予備校講師でわるかったな!





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経験はスパンに左右されて 3月20日
  ひどい寝坊。
  起床時刻もそうだが(午前10時)、睡眠時間が(9時間)((+_+))

  忙しいとか、疲れているとか、気分がすぐれないとか、機嫌が悪いとか、布団 が干せないとか、嫁が来ないとか、そういう理由があれば寝坊も悪くないんだけ どね。


  慌しく布団を干し、11時過ぎから活動。
  久しぶりに家の固定電話の着信記録を見ると、ケッコウな数の着信がある。以 前は、つまり半年くらい前までは、電話が鳴るのは週に1回以下だった。しかし 最近は週に5回くらい鳴っているようだ。そういえばつい最近、知らない不動産 屋からダイレクトメールも来ていた。誰かがどこかで漏洩したんだろうなあ。

  着信記録にある番号が知らないものばかり。
  ほうと思ってネットで検索。たいていは見つからないが、1つだけヘンな番号 があった。地元の某警察署から。なんだなんだ?

  考えられるのは・・・ではなくて(←何だw?)、戸別巡回のついでのような ものだろう。
  玄関のチャイムはもちろん、オートロックの向こう側でチャイムを鳴らされて も返事はしない。宅急便が来るときは別である。その場合は直前に携帯電話から かかってくることが多いし、とつぜん宅急便が来るわけがないから事前に予測で きるわけだ。

  さて問題は警察の電話である。
  さすがに向こうだって着信記録が残ることくらいは知っているだろうし、こう やって調べればすぐにわかることだから、メッセージくらい残しても良さそうな ものだが。もし戸別巡回だとして、もしそうして電話をかけてきたとして、こう してメッセージを残さずに済ますなら、電話した意味がないじゃないか。それと もあるいは、警察様にお電話を頂いた臣・信原が電話し申し上げるべきなんだろ うか? 敬語はあっているのだろうか?


  春講の予習。
  テキストは先週末に届いていた。開講の10日以上前の到着ということで、これ は良きことである。人によって事情はかなり違うけど、余裕をもって準備ができ るのはありがたい。今日のところは前年度踏襲テキストをしこしこ。全体の33% が終了。踏襲といっても、去年と同じ進行になるわけではない。どこを切ってど こを増やそうかと検討するわけだ、毎年と同じように。

  読書なぞしつつ、ネットで将棋観戦。
  王将戦7番勝負は3勝3敗で羽生王将と佐藤棋聖の決戦局。このような「×番 勝負」というのは、数字を略して「番勝負」と呼ばれる。今年は去年に続いて7 局目までもつれこんだ。また昨年と同じく対局場が新潟の佐渡島なので「佐渡島 決戦」などと呼ばれているようだ。

  3時くらいまでは良い勝負。
  どこからか一気に形勢が変わり、4時には勝負の趨勢(すうせい=その後 どうなるか)が見えてきた。ああこれは羽生が勝つな、と思ったあたりで出勤時 間。


  検見川浜校へ。
  今日出講する講師のほとんどは3年生の担当で、僕は2年生の担当。3年生は 2コマで160分で、2年生は2コマで140分。2年生は授業間の休み時間が5分少 ないので、僕は25分遅れの6時45分スタート。しかも2年生の休み時間の始まり (7時55分)は3年生の後半の授業の始まりと同じなので、僕だけがいつも取り 残されているような感じ。しょうがないけどね。

  休み時間の講師は様々な話をする。
  世間話か、生徒様の話か、ごくまれに業界話(小声w)。授業前後というのは やはり多少緊張するので、休み時間の会話というのはリラックスするのに必要な ものだ。しかしこうして休み時間に話し相手がいないと、何だかなあという感じ もする。まあ、特別に話したいというわけでもないんだけど、僕の場合は。

  検見川浜校の運営について続き。
  生徒様の数が増えるまでは、10年くらいかかるのではないだろうか。京葉線沿 線はある種の「陸の孤島」であり、京葉線以外を通学に利用する高校生が検見川 浜校に来ることはまずないだろう。この続きはまた今度。長い話なので。テツの ネタもからむし(^_^;)


