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ゆうゆう新居ライフ 9月13日


  10時前に起床は昨日と同じ。
  少し夜更かしして2時半に寝たから、生活ペースはいつものペースに戻ってき たのかも。今日も朝食用の食パンがないので白いご飯を温めて食べる。

  引きこもり生活がクセになってしまった。
  外出する意欲が全くわいてこない。新居にいるのが快適だということもあるし 、一緒にいたいという気持ちも強い(若い嫁がいる場合と同じである)。無理し て出かけるよりは、いや少しでも外の空気を吸ったほうが、でもしかし面倒でく じくじくじ・・・と思っていたらもう正午だ。


  まずはプールだよ。
  お昼過ぎなのでプールのイベントをやっている。だいたいのイベントは参加無 料で予約不要。だから僕も参加できるのだけど、団体行動が嫌いなので7年間で 1度も参加したことがない。

  今日はアクアビクス、いわゆる水中エアロビだった。
  アクアビクスにもいくつかのレベルがあるようで、人気のある「講座」とそう でない「講座」がある。今日の講座は混雑していた。40人以上いるな。見ていて レベルが高いのかどうかはわからない。インストラクターのお姉さんは鑑賞に堪 えるとして、参加者はねえ・・・控え目にいってトドがたくさんいたようだ。音 楽に「マツケンサンバU」が使われていた。あんまりレベルが高くないのかな。

  スーパーで食材の調達。
  台風のあとなので野菜が高くて困る。水菜1束168円って何だよ。昼飯用のよい 弁当も見当たらず帰宅。チャーハンでも作るか。変り種でパスタソース(たらこ )で作る。玉ねぎ・卵で炒めるのは普通のチャーハンと同じで、最後にソースを からめる。塩味は足りるが辛味が足りないと見てコショウをパラリ。なかなか。


  食後はコーヒーを淹れて読書。

  『悠悠おもちゃライフ』森博嗣を読了。
  ミステリィ作家によるおもちゃと趣味に関するエッセィ集。
  読者を選ぶ本。まえがきから。

>これは趣味の啓蒙書ではない。啓蒙なんてしたら、趣味ではなくなるだろう。 「人生の楽しみ方」なんて趣向でも全然ない。楽しみ方に、もし共通するものが あるとすれば、それは「自分で見つける」というプロセスである。「自分で見つ けなくては楽しめない」というのが唯一のノウハウなのだ。

  庭園鉄道、ぬいぐるみ、ブリキの車、変な鳥のフィギュア(キョロちゃん)、 おやまのシュポー(わかります?)、ラジコン飛行機と、著者のおもちゃの趣味 には偏りがないというか統一性がないというか。
  それでいて個々のおもちゃ(または趣味)について語るわけでもなく、著者お 得意の一般化された文章で様々なことを語る。そういう意味では、マニア的なお もちゃ愛好家の趣味にあうものではないし、特におもちゃに興味を感じない一般 の読者に訴求するものでもない。本書を面白がる人種をあえて探せば、僕のよう に森博嗣のエッセイが好きな人くらいだろう。

  著者の家の中にあるおもちゃ群の豊富な写真が秀逸。
  「おもちゃ箱を引っくり返したような」と形容するにはおもちゃが全然足りな いと著者は嘆いているけれど、「なんじゃこりゃ」と腰を抜かす(おおげさ)写 真がとても美しい。立ち読みで写真だけ観ることをオススメ。


  これで今年になってから読み終えた本は134冊になった。
  とてもキリの良い数字だ。134はきっと素数だろう。3、4、5、6、7、8、 9、11、12・・・うん、どれでも割り切れない。こういうキリの良さがいいよね と考えるほど暇なのだ。そしてまあ、こうして日記を書いてみると、

「134は偶数だろうがよ!」

ということに気がつく。
  偶数は2で割れる数で、英語では an even number といいます。奇数は an odd number ね。ちなみに素数は「1とその数自身で割れない整数」だったかな。1は 入らなかったと思う。英語では a prime number というけれど、これは入試では不 要かな。しかし、134を素数だと真面目に信じてしまう我が愚かさよ。


  もう4時前か。
  ヒミツの花園を1時間ほど。空気は乾いていても曇り空。布団が干せないなら 僕にとっては雨と同じことで、あまり面白い天気ではない。遅い夕方に、ソファ に横になって30分ほど昼寝。リビングに並ぶ部屋から小さな音でピアノ・コンチ ェルト。目覚めてから相撲観戦を四番ほど。いやいや、ノンビリしすぎの休日だ なあ。

  風呂に入ってから夕食の準備。
  台所が「高い」という話を以前に書いた(ヒマここ)。数日後に読者様からメ ールが来て、「高いって、なんすか?」。なんだそれは。値段が高いキッチンな んてあるのかよ(あるかも、あるね)。値段ではなく、物理的に高いという話題 だ。ちゃんと文脈を読みとりましょうね。

  まな板を使う場所で90センチ(実測90.5センチ)。
  通常は85センチの設定だった。モデルルームで立ってみて「ちょっと低いな」 と思ったから、特注で5センチ高くしてもらったのだ。理想とされるのは身長の 半分に3〜5センチ足した数値だと後日に知った。僕は身長176センチなので、88 プラス3〜5で91〜93センチが理想になる。将来の嫁のあおいさんは163センチだ から、僕が台所に立つようにしよう・・・。


  イカ刺、水菜とセロリと玉ネギのサラダ、豚肉とモヤシの(半分)冷しゃぶ、 枝豆、納豆など、いつものメニュー。
  酒は『両関 秋田酒こまち 純米酒 ジュール火入れ』。ジュール?

>お酒に通電して自己発熱させ殺菌することによって、香気・成分・過熱ムラ等 による品質の劣化を防ぎ、しぼりたての新鮮さを保つ画期的な方法。

  意味がわかる人、手を上げなさい(@_@;)
  常温で呑むとちょい辛くらいの普通に美味しい酒。この秋はじめてのヌル燗に するとちょっと香りがキツイものの、逆に言えば香りが立つ感触がある。全体的 には良い酒だろう。


  ああそうなのだ、と思う。
  自分で見つけなくては楽しめない、これが休日の楽しさなのだ。

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