予備校講師でわるかったな！

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妄想も、力だ。

８月18日

  ４時14分、またまた地震。
  震度３。おとといは４時15分で、昨日も４時15分に目覚めたから、３日連続で誤差１分以内の目覚めを迎えたことになる。めでたい。ではなくて、一昨日の日記で書いたように、千葉県東方沖の群発地震の１つらしい。ほら僕の予言が当たったでしょう、というのは冗談で、たまたまそうだったというだけ。きっと明日の朝は太陽が東の方角から現れるだろう（雲がなければ）。

  どうせなら３日連続で４時40分の温度を観測しようと起きてみる。
  しかしＴＶは土曜日のために番組構成が平日と異なるようで、天気予報が始まらない。ＢＳ放送のデータをのぞいてみると、本日の最高気温は24℃くらいで、最低は23℃くらい。熱帯夜ではなかったようだ。こんなことを真剣に観察しても何もメリットはない。

  ２度寝して起きれば９時。
  クーラーを一度も使わなかったせいか、とてもよく眠れた。大学時代の同級生 ♀に久しぶりに出会って、メールアドレスを訊かれたけど答えられず（最近変わったのでまだ覚えていない）、名刺に公認アドレスと携帯アドレスを書いて渡そうとする、という夢だった。とても可愛い女子だったので残念である。やはり観るなら悪夢が良い。

  お昼前に整骨院へ。
  今日は骨盤調整はあくまで調整程度で、何かの電気治療とマッサージとストレッチ（３分間立っているだけの装置を使う）。骨盤調整を施術してもらったあとは関節の動きがよくなる（足がいつもより高く上がるなど）けれど、それだけ筋肉だのなんだのは（何だかわからないが、そういうもの）ギリギリと痛む。骨を支える筋肉は、人それぞれに微妙なつき方をしているからね。具体的には左の腰がかなり痛い。

  それにしても、問題は料金だ。
  どういう内訳かは教えて貰えない（質問しないと教えないのは医者の常套手段）けれど、上記の治療で1,000円ほど。昨日は骨盤調整の機械を使ったせいか、 2,000円弱。ちょっと高い。週３回以上通えというのが指示で、週１回は2,000円弱払うことになるから、１ヶ月で１万円を超えるか。治療方法が異なるとはいえ、旧居近くの整骨院では同じペースで通っても１ヶ月に4,000円くらいだった。どのくらいの効果があるものか、しばらく通ってみるだけだ。

  またまだ自転車で散歩して、中華料理店でランチ。
  ここもネイティブの経営です（中国人だと思われる）。ホイコーロー定食720円。まあまあ。味をつける味噌が少ないほど旨い料理だけど、ここは汁に豚肉とキャベツが漬かっているほど。これは旧居近くで愛用していた店より劣るが、悪くはないくらいか。他にも店がたくさんあるようなので、これからも捜索は続くだろう。

  午後はぼんやりと過ごす。
  クーラーをつけないと汗がにじむけど、じっとしていると時に吹く北風が気持ち良いくらい。仕事をしているわけではないからクーラーは使わない。午後１時半ごろ、またもや地震。震度３。本当に続くなあ。千葉県東方沖の地震は巨大地震にはならないことが多い（最大で震度５強くらいだろう）。それだけが救いだけど、そんなの起こってしまえば意味のない過去の記録だしなあ。

  特にネタがないので、地震に関係して新居であきれたことの１つ目。
  最近の新築マンションということで、耐震構造関係の自慢が多いらしい。その１つが「壊れても開けられる玄関ドア」である。地震でドアの枠が壊れても、ドア自体がひしゃげても、開けられるからイザとなれば脱出できます、ってやつですね。いまどきの新築物件が壊れるほどの地震が来たら、間違いなく部屋の中にいる人は死ぬのでは、というスルドイ指摘をしないように。

  今日、その玄関ドアを掃除してみた。
  ドアの上部に何か書いてあるので読んでみると、「地震などの災害時にはここのツマミを回すとドアが外れます」と書いてある。ああそうなのか、こういう仕組みになっていたのかと感動したんですよ。最初はね、最初は。

