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よんぶんのさん
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9月30日 |
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9時半起床。
冷たい雨の朝。朝風呂に入り、朝食を作り、TVで将棋を観るといういつもの
平凡な日曜日。
谷川九段が初登場の2回戦(シード棋士です)であっさり負けてしまった。
得意戦法の角代わりで自分から仕掛け、攻撃が一息ついたところでカウンター
パンチをもらって防戦一方でその後見どころ皆無、という惨敗。松尾七段に、し
かも初戦で負けるかねえ。がっくり。
将棋の応援は、ふつうの応援と違うところがある。
僕は羽生二冠のファンと言えるが、谷川先生や佐藤先生といった強豪どころも
応援している。応援する羽生が強い棋士とぶつかって、それでいて羽生が勝つと
いうシーンを観たいからだ。羽生の話題に触れるとき、結果はともかく対戦相手
に言及し、しかも同じく賞賛することが多い。応援している棋士が強くあってほ
しい(=勝ってほしい)と思うのは当然として、その相手にも強くあってほしい
のだ。
スポーツなどのファンにはこういう考え方はあまりないような気がする。
たとえば野球あたりでは「にっくきジャイアンツをやっつけた」みたいな発言
が多いように思える。自分の応援する対象が全てで、それ以外は敵、という応援
の方法とでもいうのか。もっとも、スポーツでも詳しいファンになればそうでも
ないのかも。しかしそれはそれとして、松尾に負けちゃいかんぜよ、谷川先生。
お昼前に1回目の昼食はぶっかけウドン。
ゆでたウドンに青ネギ・ゴマ・カツオブシ・しょう油をぶっかけて食べるだけ
。なんか昨晩の湯豆腐とそれほど変わらないような気がする。
食後の読書。
休日はどちらかと言えば固い本を読むことが多く、進度は遅い。仕事がある日
はやはりココロのどこかで時間を気にするから、お堅い本は避けているのかも。
ということで何も読み終わらず。
軽く予習。
2Aターム分はほぼ終了。2年生の英作文。
「彼はけだもの同然だ( than と beast を使って)」
すごい内容だな。
低学年の英語の例文って、無茶苦茶なものが多い。どういう文脈でこの文章を
使うんだろう。「12歳まで狼に育てられた少年が発見された」とか、「たけしは
抵抗するヨシエを・・・」とか。全国のヨシエさんすいません、ただの冗談です
から(^_^;)
腹減ったな。
今は午後3時。そうだ雨だし、たまにはピザでも取るか。そういえば新居に移
ってから店屋物(てんやもの=お店に届けてもらう食事のこと。もう死語か?)
を取ったことないしな。リンリン。
「ただいまのお時間ですとお届けに1時間ほど・・・」
ガチャン。
と本当にこんな音はしなかったし、まさか即切りはしなかったけど、みんな同
じこと考えてるんだなあ。どうせ
「雨だからホームパーティーよね、まさと?」
「おおそうだなタエコ。ピッツァ・ド・デリバリー?」
とか。なんなんだよそのハンパな英語は。「ド」ってフランス語じゃないのかよ
。独り者にはピザを取る権利もないのかよ、くそっ。
代わりに『日清スパ王』。
ひどい休日だよねとヒミツの花園。雨はずっと降り止まず、すごく寒い。昨日
から室内でも長袖を着るようになった。下はまだ半ズボンだけど靴下も必要。急
に冬になったみたいな北風。
5時過ぎにはだいぶ暗くなった。
ちょこっとエッセイ書き。今日はずっとバッハを聴いていた。『ゴールドベル
ク変奏曲』。お気に入りのグレン・グールドのピアノ。持っているのはグールド
がデビューしたモノラル盤ではなく、亡くなる直前に再録した「新盤」。1983年
のレコード・アカデミー賞受賞ということだが、それにどれだけの権威があるの
かは知らない。
また例によってよく知らないことを書く。
バッハの時代にはピアノは存在しなかったから、この曲集で用いる楽器はもと
もとピアノではない。『ゴールドベルク変奏曲』は正式名称ではなく、「クラヴ
ィーア練習曲集」というものの1つらしい。といってもクラヴィーアとかチェン
バロ(←どっちも怪しい、でもたぶん鍵盤楽器でピアノみたいなもの)なんてい
う古楽器で演奏するわけにもいかないから、ピアニストのグールドはピアノで演
奏している。古楽器の演奏を専門にする人すらいるそうだ。
感想はまたそのうち。
まだ10回くらいしか聴いていないからよくわからないため。
7時過ぎになって、ようやくHPのサポーターと連絡が取れた。
今月の16日に依頼したファイルが完成したとのこと(文末参照)。よかった。
何とか月イチアップのペースを守れた。サポーターにとっては10分ほどで終わる
作業なのだろうけど、ここのところ忙しかったそうで、時間が取れなかった様子
。
フリーのウェブデザイナーであるサポーターとの契約関係はゆるい。
そのゆるい契約条件の1つが「(信原は)締切りに余裕のある依頼をすること
」である。旧サポーターのコネで知り合ったということで、金額を安くしてもら
っている。そのかわり、僕はよほどのことがない限り締切りを遠めに設定するこ
とにしているのだ。
ウェブデザイナーの世界は締切り設定が厳しいものらしい。
モノを売る企業を顧客( customer )にすることが多いせいなのか、深夜1時に
ケータイで電話がかかってきて「朝6時までに新規のページを1枚作れ」などと
指示されることがあると聞く。そういう依頼でも対応しないと商売にならないそ
うだ。一般にウェブの世界は速度が速いというけれど、ちゃんとワリを食ってい
る人がいるわけだ。どういう仕事をしていても大変なんだ。
地味な夕食。
昨日焼いておいた鮭と大根オロシとか、ナスと大葉の浅漬けとか、キャベツの
甘酢炒めとか、茹で豚肉と白ネギの豆板醤和えとか、納豆とか、冷やっことか、
日韓友好系キムチとか、キュウリの塩もみとか、野菜を中心に全て少量ずつ。ヌ
ル燗→ワイン→日記は毎日のコース。ゆるりと今年は75%を通過した。
追記:一話一膳「なす焼きのひき肉ソース」をアップしました。
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