各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
見る前に跳べ、跳ばなくても腰痛 |
6月18日 |
|
7時半起床、くもり。
「ズクはいくつ残ってますか?」と質問されて困る夢だった。ズクとは1万円を10枚に束ねたもの。たぶんバクチ用語。実に象徴的でよろしい。朝から活動。
新居の残代金支払い。
まずは実家に戻って印鑑をピックアップ。残高がすごいことになっているので
、通帳は家に、印鑑は実家にと分けて保存してあるわけ。すぐに地元にとって返
し、銀行めぐり。8ケタの金額をまとめて振り込むために、1つの銀行に預金を
集中させる。金額が大きいのでこっちはドキドキしているけれど、銀行員からす
れば普通のことらしく、しれっと事務的に作業は進む。
10万円を超える振込みには、本人確認が必要になった。
しかしこの徹底は計られていないようだ。印鑑と免許証を要求するところがあ
り、印鑑が不要のところもあり、免許証のコピーを取られるところもある。どう
せなら共通ルールにしろよと思うが、これも世の中というものか。
銀行から銀行へ振り込まれるのに、2時間ほどが必要だとのこと。
いったん帰宅して昼飯を食べてから、再度銀行へ。通帳記入をして入金を確認
してから、窓口で不動産会社に本当の振込み。さあこれで、本当にマンションを
買うことになるんだぞ、と何となく力が入る。
あっさり作業は終わる。
事務的でつまらんのう。感動とか感涙とかはナイ。ただ単純に帳面上でお金が
動いただけ。具体的な金額を書くほど悪趣味ではないが、ちょっとだけ。お金の
話というのは、読者がヨロコブものだからね。
本体価格以外に払うことになったお金。
一般に物件価格の5%と言われる。カーテンや照明などのインテリア、部屋の
仕様変更、登記料や印紙代、火災保険料や諸経費だ。僕の場合は7%くらいだっ
た。和室を洋室に変えたり、キッチンに工夫したりしたのが「余計な2%」に相
当するようだ。
若い人のために、例として金額を挙げてみよう。例だからね。
東葉高速鉄道の八千代中央駅から徒歩12分のマンション。2LDKで64平米。
これで2,800万円としよう。頭金は一般に物件価格の1〜2割だから、2割として
560万円は最初に払う。しかし、上記の「物件価格の5%」というのは最初に払う
しかないから、さらに140万円が必要になる。2,200万円あまりのローンを組んだ
としても、最初に700万円も現金が必要なのだ。このローンを35年かけて支払うと
、利子を含めた総支払い額は3,500万くらいかな。ちゃんと計算してないけど。
あくまで例であって、僕の実話ではないのでよろしくね。
話を戻して、今日の僕が払ったお金。
今の家に引っ越す直前の貯金額に戻った。つまり7年半くらいで貯めた金額を
全て支払いに使った。人生は7年半先に進んで、貯金は20代最後の年に戻ったこ
とになる。実際には、さらに借金を背負ったのでもっと悲惨なことになっている
。みなさんも頑張って貯金しましょう、という教訓ね。高校生が読んでいるのに
こういうロコツなことを書くとは、イヤな大人ですねえ(^^)
雲は少しだけ取れてきて陽が差している。
腰痛の状態がよろしくない。凝っているのは日常で痛いのも日常、しかしそれ
が気になってくるのは非日常。何をするときでも腰に意識を持たなければいけな
い、これが僕の腰痛レベル3(5段階)。湿気が高いからだ。この梅雨の時期と
寒くなりはじめる初冬が恐い。
遅めの午後は読書。
正確には腰が痛くて何もできないのだ。プールには行けずサウナのみ。何もし
てなくても腰痛レベルは4にアップした。歩行の困難と生活に苦しむレベル。か
なり厳しい。夕方に再び実家へ。移動がきつい。
牛肉のタタキを持参。
もちろん自作で、冷さなければならないので持参するしかない。ビールとワイ
ンを頂戴する。腰痛に限らず酒は痛みを一時的に緩和する。しかし本来は炎症の
進行を促進するので良くないのだが、これはやむをえず。来月は新居に彼らを招
待することになるだろう。
腰を押さえながら帰宅。
授業ができるかどうかギリギリのライン。2ヶ月くらい安静にできれば何てこ
とはないのだが、そうもいかない。しかも今週末から荷造りがスタートする。ど
れだけ気をつけてもこうなる。特別な作業をしたということもないのに、湿気だ
けで、しかも12時間足らずで悪化するのが僕の腰痛。厳しいことになってきた。
家事を止めるわけにもいかず、洗濯をしながらこの日記を書く。
追記:エッセイ260「『笹塚日記』」をアップしました。
|
|