各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
ホッチキスの何かが |
12月29日 |
|
早起きも4日目なので慣れてきた。
ある程度の眠気はあるにせよ、予定起床時間の10分くらい前に「起きろよコラ
」と夢が言ってくれる(ような気がする)。
朝食はウドン。
茹で上がる直前までカレーウドンだと思っていて、スープの素を入れた段階で
カレーの匂いがないことに気付く。スープを味見してもカレーの味がしないので
「そんなわけないだろ」と思ってウドンの包装を見てみたらタヌキウドンだった
と気がつく。寝ぼけているわけではないのだが、細かいところで集中力が落ちて
いるのかもしれない。具はネギと卵とシメジ。昨日の雑炊と同じだ。
千葉校へ。
北風強し。さむいさむい。今日さえ頑張れば今年は終わりだと自分に言い聞か
せる。毎年のようにこの時期の仕事量は減っているのだし(加齢も進んではいる
が)、このくらいで弱音を吐いてはいけない。幸いなことに腰痛以外は体調も良
い。
千葉校去る。
校舎移動のスキマに『妖精が舞い下りる夜』を読了。
著者である小川洋子の『博士の愛した数式』を読んだので(感想文はここの日
記)買ってみたエッセイ集。
ハッキリ言って駄作。論外。典型的な「小説家の
片手間エッセイ」と言える。別の文脈で感想があるので詳しくは後日のエッセイ
で。
市川校着。
やはり地下教室の加湿器はキッチリ4限開始時に「給水」の赤ランプが灯って
いる。豊富な演習時間を利用して生徒様用トイレに水を汲みに行く。アルバイト
の人もここまで目を利かす余裕がないのだろう。
そういえば授業前にホッチキスを使ったら、手にとってた3つが連続でタマ切
れだった。
5つ並んでいるうちの3つである。タマ(ハリ?)が切れた瞬間に使った誰か
が、つまりのべ3人が「タマを補充しておこうか」と考えるなり行動するなりの
余裕がなかったのだろう。何かが少しずつおかしくなっている。せめて、究極の
A型である僕が細かいところに配慮しなくてはと思う。タマの入っているホッチ
キスを見つければ問題解決、とはならないのだ。
この4日間を軽く総括。
・Cクラス
前のタームのQクラスに続いてデキが非常に悪い。
演習授業の場合、生徒様の7〜8割が正解している問題は軽くパスして進める(間違えるポイントだけ指摘)のが普通だろうが、そういう設問がほとんどなかった。特
に3日目はひどかった。
・Lクラス
並べ替え問題はともかく、超基礎問題の正解率はそろってきた気がした。
決して難関と呼ばれることのない大学を受ける場合、ひたすら基礎徹底(全て
はテキスト・単語熟語集の復習)を追求すれば大丈夫なのではないか。もはや長
文問題では差がつかないような気もする。
短文問題で、単語や熟語ががわからないから解けないという事態を回避するよ
うに授業をしたつもり。
たぶんそれで必要なラインは達成できるという僕なりのヨミだ。あるいはおそ
らく、ある程度以下の大学では短文問題のほうが配点が高いのではないか。真偽
を確かめる術(すべ=方法のこと)はないにせよ。
どちらのクラスも文法に代表される理論構築をおさらいしたつもりだが、どこ
まで通じたか。
文法の項目別の勉強と問題形式別に知識を頭から取り出す勉強の区別がついて
いないという印象を受けた。「関係詞」とタイトルがついているか否かで選択肢
の検討方法が異なるはず(もちろん講師や問題集の説明も異なる)だが、その違
いを意識することができていないという印象があった。
そこで
「この問題ではこういう空所でこういう選択肢があるから、××の項目になる。
で、ここまで考えられて正解が出ないなら××の項目の復習に抜けがありますか
ら自宅で戻ってください・・・」
という方向性でやってみた。
しかし何しろこの数年は通年授業の出席率が悪く、「1学期第7回の分詞の授
業に戻ってください」とアドバイスしても意味がない(欠席しているから戻るノ
ートすらない)という可能性が残る。
受験生全体のレベル低下もあるだろうから
なんとも言えない部分もあるが、かなり心配。
授業後は毎年恒例のBBQ数学講師Cと寿司の打ち上げ。
これでたぶん6年連続だ。話は弾んだが話題は明るくない。問題のない人生はない。むしろ、順風
満帆な時期の5年後が苦しいのだろう。その逆が必ずしも成立するわけもないに
しても。
来年の今日も同じように寿司を食べられればいいですね、という締め。
Cは呑まないので僕だけで日本酒4合。本日2回目のさむい寒いコール(自分
向けw)をしながら帰宅。明日からの4連休には、ホッチキスにタマをつめない
と。
まァ、つらいときもあるさ(^_^)/
|
|