  しかしよく読むと、こんなことが書いてある。

＞ドアを外すにはこのネジを回します。プラスドライバーをご使用ください。

  あのね。
  地震でドアが開かないなんていう非常時に、つまり家の中はパニックで外もパニックで、場合によっては出火から逃れようと焦っているときにですよ。

「ああそうか。プラスドライバーが必要であったか。おーい、あおい、ウチにはたしかプラスドライバーがあったよね、どこだっけ？」

なんてやってるヒマがあるわけねーだろうがよッ！

  まあそんな簡単に外れるものであっては困るかもだけど、部屋の中から開けるものなんだし、せめて１円玉で外せるくらいのシステムにすればいいのにね。こういうのも、軽度とはいえ「耐震構造の偽装」と言えるかも。

  休日ダイヤということで少し早めの出勤。
  授業が始まって20分後、また地震。震度２くらいか。以前にも書いたように（３年前の大地震日記はヒマここ）、震度３くらいまでは気がつかない。生徒様は座っているから気がつくことが多い。幸いなことに、予備校にくるくらいの高校生は授業中の立ち歩きをしない（ふつうか）。

  今日は少人数でハイレベルのクラスで、２年生というころもあり、大問と大問のあいだに間を取ったこともあって気がついた。
  例によって生徒様は平気な顔。指名して質問。

僕「地震は恐くないのかね？」
♂「自分に被害がない範囲なら」
♀「気になりません」

  ・・・イヤな連中だよ(-_-;)

  地震を恐れるのは、想像力によるものだ。
  揺れは激しくなり、机が倒れ、黒板が落ちる。自分は何かで身を守る術もなく、天井が落下してくる。あれれと思う間もなく、ＰＩＡ（校舎が入っているビルの名前）が倒壊する。３階から１階へと転落し、ショックを感じるヒマすらなく気がつけば自分はガレキの下にいる。助けは来ない。火事が発生している。煙に巻かれる。世界が遠くなっていく。

  すまなかった、オレの人生。
  地震なんかで命を落とすとは思わなかった。父よ、母よ、すまない。僕がどこまでも不注意で、年老いた亀のように愚鈍だった。やり残したことがたくさんあった。いつやってくるかも知れぬ我が命の終焉を、僕は予測することができなかった。伝えたいことがあった。そうだ、あおい、僕は君のことを愛している・・・。来世では一緒になれるだろう・・・（以下画面フェイドアウト）。

「それは想像力じゃなくて妄想癖じゃないのか？」

  そうかもね(^^ゞ

  授業内演習で、とある問題を扱った。
  日本語にあうように空欄に単語を書け、というもの。

Einstein is one of the most famous ( f              ) in the world of science.
アインシュタインは科学の分野でもっとも有名な人物の一人である。

  正解になる単語の意味は、この講座の３日目で与えておいた。
  復習をチェックする意味というよりも、「英語→日本語」の勉強から「日本語 →英語」への勉強の必要性を知ってもらう目的だ。正解を出してもらう目的ではなく、ああそうか逆方向の暗記も（いつかは）するべきなんだと自覚してもらう。大切なのは「自覚しろ」と言うのではなく、自覚するということだ。変換の違いはわかりますか？

  この英単語の意味がいくつあるのかは知らないが、入試に出るなら４つ。
  とりわけ「数字」の意味では、ある程度のレベルと断っておけば、長文で頻出だろう。正解率は５割くらいだったように見えた。正解できた生徒様はホメたし、正解できなかった生徒様には「ほら、授業でやったことは覚えているでしょ？」と柔らかくアドバイスしておいた。

  え、正解は何だって？
  スケートでいうそれは、「描かれた図形を描く」ことをタスクとされたのが始まりですね。もともとがアイスかローラーかは忘れた。ヲタクの人は秋葉原方面で集めたりしてるかもね。ハァハァ。あれは「姿・かたち」の意味から。スペルはまあ、電子女子、じゃないや（危険）、電子辞書で調べられるでしょう。

  このタームの授業は無事に終了。
  受験の問題レベルを知ってもらうという意味で、２年生の授業はうまく進行できたと思う。生徒様もよく頑張った。２学期も継続して頑張るように。早くスタートするのが第１志望合格の秘訣だ。友だちも市進に連れてくるように。自然な流れの営業日記、この段落まで。

  帰宅して夕飯。
  冷シャブ（今日は豚バラ）や刺身コンニャク（まだ腐っていない）などでビール。忙しくないタームであったにせよ、とりあえず後半３タームの１つが終わった。まだカウントダウンの気分でもないけれど、短い夏の終わりは確実に近くなった。

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