予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

よんぶんのさん 9月30日


  9時半起床。
  冷たい雨の朝。朝風呂に入り、朝食を作り、TVで将棋を観るといういつもの 平凡な日曜日。

  谷川九段が初登場の2回戦(シード棋士です)であっさり負けてしまった。
  得意戦法の角代わりで自分から仕掛け、攻撃が一息ついたところでカウンター パンチをもらって防戦一方でその後見どころ皆無、という惨敗。松尾七段に、し かも初戦で負けるかねえ。がっくり。

  将棋の応援は、ふつうの応援と違うところがある。
  僕は羽生二冠のファンと言えるが、谷川先生や佐藤先生といった強豪どころも 応援している。応援する羽生が強い棋士とぶつかって、それでいて羽生が勝つと いうシーンを観たいからだ。羽生の話題に触れるとき、結果はともかく対戦相手 に言及し、しかも同じく賞賛することが多い。応援している棋士が強くあってほ しい(=勝ってほしい)と思うのは当然として、その相手にも強くあってほしい のだ。

  スポーツなどのファンにはこういう考え方はあまりないような気がする。
  たとえば野球あたりでは「にっくきジャイアンツをやっつけた」みたいな発言 が多いように思える。自分の応援する対象が全てで、それ以外は敵、という応援 の方法とでもいうのか。もっとも、スポーツでも詳しいファンになればそうでも ないのかも。しかしそれはそれとして、松尾に負けちゃいかんぜよ、谷川先生。


  お昼前に1回目の昼食はぶっかけウドン
  ゆでたウドンに青ネギ・ゴマ・カツオブシ・しょう油をぶっかけて食べるだけ 。なんか昨晩の湯豆腐とそれほど変わらないような気がする。

  食後の読書。
  休日はどちらかと言えば固い本を読むことが多く、進度は遅い。仕事がある日 はやはりココロのどこかで時間を気にするから、お堅い本は避けているのかも。 ということで何も読み終わらず。


  軽く予習。
  2Aターム分はほぼ終了。2年生の英作文。

「彼はけだもの同然だ( than と beast を使って)」

  すごい内容だな。
  低学年の英語の例文って、無茶苦茶なものが多い。どういう文脈でこの文章を 使うんだろう。「12歳まで狼に育てられた少年が発見された」とか、「たけしは 抵抗するヨシエを・・・」とか。全国のヨシエさんすいません、ただの冗談です から(^_^;)


  腹減ったな。
  今は午後3時。そうだ雨だし、たまにはピザでも取るか。そういえば新居に移 ってから店屋物(てんやもの=お店に届けてもらう食事のこと。もう死語か?) を取ったことないしな。リンリン。

「ただいまのお時間ですとお届けに1時間ほど・・・」

  ガチャン。
  と本当にこんな音はしなかったし、まさか即切りはしなかったけど、みんな同 じこと考えてるんだなあ。どうせ

「雨だからホームパーティーよね、まさと?」
「おおそうだなタエコ。ピッツァ・ド・デリバリー?

とか。なんなんだよそのハンパな英語は。「ド」ってフランス語じゃないのかよ 。独り者にはピザを取る権利もないのかよ、くそっ。


  代わりに『日清スパ王』。
  ひどい休日だよねとヒミツの花園。雨はずっと降り止まず、すごく寒い。昨日 から室内でも長袖を着るようになった。下はまだ半ズボンだけど靴下も必要。急 に冬になったみたいな北風。

  5時過ぎにはだいぶ暗くなった。
  ちょこっとエッセイ書き。今日はずっとバッハを聴いていた。『ゴールドベル ク変奏曲』。お気に入りのグレン・グールドのピアノ。持っているのはグールド がデビューしたモノラル盤ではなく、亡くなる直前に再録した「新盤」。1983年 のレコード・アカデミー賞受賞ということだが、それにどれだけの権威があるの かは知らない。

  また例によってよく知らないことを書く。
  バッハの時代にはピアノは存在しなかったから、この曲集で用いる楽器はもと もとピアノではない。『ゴールドベルク変奏曲』は正式名称ではなく、「クラヴ ィーア練習曲集」というものの1つらしい。といってもクラヴィーアとかチェン バロ(←どっちも怪しい、でもたぶん鍵盤楽器でピアノみたいなもの)なんてい う古楽器で演奏するわけにもいかないから、ピアニストのグールドはピアノで演 奏している。古楽器の演奏を専門にする人すらいるそうだ。

  感想はまたそのうち。
  まだ10回くらいしか聴いていないからよくわからないため。


  7時過ぎになって、ようやくHPのサポーターと連絡が取れた。
  今月の16日に依頼したファイルが完成したとのこと(文末参照)。よかった。 何とか月イチアップのペースを守れた。サポーターにとっては10分ほどで終わる 作業なのだろうけど、ここのところ忙しかったそうで、時間が取れなかった様子 。

  フリーのウェブデザイナーであるサポーターとの契約関係はゆるい。
  そのゆるい契約条件の1つが「(信原は)締切りに余裕のある依頼をすること 」である。旧サポーターのコネで知り合ったということで、金額を安くしてもら っている。そのかわり、僕はよほどのことがない限り締切りを遠めに設定するこ とにしているのだ。

  ウェブデザイナーの世界は締切り設定が厳しいものらしい。
  モノを売る企業を顧客( customer )にすることが多いせいなのか、深夜1時に ケータイで電話がかかってきて「朝6時までに新規のページを1枚作れ」などと 指示されることがあると聞く。そういう依頼でも対応しないと商売にならないそ うだ。一般にウェブの世界は速度が速いというけれど、ちゃんとワリを食ってい る人がいるわけだ。どういう仕事をしていても大変なんだ。


  地味な夕食。
  昨日焼いておいた鮭と大根オロシとか、ナスと大葉の浅漬けとか、キャベツの 甘酢炒めとか、茹で豚肉と白ネギの豆板醤和えとか、納豆とか、冷やっことか、 日韓友好系キムチとか、キュウリの塩もみとか、野菜を中心に全て少量ずつ。ヌ ル燗→ワイン→日記は毎日のコース。ゆるりと今年は75%を通過した。


追記:一話一膳「なす焼きのひき肉ソース」をアップしました。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