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そうでないとありがたい |
11月2日 |
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8時半すぎ起床。
親戚の家の風呂に入ったら湯船のお湯が汚れていて、栓を抜いたら湯船の底に
落葉がたくさんたまっていて掃除をするが、汚れは取れないわ、裸だから風呂場
が寒いわで大変だ、という夢だった。例によって汚れ系の夢なので目覚めは良い
。9時間も寝れば当然か(・_・;)
今年も恒例の「年末調整」の書類書き。
税金だの何だの(注:よくわかっていない)の清算をする公的な書類のこと。
この書類は毎年訪れるので毎年日記に書いていると思う(ヒマ去年ここ)。去年
と同じく、まだ「国民年金の支払い証明書」というのが届いていない。公務員は
ちゃんと仕事してんのかよコノヤロウ、というのも去年と同じグチなのでやめと
こう。
控除というシステムがある。
扶養控除とか配偶者控除とか住宅取得控除とか生命保険控除とか。何かでお金
がかかっている人は、税制面での優遇をしようという処置(これはだいたいの説
明です)。これって、全廃するのは無理なのかな?
無駄に書類と事務手続きが多いような気がする。
扶養とか生命保険とか、そういう出費をするたびに還付金を受けられるように
するとかした方がシンプルだろう。自分が納める税金が、いったいどういう根拠
なり計算なり税率で決まっているのか、わかっている人なんてほとんどいないん
じゃないか。少なくとも僕はわからない。
こんな意見には誰も賛成しないだろう。
現実になるのも無理だろう。僕が知らないだけで、こういうフクザツなシステ
ムを構築する理由がちゃんとあるのだろうし。年金問題なんかを考えると怪しい
気もするにしても。
ただ、この年末調整という事務作業に対して払っている人件費というかマンパ
ワーが、あまりにも無駄になっているんじゃないかな。
この書類を僕が書いて、予備校の事務社員がチェックして、会社の経理の人に
書類が回って、それが、えーと、たぶん税務署かどっかにいって・・・、計算が
終わるまでに必要とされる時間と手間が大きすぎると思われる。もっと別のモノ
ゴトに、国全体がパワーを使える体制を作っていくべきなんじゃないか、いける
んじゃないか、という話題でした。
整骨院のち昼食は居酒屋のランチ。
野菜とエビの掻き揚げ定食。椀物が味噌汁ではなくイワシのつみれ汁だったの
が特筆事項で、他はどうってことなし。大きな店でけっこう混雑していた。
その足で書店へ。
来年の手帳を買う目的。去年と同じものを探していて、やっと見つかった。見
開きマンスリーと呼ばれる、記載可能部分がもっとも少ないもの。忙しい人間で
はないので、この手のもので充分。年度終わりに、たとえば今だけど、手帳を読
み返してみると、実際に書き込んだ文字はすごく少ない。1年分で10ページもあ
れば足りるような気がする。それでも未来のことはどうなるかわからないから、
念のため新しい手帳を買うんだろう。
人様の手帳をのぞくと、いろいろと書いてある人もいる。
「そんなに忙しくないだろう」とか「脳みそで覚えることはできないのか?」
とか「不安神経症か?」とカラみたくなるときもある。でも、書いている本人か
らすれば、書き込むことに意味があるのだし、書くことで何かの不安を解消した
り希望を育てたりしているのだろう。僕がこうやって大量の日記を書くのは過去
について考えるためであり、手帳の空白を真っ黒にするまで書き込む人は未来に
ついて考えているのだろう。それぞれの生き方がある。
ついでに、というか書店なので本を3冊購入。
帰宅しようとするとシリアスな雨。かなり濡れて帰宅。よく拭いてから読書。
『びっくりするじゃないの』下田治美を読了。
『週刊文春』に連載されたエッセイ集。笑える。
各エッセイの半分くらいは「ショーネン」または「ヤツ」と著者が呼ぶ一人息
子とのやり取り。
