各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
何を捨てるか |
1月25日 |
|
前記:センター英語(筆記)解説速報アップ中です。
お昼前に千葉県某所。
きっちりとした晴天、強い北風。
このHPのサポーターと打ち合わせ。という口実で昼飯を食うだけ。打ち合わ
せは10分程度(イラストに関して)で終わり、あとは無駄話。最近の本は文字が
でかすぎないかとか、小説なんざ学生のうちにしか読めないとか、30代半ばの我
々2人が無職同然とはどういうことか、など。僕もこの時期は無職と同じような
ものだし、サポーターも長期休暇中。いろいろな人生がある。
帰宅してネットで将棋観戦。
今日はまたまた王将戦で、その2日目。指し手が進まないので、PCを開けた
まま部屋の整理またはゴミ捨てをする。引越しに備えて抜本的にモノ減らしをや
らなければならず、整理するべきものが多い。紙を使う職業なので、どこまで保
存するかが難しい。たとえばセンター試験関係の紙。
・実際の問題
・対策授業などのテキスト
・過去問題集(追試分があるからね)
・対策問題集
・自分で集めたデータ(マンガの切り抜きなど)
マンガの切り抜きというのは、ある年度に出題された長文の背景知識が、セン
ター試験実施の前週発売のマンガに出ていたもの。これを保存しておいたからど
うだというメリットはないけど。
余談としてセンター試験平均点の中間発表。
英語は131点とのこと(昨年は127点)。今だからバラすと、僕の感覚的予想は123点だった。本当は127点くらいと考えたかったのだが、正直に言って読めなかった。自分の予想と結果が8点もズレたのは今回が初めて。つまり授業の現場感覚が現実とズレてきているわけで、これは問題だと思う。またその一方で「これで平均が120を割るのでは、もうこの業界にいても意味がないな」と思っていた。そういう意味では安心した。
部屋の整理に話を戻し、自分の基準としての「必要最小限」を下げる。
いや、上げる、というのかな。今までの自分なら「これはとっておこう」とし
たものの5割は捨てることにした。これを7割くらいにすると精神的にきつくな
り、9割にするときは精神的にすでにきつくなっている時であり、10割にすると
きは自殺予防のために医者に行くべきだろう。
3時前にプール。
将棋の王将戦は羽生王将有利のまま推移している。しかし1時間以内に決着す
ることもないだろうという判断。お互いの持ち時間8時間を使い切るのが夕方6
時過ぎくらいだったはず。プールから戻ってきたあたりが佳境になるだろう。
ヒミツの花園を2時間。
挑戦者の佐藤棋聖は粘るがやや虚しい感じ。夕飯を作って、食べ始めたあたりで投了。佐藤の作戦負けという感じで面白い将棋ではなかった。これで羽生の2勝1敗(7番勝負)だが、まだまだこれからだろう。
夕飯のメインは「鶏わさ」。
鶏のササミを軽く茹でてワサビショウユで食べるもの。普通は三つ葉を添える。しかし、とある読者様から以下のようなメールを頂いた。
>次の「一話一膳」のメニューは鶏わさでヨロシク! 柚子コショウをショウユに溶いて食べるとバリウマ!
ふ〜ん。
じつは「鶏わさ」は既に写真とレシピを原稿にしてあるが、大切な1つの物語が書けていない。1回の食事には1つの物語があるという基本姿勢で書いているので、アップが遅れていて申し訳ない。
さて「柚子コショウをショウユに溶いた鶏ワサ」。
これはこれで1つの達成である。しかし、本来の鶏ワサと異なり三つ葉を使ってはいけないらしく、多少だけ鶏の臭みが気になる。ワサビと三つ葉という「香辛料」で生臭い鶏肉を食べるものではないのか。しかしそれでいて味そのものはヨロシイ。味が充足、香りが不満。何を足すか考えるべきだ。なお、件名のように何かを捨てるとどうなるか。
1、ショウユに溶いた柚子コショウ
2、半分だけ生の鶏ササミ肉
このいずれか。
1はともかく、2は厳しいだろう。そもそも、ワサビを使わないと「鶏ワサ」と呼べないではないか。ときには何かを捨てないのも大切か?!
追記:エッセイ237「青森でも激走4!」をアップしました。 |
|