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ユルゆる休日 12月30日   寝坊希望で頑張るが、８時過ぎに目覚める。   いちど体内にリズムができてしまうと戻すのが難しい。この10日くらいは睡眠 不足ペースで来ているのだから、もっと寝なければならん。   とりあえず洗濯物を干す。   晴天。太陽の光を浴びると目が覚めやすいということで、実に残念ながら目が 冴えてしまう。うーこれでいいのかと朝日が差し込むベッドで読書。気がつけば 眠っていた。陽光、関係ないじゃん。   11時、本当に起床。   とりあえず昼食を取りに出る。いつもの中華料理店で豚肉と湯葉の炒め物。う まー。   その足でスーパーへ。   元旦は実家に戻るから２日分の食材調達をしなければいけない。年末というこ とで大混雑。もちろん全ての商品が高値。なにもかもが高い。キュウリ１本100 円とか真鯛１匹3500円とか（ふだんは天然でも2500円くらいだ）、そんなんアリ か？   帰宅してコーヒーを淹れる。   ウェブをさくさくと巡回、掲示板の返事、ＨＰの作業など１時間半くらいか。 風が強いけど布団がよく乾く。いい気分だ。クラシック音楽を聴こう。   マンガ『のだめカンタービレ』の副主人公である千秋真一の「指揮」によるブ ラームス。   『のだめ』はもちろんフィクションだから、千秋真一も当然のように実在しな い。では実際に振っている（振る＝指揮する）のは誰なんだろう。もっとも、指 揮者の固体識別なんてできないけど。曲そのものについての感想は保留。   モーツァルト生誕250年の2006年もそろそろ終わることだし、少しずつ他の作 曲家も聴いてみたいと思っているところだ。   狙いはピアノソナタないしピアノ協奏曲。まずはベートーベン、ショパンあた りから攻めるべきなのか。何も知識がないのでつらいが、それだけ選択肢がある とも言える。長くなるのでこの話題もまた今度。   当然のように読書。   『離婚なんてもったいない！』岡野あつこを読了。   ウェブサイト「All about」の「離婚」ガイド主宰の著者による離婚回避のス スメ。嫁が来る前に離婚本か、おれ。それはともかく、愚書。   「All about」は比較的好きなサイトだ。   何も事情がわからない世界のことを覗き見するときに便利である。ということ で、「All about Books創刊」のコシマキ（本の帯）に騙されて買ってみた。   21種類の「離婚寸前」のケースを紹介し、その投稿（？）文章の一部に著者が コメントをつける形式。ときおり「あつこチェック」と題されたコラムが挿入さ れている。   本書奥付けの著者紹介には「的確なコメントでテレビや雑誌等に多数出演」と あるが、そのコメントが通りいっぺんありきたりで面白くともなんともない。「 あつこチェック」から１つ例を挙げれば、ギャンブルに狂った夫（妻）にどう対 処するか。 ＞どうしてもギャンブル熱が冷めないなら、事前に夫婦で上限額を決めてお くのが得策です。（ゴシック本文まま）   あのですね、世の中研究家見習いの僕に言わせればですよ、ギャンブルで上限 額を決められるくらいなら、ギャンブルに狂っているとは言わないの（ここの日 記）。   小市民の小バクチとしてのギャンブルはもっとミジメなのッ。   感想文に戻すと本書くらいの内容では、ウェブで無料で読むならともかく、書 籍にして金を取る必要がない。   本書の内容がつまらないというのではなくて、無料なら価値を認められてもい いかなというレベルに過ぎないということだ。したがって、離婚を意識・考慮中 の皆様は立ち読みかウェブで済ましましょう。   オヤツは焼ウドン。   久しぶりだなあ・・・と食後に紅茶なぞ飲んでいるともう４時か。年末大掃除 の趣味はないが、すこしくらいは年末らしいことでもすっかと掃除。   洗面所下の整理。   洗面用品などがゴチャゴチャになっているため。ホテルなどでもらってきたノ ベルティーが困る。シャンプーやリンスや石鹸は家計の助けになるが、困るのは 「化粧水」のようなスキンケア用品。化粧水とは、いったいどのように使うのか 。捨てる勇気があるほどサバけた性格でもない粘着系Ａ型のわたしである。   ５時過ぎに整骨院へ。   着いてみれば診療時間は５時までと判明したが、ＯＫだという。ありがたい。 開店直後ということでサービスがいいのか。ただしマッサージだけ。たった15分 でもかなり違う。もっとも、ここに通えるのもあと半年だけか。   書店に寄ろうかと思ったが、あまりに寒くて帰宅。   洗面所下から出てきた浴用ハーブを入れてゆるりと入浴。根がケチなので「ど のくらいつかっていれば元が取れるか？」と考える。そもそも温泉は別として長 い間つかっているのが好きなわけでもなく、それ以前にこのハーブは頂き物だっ たような気がするけど。   夕食。   豆腐と鶏ひき肉のアンカケを作る。レシピには「シイタケ・ネギ」とあったが 、シメジ・エリンギ・白菜で代用する。似たようなものだろう、どうせ煮るんだ し・・・と下らないオヤジギャグを言いながら（しかも独り言ｗ）作ってみれば なかなか旨かった。アンカケ料理が冬の夜に似合わないわけもない。   他にはお正月用に売っていた海鮮珍味の盛り合わせ。   ウニのクラゲ漬け（逆か？）とか松前漬けとか、そういう感じの酒肴。料理の 楽しみがないことを除けば悪からず。ビール350ＭＬ、日本酒１合半。   ホロ酔いでこの日記を書く。   他にも書くことがあったような気がするが思い出せない。早く書き上げてアッ プしてワインと読書に移行したい気分も強い。年末年始くらいはユルめの生活も いいじゃないですか。ではまた。    これまでの日記はコチラ