息子がかなり幼いときに著者は離婚したようで、母子家庭の二人暮らしのよう
である。40代半ばの女性と17歳の高校2年生では話があうわけもなく、干渉しよ
うとする母と、相手にしたくないと考える息子との折衝がたのしい。ただし、読
んだあとで読者には何も残らない。教訓とか人生の薫陶とか、そういうのは一切
なし。読むことだけを目的にする読書にふさわしいという意味で、上質なエッセ
イだろう。
プールではクロールの息継ぎの練習。
耳に水が入っていて気持ちが悪いという問題点(クロールにみみみず)もさる
ことながら、息継ぎのためにフォームが乱れていることを自覚できた。上手な人
を見ていると、肩のあたりだけ体がねじれているように見える。どうやって直す
のかしばらく考えよう。年内に息継ぎありのクロールで25メートルが目標。ちょ
っと無理かな。2回目のお昼ご飯は手抜きでレトルト(カルボナーラ)のパスタ
。
校舎へ。
Cクラスで会話文ということで、省略の使い方などを丁寧に。授業は受けるも
のではなく利用するものだという説教という名前の指導(逆かな)をまじえなが
ら。授業でも繰り返しているし、ここでも何度も書いているように、習ったこと
をどう使うか考えて問題演習をしないと、授業を受けた意味がない。
ところで、当日問題演習も少々。
正解の選択肢は、
I'd rather you didn't.
というもの。もちろん(このページではわからないが)原形動詞が省略されてい
る。他の選択肢を落とす根拠を説明してから、I'd rather が I wish と同じ意味な
んですよ、というお話とか。
今年度の場合、このあたりの知識はCクラスでは紹介していない。
基本となる3つがなかなか入らないのが今までの状態で、その3つを入れてか
ら残り2つへ、という方針で進めてきたからだ。3つがすでに固まっていれば、
残りを入れるのも簡単なことだろう。
「語る」シリーズの「ここ」などを読んでおいた人は、「ああこれかぁ」で選
べたかも。
過去日記やエッセイなどを読んでいただくのも息抜きとしては良いけれど、優
先順位もつけてほしいかな、というのが職業的な本音(偽善3割)。でもやっぱ
り、Would that というのはほとんど見なくなったよなあ。
授業終了。
質問ナシ。この時期になって赤本の質問がないのが心配なところ。あんまり多
くても困るけど、全くこないというのも困る。また当日問題演習の話題。正確な
引用ではない。条件英作文。
「カナダでは子どもたちは何歳で学校に通い始めますか」
( At で始めよ)
ほとんどの生徒様が At Canada で始めて沈没。
条件英作文の典型的なパターン。条件になる英語に対応する(ように見えるが
実は間違っている)日本語でスタートする。正解の導き方を簡単に書けば、
at the age of six から疑問形容詞の what へ移行する
というもの(本当はもっと長い説明だ)。疑問形容詞は「ここ」の文末に少しだ
け記載アリ。正解は
At what age 〜 ?
となる。以下、授業では話さなかった余談。
赤本をやっていると、こういう問題に出会うはず。
正解を見ると「『何歳で』は At what age という」なんていう解説が載っていた
りするかも(ページ数の都合があるし)。こういう解説を読んだときに、
「解説はわかるけど、他にアプローチはないのかな・・・?」
と考えるようになれば、赤本の質問も増えてくるはず。そのあたりのことを考え
ながら、当日演習問題を扱っている。さすがにこのあたりまでは授業で話せない
のでここで余談、ということ。ハサミと「よびわる」は使いよう・
・・。
夕飯の豚シャブは失敗。
先日試して美味かったのと同じ豚肉で、今度は肩ロースにしてみた(前回はバ
ラ肉)。ところが固いし分厚いし、味はともかく食感がよろしくない。やはりシ
ャブシャブするならバラか普通のロースにするべきなんだろう。すっと引き上げ
る日記。掛詞ではない。
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