各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
ネタ作り |
8月29日 |
|
7時過ぎにいったん起きる。
とても涼しかったのに眠りに集中力がなくて、良い目覚めではなかった。体調
が良くなる兆しである悪夢をたくさん(たぶん4種類)みたのに、正確なところ
を忘れてしまった。
その1つは女子大生からケータイに電話がかかってきて、「時間が取れない」
かというものだった。
ケータイを使うのは夢でも現実生活でもほとんどないし、女子大生から以下同
文、こりゃーチャンスだぜナウ・ゲット・ザ・チャンス!と予定を調べると今日
は夜まで講習じゃないの。
「うーん、今日は無理だな」
「わたしがあいているのにどうしてだめなのよ!」
そんなこと言われても困るんですよ、講習の予定ってのは5月に決まっている
んだから。ああ、これって今年の直前講習の依頼書が遅れていることを受けてい
るのかも。何か事情があるのでしょう。
朝食には涼しいので日本ソバを温かい汁で。
風呂の掃除。風呂はどうしても黒かびが出てきちゃうんだよな。そこで「銅製
のタライ、これでカビは生まれません!」という宣伝文句に惹かれると、「それ
、不当表示ですから」となってしまう。湿度の高いことにオブセッション(強迫
観念)を抱えているので、どうも気になる。もちろん換気扇は二六時中(=四六
時中=24時間)回したままにしているんだけども。
なんだかんだと家事をやっていたら眠くなったので恒例の2度寝。
目覚めてみたら11時前で焦ったのなんの。寝る子は育つ、寝なくてもまあまあ
育つ。春眠暁を覚えず、初秋の風予備校講師を寝坊させる。
予定していた整骨院はパスして昼食を取りに出る。
初めてのラーメン屋。和風・海鮮ダシ系の、いかにも21世紀的な店だったが、
例のごとく旨からず。肉体労働者が昼飯を食べていたけれど、ラーメンなんかで
体力がもつのかしら。イッツナンオブマイビジネス。それは私の仕事のナンであ
ります、おいどういう意味だ・・・と校舎へ。
頻パタT。
発音アクセントの話題など少々。出題頻度からすると全体の2%程度。出題分
布はどうしても中堅から下位の大学に片寄るから、省くわけにもいかない。落ち
ている点数を拾ってくるようなものでもある。また一方で、勉強の効率から考え
ると「そんなんどうでもいいから熟語をやれ」というアドバイスも的を外してい
るとは言えない。また同時に、一部の上位大学でもチョロチョロ出るのも事実で
、そういうアドバイスはカッコいいけどウソツキだろう、という思いもある。
もっとも授業でそんなことをウダウダ言っても仕方がないのでサックリと終わ
らせる。あとは生徒様次第ということで(丸投げ)。
頻パタU。
上智や関西の上位私立大学でよく出ていた英作文選択問題など。正誤問題の要
領で選択肢に傷を見つけていけばいいわけだけど、出題率が下がっているのも事
実だしなあ。もっとも、上位生の場合は何をどう話してもそれを吸収してくる効
率が良いから、逆に出題頻度などの話題にはあまり触れないようにする。
授業中にスタッフが入室してきて、前の時間の生徒様の忘れ物を捜させてくれ
、という。
市進は座席指定制なので、その生徒様の座っていた机を捜索するが(前の時間
もこの教室を僕が使っていた)出てこない。聞けばどうしても今必要なものなの
でという生徒様の依頼だということ。財布か定期か。さらに聞けば「ハガキのよ
うなもの」だという。ナンだろそれ。まあいいやと生徒様に呼びかけ。
「はい皆さん、机の中を探して」
隣の席からハガキのようなものが発見されて一件落着。ああ見つかって良かっ
たねえ。教室はなんとなく和やかなムードになる。授業を終えて講師室に戻ると
、スタッフが説明してくれる。
「今日の夕方からのライブのチケットだったそうで、授業中の先生(僕のことで
す)にそれを説明したら激怒するかと思って・・・」
別に激怒なんかしないっすよ(^_^;)
受験生が何に癒しを求めるかは自由である。まさか人生の100%を受験に捧げる
ことはないだろう(もちろんそれも良いことである)。僕も浪人していたときに
寝る前の20分ほどの読書を楽しみに生きてきた(そして第4志望に進学した)。
何かにダラダラと時間を使ってしまうのは問題外として、小さな楽しみや息抜き
を持つのは大切である。
しかしそれはともかく、ライブのチケットのような「金券」を予備校の机の引
き出しなんかに入れないくらいの工夫は必要だと思うが。
大学別V。
テキストでは具体例内容一致の対応と、精読の確認を扱う。当日演習では某M
ARCHの英作文について扱う。今世紀に入ってから出題形式に混迷が見られる
この大学、どのようにレベルが落ちているか、そこでどこに採点ポイントがある
と予想されるか(もちろんこの話題自体の真偽はわからない)、その辺のコアな
話題。このあたりはここでは書かないことにして・・・。
帰宅。
涼しい一日だった。あれあれ、今日の日記はネタが少ないな。眠たい金曜日の
朝、
「あー早くきょうが終わって週末にならないかな、とりあえず現実逃避するかな
」
と思いながらこの「よびわる」を読んでいるサラリーマンの皆さんに悪いな・・
・(ってか、さっさと働けよ)。
手話の話の続き。
固有名詞は地名の場合、多くが手話言語として用意されている。ほとんどは形
象文字のようなもので、たとえば「千葉県」は「千」の漢字を両手で表現する。
ただ、その中にはとんでもない表現がかつては(←ここ重要)あったらしい。そ
の一例は、「足立区」。
どうすると思います?
はい、一緒にやってみましょう。
・握りこぶしを作って人差し指を立てます。
・立てた人差し指を「カギ型」にします。
・はい、それが「足立区」です。
そうですね、今のあなたの右手の状態、いわゆる「泥棒・盗み・窃盗」を表す
あのジェスチャーになっています。
で、なぜこれが足立区なのかと言うと・・・この先を書くと足立区民・足立区
愛好家・特殊な団体などから抗議が来ること必至なのでやめておきます。だから
今ではこの「足立区」という表現は一般的ではないそうです。こう習ったという
だけのなので僕に苦情を持ってこないように。
ちゃんと、手話の世界にもポリティカリー・コレクトという概念が導入されて
いるんですねえ。
さて明日で夏講が終わり。
ややバテを感じるところもあるけれど、それなりの最後を迎えられそう。
追記:一話一膳「イカゲソ焼き」をアップしました。
|
|