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線引きに関する考察 10月21日
  ヘンな夢を観てばっかりなのよアナタ。

・サンマの刺身を必要以上に食べさせられる
・毛ガニを必要以上に茹でさせられる
・知らない女に必要以上に泣かれる

  どういう因果関係があるのか・・・と9時過ぎに起床。
  曖昧な晴れ方だが、曖昧に湿っている洗濯物を干すにはいい天気。布団につい ては、略(記述するのを)。


  つまらない雑用がたくさんあるのよ。
  昨日書いたようにCクラスの建て直しを計るため、もう1度予習のやり直し。 どこを余計に教えるかというのは、どこを教えないかを検討することである。そ の「拾うか捨てるか」の線引きが生徒様のレベルにピタリとあったときに、「い い授業だった」という感想が貰える。あ、予習は雑用じゃないか。

  今日は出勤直前の時間に断水の予定。
  断水=支度ができない(手が洗えないとか)ということなので、出勤準備を全 部繰り上げる。芸のないヘアスタイルでも一応はムースなぞつけて手が汚れるか ら。ところで、「ヘア」という言葉をヒワイに感じるのは僕の世代までであろう か。このあたりの線引きも難しい。


  自炊ができないので、本八幡のとんかつ「W幸」へ。
  相変わらず店員のオバハンたちは騒がしい。4人ぐらいのオバハンたちが、客 の往来に関係なく声を出すのだ。

「いらっしゃいませー」
「どうぞー」
「ありがとーございまーす」

とか何とか。1人が声を出すとそれに呼応して別のオババ声を出すシステムらし い。
  しかも、特に客の動きとは関係なく声を出すことが職務規定になっているよう だ。客がモソモソまたはガツガツと食べているところに「いらっしゃいませー」 なんて叫んだってしょうがじゃないか。
  こういうのって、どうせ社長だか何だかのトップダウンの命令(トンカツ屋た るもの活気がなければいかん。そう、店員たちが声をかけあうのだ。それも常に )でやらされているんだろうね。W幸はフツーにトンカツが旨いんだから、普通 にやればええやんか。ちゃうか?

  あまりにも腹が立つので時間を計ってみた。
  つまり「声が出ていない空白時間は最長でどれくらいか?」ということを調べ てみたのだ。世の中研究家見習いとしては基本所作であろう。

  結果は、17秒。やれやれ(-_-)


  校舎へ。
  Cクラスはなぜか男子の欠席が多く、女子率85%くらい。まあそれ自体はいい んだけど(うひひ)、男子はナニをやっとるんだね。

  長文の当日演習を入れる。
  Cクラスでは今年度初めてかもしれない。予習ではなく当日演習にすると、カ ンタンに実力がわかる。指示された方法で予習を続けてこなかった(辞書を引く とか)生徒様は手が全く動かない。間違えるにしてもメチャクチャなところでメ チャクチャなものを選ぶ。言ってはナンだが、見ていて面白い。

  長文の空欄補充なので、精読ができないと正解が出せない。
  白文読みをやっていないから、いまだに精読ができない。分詞構文がまだ読め るようになっていないのが判明した。つまり5月ころと能力が変わっていないわ けだが、1つ1つ潰していくしかない。もっとも来年の入試は「全入」であるか ら、とりあえず大学には行けるということでハッピーだろうね・・・とイヤミも ちくり。生徒様が読んでいるウェブでこういうことを書くのも勇気がいるのだが 、このあたりも微妙な線引きをしている。


  Lクラスは順調。
  欠席が続く生徒様が名簿から消えたため、出席率は9割近い。定例試験の成績 もまずまず良かった。今回の定例から授業内で全体の偏差値を紹介することはや めた。先日書いたように(ヒマここ)、何も復習していないからだ。偏差値は学 びのキッカケを作るものであって、一喜一憂するためのものではないからだ。と うことでここで紹介。全て順位がクラスの中間のもの。

R11 :61.5
Q12 :56.5
C22 :49.9
C13 :47.0
C14 :49.2
L14 :44.1
PA21:44.1
PA12:44.1

  Rは記述ゼミでQ・Fクラス対応。
  PAは頻パタゼミでL・C下位対応。
  他は本科で上のレベルからQ→C→L。

  そうです。垣根は低くなっている。
  L14は限りなくCに近づいているわけです!


  帰宅して夕食。
  漬けて3日目になった「メロの西京焼」は味がよくなった。焦がさないような 焼き方をマスターするのが次の課題。
  鶏スペアリブの炙り。塩コショウを減らして、スダチで味をつけてみる。スダ チ汁が多すぎるとカリッとした食感が失われる。さりとて香ばしさと酸味のバラ ンスも捨てがたい。どこに線を引くか、真剣に考える。


追記:『健志、英語を語る』初級文法編「群接続詞という考え方」をアップしま した。
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