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盛り上がりは午前中に 10月12日
  眠いんだよコノヤロと7時過ぎ起床。
  問題は将棋の竜王戦だ。昨日書いたようにサンフランシスコで対局が行われて いるため、終盤が日本の朝になる。日本で行われる場合の経過のありがちなパタ ーンは以下の通り。

2日目午後3時
→終盤の入り口(仕事があるのでこのあたりまでしかウェブ観戦できず)
午後5時
→終盤真っ只中
午後6時
→優劣が見えてくる
午後7時
→決着

  渡辺竜王のブログ(ここ)によれば、サンフランシスコとの時差は「日本16時 間先行」。

午前9時(現地時間午後5時)
→終盤真っ只中
午前10時50分(現地時間午後6時50分)
→渡辺竜王投了、挑戦者佐藤棋聖1勝


  そりゃまあ、早起きして観るしかないのだ。
  観ながらの朝食はカンパチのアラの味噌汁。ずっと観ているわけではないので 新聞など。あれま、競馬のディープインパクトが今年で引退。以下は夕方のこと になるが、昔の生徒様♀(たぶん24歳?)からメール。いつものように勝手に引 用(^^ゞ

>ディープはサンデーサイレンス産駒なので、サイレンススズカのように最悪の シナリオを心配していたので、それが避けられそうということには安心しました が…

  く、詳しいな。
  サイレンススズカは98年の天皇賞(秋)で競争中止。もちろん予後不良(薬殺 処分)。つまり彼女はサイレンススズカとディープインパクトの父親が同じサン デーサイレンスであることも知っているわけだ。

  彼女が特別に競馬好きとは聞いていないから(隠しているのかもしれないがw )、ちょっとビックリした。
  考えられるのは彼女が中学生から高校生になったばかりのころに、サイレンス スズカの死を知ったということだ。10代というのはやはり多感な時期なだけに、 記憶も鮮やかなのかもしれない。

  推し進めて考えれば、10代の記憶というのはその後の人格形成(興味関心形成 ?)に強い衝撃(ヒマここ)を与えるということだ。
  このページの中心読者層はその10代なのだから、僕もそういうことを意識して 読む価値ある記事を書くべきだろう。布団干しの話に熱中しているわけにはいか ない。さりげない主題反復には気付いたかな?


  話を日記に戻すと、将棋は9時過ぎから渡辺竜王劣勢に傾く。
  僕はどちらを応援しているというわけではない。だから形勢が傾くのは歓迎で はない。しょうがないが。今日も好天気なので布団干しなどの作業を進めながら 観戦。あれ(・_・;)

  今日の休日は午前中が勝負だった。
  昼前から2時間ほど昼寝、スーパーで買出し、昼食はランチ寿司680円。やっ ぱりドラゴンス優勝セール品なども出ていた。午後は読書。


  『スズメの少子化、カラスのいじめ』安西英明を読了。
  僕はコチコチの文系人間であるために、読書ジャンルがどうしても文系モノば かりになってしまう。そこで理系向けの初級編とおぼしき本書にチャレンジ。

  バードウオッチングのすすめ、であった(-_-;)
  たしかにタイトルのように少子化やいじめの問題(トリの、だけど)を扱って はいるけれど、内容は「バードウオッチング、楽しいですよぉ。皆さんも始めて みませんかぁ?」というものにすぎない。著者は財団法人「日本野鳥の会」の偉い 人らしい。あー、紅白歌合戦でカウントする人たちね、というのが普通の日本人 の認識だろうか。

  スズメを基準にして他の鳥をどうやって見分けるか。カラスにはクチブトとク チボソの2種類がある。ハトにはドバトとキジバトがいる・・・。
  図表つきで丁寧に解説してくれる。そうかそういうものかとこの2週間ほど街 歩きをするときに注意してみたが、そもそも鳥なんてたくさん見あたらない。見 つけたところで、30メートルくらい離れたところにいるから違いなんかわかりっ こない。

  バードウオッチングに偏見があるわけではないが、「で、だから何?」という のが正直な感想。
  もっとも、この感想は僕の無関心によるものであって、心のアンテナがそっち 方面に向いている人には良書なのかもしれない。とはいえ、もうちょっとちゃん と立ち読みする習慣をつけよう。


  夕方にプール。
  なぜかビート板+バタ足というゆっくりスイマーがたくさんいて泳ぎにくい。 続いて整体へ。木曜は仕事をしない。

  木曜の夕食はいつもより丁寧に作るかも。
  シシャモ焼。大根おろしは必須。これという特色はないけどカルシウムは豊富 かな。
  サンマ刺。今日も幸運なことに朝漁の銚子産が買えたから。今年は豊漁とはい かないようだけど、魚としては異常に安い。秋にしか食べられないのもいい。
  シメジとネギのヌタ。茹でて酢味噌をかけるだけで美味しい秋の常備菜。
  キュウリ。野菜嫌いの僕が好んで食べるもの。味はつけない。
  シシトウの油いため。シンプルだが旨い。
  熱燗は宮城の「一の蔵・純米」。この秋はたくさんの銘柄を試している。


  ちょっと高めのロースハムと普通のレタスをつまみに赤ワイン。
  洗濯しながらこの日記を書く。ピアノソナタ。平凡な秋の休日。独りデートを しなくても充実できる。自分の中に、深みを作ろうとすれば。探そうとすれば。


追記:エッセイ220「親戚孝行でも激走3!」をアップしました。
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