  授業は無事に終了。
  次回は春期講習。2年生のハイレベルの講座では、早くもむき出しの受験問題 を扱う。項目立てがない問題で、どの知識やどの考え方を取り出すかを検討する 。何が足りないかを早めにチェックしておいて、「高2の冬ですでにMARCH は滑り止め」くらいを最低目標にすることになる。合格逆算主義をモットーにす る僕なので、この手の授業は得意だ。

  受験の準備は早ければ早いほど良い。
  早くスタートすることがいいと考えるべきではない。「早くスタートすること が受験時期を後ろに遅らせることになる」と考えるべきだ。わかりやすくするた めに喩えよう。

  高校3年生がいつ受験勉強を始めるか。

生徒様A:3月スタート→11ヶ月後に終了
生徒様B:7月スタート→7ヶ月後に終了

  生徒様Aが、もしBの立場にいれば、10月に入試本番を迎えることになる。
  10月と言えば、普通は過去問に取り掛かる時期だから、すでに大きな差(実力 差ももちろん大切なのは時間差)がついている。

  2年生から始めるか、3年生から始めるか。
  大学入試が簡単になっているからこそ、早く始めるほど有利になっている。こ れがなかなか理解されないことだ。「あ、なるほど」と思った賢い親御様や高校 生様はすぐに「ここ(市進予備校)」をクリックすること。実に自然な宣伝だぜ 。

  さてこう書くと、3年生はショックを受けるかもしれない。
  実は、それでいいのである。残された時間が11ヶ月あっただけ、まだマシな方 なのである。「もう11ヶ月」と考えるか「まだ11ヶ月」と考えるかは本人次第で ある。「もうはまだ、まだはもうなり 秋の暮れ」という川柳もあるじゃないで すか。まだ春だけど。


  寒い夜道を帰宅。
  将棋は羽生王将の防衛になった。三冠を維持。これで通算10期目の王将獲得に なり、史上2人目の「永世王将」となった。ちなみに1人目の永世王将は大山康 晴十五世名人(故人)で、王将獲得は20期。羽生が大山に劣るのは活躍期間の長 さだけ(実力については世代が違うので比較する意味がない)。まだ36歳の羽生 はこれからが長いということになる。

  佐藤棋聖はつらいだろう。
  この1年、同じことを何回書いたことか。これで同じ年度で5つのタイトル( タイトル戦は全部で7つ)に挑戦して、4つ敗退。棋聖を守ったことだけが救い で、進行中の棋王戦が望み。5年前の自分よりはるかに強くなったのに、同年代 の羽生に阻まれ、1回り年下の渡辺に阻まれる。将棋に強くて勝負に弱い、これ が棋士にとってどれほど辛いのか辛くないのか、僕には想像できない。


  夕飯のお供はキリンの新作ビール「ザ・ゴールド」。
  今日発売ということで昼間に買っておいたのだ(寝坊するわりにはこういうト コロだけ・・・)。期間限定ビールではなく、新ブランドとして継続する予定と いう触れ込み。キャッチコピーは「隠し苦味」。

>「隠し苦味」が次の1杯もうまくする。

  とりあえずビールではなく、お代わりをしたくなるという触れ込みである。ど れどれ。色はやや薄め、アルコール濃度も4.5%で最近のビールとして薄め。

  ライトだが、苦い。
  泡というか炭酸がきつい感じ。これはこれで旨いとは思うが、新ブランドとし て売り続けるには足りないと見る。もう20年くらい前になるが、「一番絞り」の ときの強烈なインパクトにははるかに及ばない。僕がビールに慣れたからか、僕 が辛口になったからか、それはわからない。6本買ったから継続審議となる。

「あの・・・20年前って、先生はまだ16歳なのでは?」

  受験までの時間は少ないから早く寝なさい(^_^)/~


追記:エッセイ245「なにわ、自転車で激走!」をアップしました。

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