予備校講師でわるかったな!





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ビットウィーン 9月11日


  7時起床。
  また8時間以上も眠ってしまった。まだ夏が終わって2週間も経っていないか ら疲れがあるのかも・・・と言い訳をしながら朝食は日本ソバ。油揚げと卵焼き を具にして冷たいままいただく。

  ぺろっとPCを開けるとメール。
  「日記が更新されてないぞ」とのこと。あれあれ。昨晩はわりに早めに書き上 げて、一膳のネタを思いついたため慌てて書いていたのだ。すぐ忘れてしまうザ ル頭対策ね。そのうちに酔いが回り、アップを忘れて夢の中、だったらしい。どっちにしてもザル頭か。申 し訳ない。

  仕事前に朝の「よびわる」という読者は意外に多いそうだ。
  多いと言っても5人くらいにしか聞いていないが、例によってシロアリの法則 で150人くらいはいるだろう。僕が更新する時間がだいたい日付が変わってからと いうのもあるだろう。またはあるいは「ふふ、自分より劣った人間の日記、サイ コー!」という見方もあるだろう。あ、自虐日記は昨日のだったか。


  朝のうちに読書。

  『仕事とセックスのあいだ』玄田有史・斉藤珠里を読了。
  経済学者とジャーナリストによる、主に夫婦間のセックスレス問題を論じるも の。特別な結論がないことを脇に置けば、なかなかよろしい。

  どういう人がセックスレスになりやすいか。
  本書では、それぞれの要素が重なる場合や、回答が真実に基づいているか不明 な部分もあるので一般化できることではないと何度も断りが入っている。まあこ こでは話をわかりやすくするために、順不同で大まかにセックスレスをもたらす 可能性が高い要素を紹介する。基本的に夫婦、または事実婚のカップルの場合。

・収入が低い
・仕事での挫折経験がある
・失業している(したことがある)
・労働時間が長い
・同居年数が長い
・子どもが1人以上いる
・(女性の場合)正社員ではない仕事を持っている

  当てはまった皆さん、手を挙げて・・・。

  なるほどそうなのか、とここでは茶化した書き方をしているが、真面目な本で ある。
  少子化が進むことにはセックスレスの問題がかならず付随するし、セックスの 問題は仕事との関係を切り離せない。しかし本書で用いたデータが完全とはいえ ない部分もあり、慎重な検証と、それに対する対策が求められている、というこ と。
  以前の日記(ヒマここ)で紹介した『未妊〜「産む」と決められない』とあわ せて、少子化問題を現実的な目線で考えるための本として紹介しておきたい。


  午前中から午後にかけて予習。
  といっても、ネットで将棋を観戦しながらである。対局は王位戦第6局、挑戦 者深浦八段の3勝2敗。羽生王位が負ければ二冠に後退という大事な1局の2日 目だ。正午前に昼食を作る。図らずも苦手な「つけ麺」を買ってしまった。反省 のない俺。

  12時半から王位戦は1時間の昼食休憩。
  よしここだと僕も家を出てプールへ。帰りしなに酒とワインを買ってから帰宅 。外出してプールだけ、という効率の悪い行動が嫌いなため。ふたたび予習と将 棋観戦。将棋が勝負ドコロに入りかけるところで出勤時間になるのはいつものこ と。以下記述を省略して検見川浜校へ。


  今日から2年生もスタート。
  クラスの人数は・・・しぶいなあ。やっぱり低学年から予備校に来てもらうた めの何らかの手段が必要だよね。合格実績による口コミが最有力とする見方は当 然ではあるだろう。しかしまた一方で「最有力」とも言えないのでは、と考えて いる。理由はまたそのうち。

  授業は非常に順調。
  低学年から来る生徒様は素直だしヤル気もあるし、担当する講師はラクである 。ただし教えたことの定着の度合いはやや低い。受験学年ではないということが あるからね。このあたりをうまーく懐柔していくのが授業運営の大切なところか も。これは講師の力が7割、残りは・・・というとこですか。うまくお茶を濁し たりして(^^ゞ


  授業後は予備校主催の「夏講お疲れ様飲み会」。
  早い話が接待である。ありがたいなあ。このイベント、年に2回くらいあるは ず(後記の事情により忘れた)なのだが、参加するのは2年ぶりだ。というのは 、授業が終わった夜に各校舎で開催されるため、開催日程が自分の講義曜日と一 致しないことが多いのだ。

  例を挙げよう。
  「飲み会伺い」には以下のように日程が記載されている。日付は適当です。

市川校     11日(火)
千葉校     10日(月)
八千代台校 13日(木)
検見川浜校 11日(火)
・・・(以下7つくらい続く)

  各講師は自分の出講曜日が決まっている。
  とある講師なら、市川は月曜、千葉は水曜、検見川浜は木曜、八千代台は金曜 、というふうに。つまりこの架空の講師の場合、ズバリ曜日が該当しなかったた めに参加できないのである。

「なんで俺だけ該当しないんだよッ!」

と泣き寝入りするしかないのである。

  この日程配分というのは、講師のメンツを見て恣意的にやっているんじゃない かと疑いをかけていたのは僕とBBQ数学講師Cである。

「信原先生、今年は該当しました?」
「ま、また外れた・・・」
「先生、落ち目なんでしょう?」
「昔は絶対どこかの校舎に一致したのに・・・orz」
「嫌われてるんじゃないですか」
お前はどうなんだよッ(泣き声)」
「とーぜん、今回もハズレました・・・(遠い目)」

  以上は半年か1年くらい前の会話。
  今回は僕もCも検見川浜で該当してホクホクである(単純すぎるんじゃないか )。スタッフに聞いてみると「そんなん各校舎のスタッフが、自分の都合だけで 決めているんですよ」ということ。確かにそれが実情だとは理性では思えるけれ ど、毎回のように「ハズレ」を引かされるとヘコむよなあ。こういうのを被害妄 想と言います。


  まあとにかく今年は「当たった」のでご馳走してもらうことになった。
  過去日記を調べると(ヒマここ)、ちょうど2年ぶりである。元は取らねば。 元って何だ?

  千葉県某所へ移動して炭火焼のお店。
  参加人数も少なく、わりにまったりと。嫁を取るにはどうすればいいかとコン コンと説教される。既婚者は「タイミングが全てだ」と言うけれど、未婚者はそ う考えないし予想も期待もしないもの。もっともこれが人生経験の差というもの で、反論はしなかったしここでする気もない。ご馳走してもらったのだし、美味 しかったから良かった。また「当てて」くださいませ(^_^;)

  雨は一日中ふったりやんだり。
  明日で開幕1週間が終わる。きっと晴れ間もあるだろう。

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