどね。


  昼食は飲み屋のランチ。
  銀ダラの煮付け定食。これがやたらに巨大な魚で、明らかに銀ダラではない。 銀ダラはシャケ(マスではない)のように身が1枚づつはがれるようになってい るのだが、そういう食感が全くない。ちょっと魚屋に出入りする人なら「これ、 ニセモノじゃん」とわかるはず。オヒョウか何かではないか。

  店に入ったとたん、給仕のオババやキッチンの職人がやたらに大声を出すよう な店。
  入った瞬間、「まずった!」と思ったが引き返すこともできず。威勢がいいと いうのと歯切れがいいのというのはだいぶ違う。一般に飲食店は声が大きすぎる と味が落ちるもの。やはり都内でも店選びは重要だった。B級2組的グルメを目 指す俺様としたことが・・・。せめてただのB級にしろ? それもそうか。


  帰宅して読書。

  『東大脳の作り方』を読了。
  東大理科V類に現役で合格した著者(現在は2年生)が東大に入るまでの人生 を語る。「東大脳」という表現はどうかと思うが(著者自身もそれには違和感を 覚えているようだ)、ものごとを organize する脳みその動かし方とはどういうも のかを語っている。

  決して良書ではないが、凡人の僕をして考えさせるものがあった。
  詳しくは後日のエッセイにゆずるとして、「俺って勉強しているのにどーして 偏差値上がらんかなー?」と思っている受験生は立ち読みでもどうぞ。ただし、 具体的な勉強方法の記述はない(それが本書の狙いの1つ)。たぶん、かなりの ショックを受けると思うが。


  軽く昼寝。
  好天気、部屋に流れる風、内田光子のピアノ、タオルケットとソファ。これで こそ休日であり、人間らしい生活だ。1時間。

  むくり起きだしてプール→整体。
  整体は1ヶ月ぶり。腰の調子は相変わらず良くない。肩コリもひどい。生活苦 もあることだし、そろそろ保険の使えるところに変えなければならないのだが。


  夕食。
  初めて食べるアカハタの刺身はカワハギに似ている。銀ダラ→オヒョウほどの 格差はなく、旨い。
  今年初めての銚子産サンマも刺身。まだ脂が少ないようで、もう1週間ほどは 焼くより刺身がいいと見た。
  ブナピーというキノコ(ブナシメジとエノキの交配種)とネギのヌタ。両方と も軽く茹でて酢味噌で食べる。これまた美味。
  日本酒の熱燗は宮城の「一の蔵」。ぬるめの燗が初秋に似合う辛口。ホンモノ の食事を取るからこそ活力が生まれるというもの。


  今日は全く仕事をしなかった。
  かなりストレスがたまっている感じもあり、これはこれでいいかという休日。
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