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5月21日 |
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大学教授と昼食を取ることになった。
連れていかれたのは、なぜか屋台のオデン屋さん。開店直後でメニューが少な
く(普通は逆じゃないのか)、厚揚げとハンペンを注文。235円。その端数は何だ
。ハンペンに5円がつくのか。それとも厚揚げに3円でハンペンに2円か。なん
かおかしくないか。目が覚めた。4時半。
今日も快晴。
どうせ眠くなるだろうと行動開始。まずは予習やるだよ。こりこり。テキスト
にはいくつか新しい長文が入っている。どれどれ、Cクラスか。
>異文化相互不理解が対立をもたらす
・・・つまんねー内容だなオイ。
英語そのものがどうとかという前に、内容が面白いといいんだけどなあ。たと
えば、今年のテキストから消えてしまった小説のあらすじ。
>16歳のリナータは女優になることを決心して、パパにその夢を告げた。ところ
がパパは「おい、お前の演技を学芸会で見たけど、まるでイモだったぞ。お前は
まるでママの服を着て仮面舞踏会に出ているかのようだった」と反論する。
そこでリナータは反論する。「なによッ! パパは前に、女優のいいところは
ワザとダサい演技をするところだって言ってたじゃない。パパのウソツキ! 人
でなし!」
するとパパは持病の癪(しゃく=心臓などに発生する激痛)を起こし、卒倒す
る。リナータ「パパ、パパっ!」・・・。
こっちのほうが面白かったと思うんだけどなあ。
9時になった。
2時間半くらいやっていたことになる。ちょっと休憩でネットなぞ覗き見。市
進予備校のサイトを見ると、やっと例の件が発表になったようだ。
2007年夏、溝の口校開校!
「あー、溝の口(みぞのくち)ね~」という関係者の微妙な笑いが予想できる
な。
JRでいうと南武線でしたかね。武蔵溝の口駅、なのか。千葉県民の僕からす
ると、どういう立地環境なのか想像がつかない。なんで溝の口なんだろう・・・
というウワサは飛び交っているが、もちろん書かない。うまくいくと良いですね
(結構真剣に)。ついでにサイトの作業少々。
腹減ったな。
キツネそば。予習に戻ってまたまた没頭。今日も洗濯をして、布団も干してあ
る。いい気分だな。お昼前に整骨院へ。その足で書店をのぞくが目ぼしいものは
ナシ。未読本はまだ15冊くらいあるから大丈夫かな。
帰宅して人様に借りたDVDを観る。
DVDプレーヤーなんか貧乏なので持っていない。17インチのパソコンで観る
。なんか知らないが再生装置が2つあって、その片方で観ると画面いっぱいにラ
イブの映像が広がる。こんなシステムが入ってたんだ。ふだんは全くDVDを観
ないもので。
倉木麻衣の『Grow,Step by Step』2枚組の1枚目。
90分くらいかな。3年くらい前のものらしく「デビュー5周年でーす」みたい
なトークがあった。デビュー時に比べて器量が・・・何でもないです。唄は好き
だし、彼女のほとんどのCDは持っている。つまり好きなのだ。
しかし、こうやってライブを観ていると「やっぱライブで勝負できる歌手じゃ
ないよな」という感じがする。
もともと声量がないほうだし、ライブで動くから息が切れている箇所が多い。
いや、実に唄は全く悪くないのだが、ライブではどうかなぁという意味です。
そ
れにしても、どこかでサービス映像(悩殺ポーズ等)でも出てくるかと思って注
視していたなんだけど、出てこなかったな。2枚目に出てくるのかな、出てこな
いのかしら。
え、それはエロビデオじゃないだろって? そういうものなの?
小1時間ほどエッセイを書いてから2回目の昼食。
ソース(明太子)をかけるだけのパスタで済ます。そろそろ眠くなってもいい
はずなのだが。プールへ。24分でピッタリ1キロ。いい調子。陽が長いようでま
だまだ明るい。ドライブに出る。
晴れた夕方に独りドライブ、独身者の楽しみだね。
紫外線はゆるみ始めていて、風も少しだけ冷たくなっている。長袖のシャツが
ちょうどいいくらい。街道沿いに書店があったので立ち寄ると、今度は4冊ほど
収穫があった。駅前の書店は新しい本が多いけど、こうやってちょっと田舎に行
くとやや古めの本があって助かる。それだけ在庫を抱える余裕があるということ
だ。
2時間で帰宅。いい運動にもなった。気楽だねえ。なお、しつこいようだが自
転車ですので。
夕飯前に軽く読書。
『喜びは悲しみのあとに』上原隆を読了。
しっとりとしたルポルタージュ集。特定のジャンルはなく、どこにでもいる市
井(しせい)の人々を描くこともあれば、「普通こういう人はいないよな」と思
わせる特殊な人々を描くこともある。
・中学生時代にイジメを経験した女性
・夫婦ともに不倫をして離婚した女性
・「リカちゃん人形」のコスプレを楽しむ性同一性障害の男性
・インポテンスに悩む40代男性
・子殺しの裁判ばかり傍聴する49歳女性
・渋谷でキャッチセールスの勧誘を職業にする埼玉出身の23歳男性
著者は常に1歩引いた視点を持ち、それぞれの人々が抱える事実を冷静に書く
。
文庫の著者紹介によれば「ボブ・グリーン・タッチのルポを書く」となる。言
われてみれば、落ち着いて覚めた視点や文体はそうかもしれない。そこに退屈を
感じる人も多いだろうから、立ち読みしてから判断をどうぞ。僕はそこそこに退
屈できて良いと思った。皮肉ではなくて。
夕飯には初挑戦メニューを参加させる。
オイル・サーディン。イワシの油漬けの缶詰だ。洋風料理が苦手なので、アン
チョビとどう違うのかよくわからない。まあ何とかなるべぇとネットで検索。こ
の時点ではオイル・サーディンではなくアンチョビだと思っていた。「アンチョ
ビはナスとニンニクで炒めろ」のような記事が見つかったので、流し読みしてか
ら台所へ。
こんなもん、オリジナルで作れなくて男か。3行レシピ。
1、ナスをマーボーナスで食べるようなサイズに切って塩もみ。
2、ニンニクスライスをオリーブオイルで熱し、1を投入。
3、2にオイル・サーディンを投入して軽く塩コショウで完成。
うまいぞッ!
焦げ気味のナスにニンニクの香りがたちこめ、オイル・サーディンの油がナス
に調和する。忙しくて、楽しい一日だった。
追記:エッセイ256「お知らせコーナー0605-07」をアップしました。
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