各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
A型チマチマ |
5月12日 |
|
5時半に目が覚める。
二日酔い。5段階のレベル3。幸いなことに晴れているので部屋の換気、水分
摂取、シャワーと動きまくる。まだアタマがガンガンする。すぐにベッドに戻る
よりは、と新聞に目を通すと、TV欄に漫画『めぞん一刻』の実写ドラマがある
と出ている。M日新聞のTV欄から引用。
「携帯もメールもないけど、僕らは一生懸命生きていた!〜昭和58年、ボロアパ
ートに咲いた愛と絆!」
実写版が初めてだということ。
『めぞん一刻』を読み終えた話は以前に書いた(感想文日記はここ)。マンガ
を実写にすると、マンガからのファンが失望するのは当然のことで、まあそれは
どうでもいい。携帯とメールがあったところで無気力に生きるわけでもないと思
うが、これもどうでもいい。
気になるのは、舞台となるアパート「一刻館」の間取りだ。
番組のウェブサイトを見る。
へぇなるほど。そうなのかな、という感じもする。実際のマンガでは間取りが
ハッキリしない場面が多い。建物自体が南向きなのはほぼわかるが(朝日の当た
り方などから)、各部屋がどちらの方角を向いているのかよくわからないのだ。
実写版でその「解釈」を知りたいような気もするが、夜にはTVを観ない方針。
伊東美咲が管理人さんか。んんー。ちょっと安易なキャスティングにも思える
。萌えないというか。
6時半から2度寝。
大の方をしたいのにする場所がなくて探し回る、というブリリアントな夢だっ
た。そもそもトイレという存在が許されていないようで、「代わりにここ」でと
思うと狭かったり、人がいたり、非常に困る。下ネタは早めに切り上げて、9時
過ぎ起床。二日酔いはレベル2に回復。寝ていればいいのだが来客がある。引越
し業者による見積もりが3軒。
室内で組み立てた巨大なクローゼットは搬出できないと確定。
組み立てた業者に電話して「解体→組み立て」を依頼。これだけで14,000円。
本体が20万ちょっとだったので妥当か。
見積もりの最初の2軒は言いなりになる。
つまり見積もりだけ単純に提出してもらい「他にも訊いてみます」と交わす。
結局、3軒目が一番安い見積もりだった。当然のように「・・・で、いくらまけ
てくれる?」と交渉しなければ。もちろん最初の2軒の見積もり額は言わない。
「安うしまっせ、引越しのサカ・・・ってよくテレビでやってるじゃん」
「あの、あれは他社さんなんですが」
「親猫が子猫を扱うようにってのだっけ?」
「あの、それも他社なんですけど」
「即日お届けサービス、か」
「あの、県内なので即日に決まってますが」
「そうか、郵パックってやつだったね」
「それは郵政公社です」
「で、いくらまける?」
「・・・(単刀直入に言えよ)」
3トン車では不可能ということで、2トン車で往復することに。
2トン車2台だと料金が高くなるため。4トン車はスペースの関係で不可。捨
てるもの(ビデオとガスレンジ)の処理をサービスにしてもらい、さらに交渉。
この手のことは畳み掛けるように進める主義。早めの予約ということで、さらに
妥協案を提示してきた。もう一声、下4ケタの端数(8,550円)を切ってくれない
か?
決定。
最高提示額を100とすれば決定した額は75くらい。予定額の15万円より少々安く
なった。業者のレベルを下げればもう少し安くなりそうだが、まあ面倒だし、手
打ち。しかしこの業界、値段なんてあってなきようなモノ、の典型だよね。眼鏡
屋か。
はあ疲れた。
お昼過ぎの昼食は焼きソバ。やっと二日酔いが抜けた。続けてネットのプロバ
イダー解約手続きと、NTTに住所変更及びネット回線解約の連絡。引越し日が
決まったのでいろいろと作業が進む。少し雲が出てきたけどいい天気。最高気温
20℃ちょっとの今から数週間はいい季節だ。続けて読書。
2回目の昼食はキツネそば。
卵も落としたからキツネ月見そばだ。ふふふ、リッチな俺。下らないこと書い
てないでさっさと校舎に行け。
今日も体験受講の生徒様が×人。
受講後のスタッフによる取材では「速かった」と「知らないことばかりだった
」とのこと。速さは必ず慣れる。受験用に勉強していなければ、知らないことば
かりであるのは当然で、そこを矯正していくのが勉強なので問題ナシ。入会クラ
ス決定試験を受けるとのこと。昨日の×名も受けるそうだし、まあ少しずつだが
生徒数は増えたことになる。
5月入会の生徒様の初回は今日で終了。
全ての新入生に「初期設定プリント3枚」を手渡している。今年は新入生全員
を名前で呼んで、授業直後に取りにきてもらった。今週は夏期講習の説明会が授
業後にあったためだ。
意外だなと思ったのは、その新入生たちの最後の一言が全員同じだったこと。
>ありがとうございました
わざわざ新入生用にプリントを無料で配るのだから当然と言えば当然だが、去年まではき
ちんと謝意をコミュニケートしてくることが少なかった。つまり「じゃ」などと
言ってお茶を濁して去る生徒様が多かったのだ。小さいことだが嬉しき良きこと
だ。
また一方で、生徒様というか最近の若い人のコミュニケーション能力について
不満に思っていることもある。
それはまたそのうち書くことにしよう。それにしてもこの、「最近の若い人」
というのはイヤな表現ですね。好むと好まざるとにかかわらず、オヤジ化してい
るんだろう。オヤジ化、というのは実は悪いことではないのだが。「永遠の青年
」などと自称(または他称でも)しているオヤジを見ると蹴りたくなる。そうで
もないですか、初期中年の皆さん?
帰宅して夕飯。
しのぎ飯。昨晩は飲みにいって大枚をはたいたことだし(タイマイヲハタク=
お金をたくさんつかうこと)、やむをえないか。ゆでた豚ロースと長ネギの豆板
醤あえ、高級カマボコ、キムチ、ラッキョウ、納豆、大根オロシ、茹でインゲン
、ままかり酢漬け、カブの浅漬け、イワシ姿煮缶詰など。もちろんヌル燗ととも
に。
メインディッシュがないときの食事のコツ。
全てをやや小さめの小皿に盛ること。しかし品数は増やして、皿がたくさん並
ぶようにすること。1つ1つの皿がしょぼくても、少しずつ片付けるように食べ
ていく感覚が嬉しい。特に、酒飲みはこれを喜ぶ。給料日前の金欠に悩む若奥様
はぜひお試しを。ただし、ダンナがA型でないと、こういう楽しさはわかっても
らえないかもしれない。
ところで今日の俺、二日酔いじゃなかったのかな?
|
|