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一回休み 11月14日


  前記:再び旅行で留守にするため、15日分の日記は掲示板「鯨の家」に一時的に 掲載されます。直行リンクは「ここ」です。


  8時半起床。
  8時間半睡眠。夢を4つほど観たが、1つしか覚えていない。

書道教室に張り紙があり、それには「写真にコピーをつける人募集」とある。応 募すると、道場主が「時代の流れで、書道だけでは食っていけんのじゃ、コピー ライターも兼業なのじゃ」と言う。試験代わりに一葉の写真にコピーをつけてみ ろと言われる。「あ・り・え・な・く・な・い?」とつけてみたら、「お前なん ざ破門じゃ」と言われて(また入門してないんですけど)、逆ギレした僕は「ふ ざけろ。名コピーというのは全て結果だ、これを世に出して問うてみよ」と明治 時代の文人のような文末言語で怒鳴ると目覚め。


  夢解きは読者様に任せて、家事雑用。
  ためておいた新聞をとってきて、植木鉢に水をやり、洗濯物を干して、朝食を つくり(ウドン)、部屋の掃除をして、荷物の整理(虫干し含む)と、明日からの旅 行の準備。

  え、またですか?
  1泊2日で神奈川県です。初日は人と会って、二日目はどこか(鎌倉か三浦半 島かまだ決めていない)を周って、夜にはまた別の人と会う。横浜近辺の安ホテ ルをおさえるためにネット徘徊。「じゃらん」で申し込むのは転居後初めてなの で、会員登録のやり直しなど。けっこう面倒。


  外出して整骨院。
  なんとか坐骨神経痛はおさまったが、普通の腰痛はきっちり維持している。3 日間で865キロもクルマで移動していれば、そら腰に悪いですがな。それでも神経 痛が落ち着いたということで、一般的なストレッチの指導を受ける。これが苦手 科目で、ちゃんと毎日続けられるかどうか自信がない。たった5分なんだけどね え。これを機会にちゃんとやろうかと、自分を励ますためにここに書いておく。


  移動して昼食はパスタ屋さん。
  昼食時なので混雑している。入店したときに男性客かつ1人客はぼくだけで、 それこそ「あ、間違えました」と店を出るべきだった。しかし、男ってのはパス タを外で食わないのかね。カキのクリームソースを注文。

  待っているうちに、隣の予約席に♂サラリーマン2人と♀OL(差別抵触の恐 れ及び語義重複)2人がやってきた。
  全員20代後半かな。幹事役の♂は、坂口憲二と織田裕二を足して2で割ってノ ータリンソースをまぶした感じの頭の弱そうなやつ。

坂口裕二「いやぁ、この店、混むから予約しないと入れないんだよ」
OL:A「きゃあー嬉しい」

  バカかよお前ら(-_-;)
  打ち合わせでもなんでもない、たかが普通の昼飯で予約するなよ。ランチの平 均が1,100円なんて程度の店だろうが。勤務時間中に、こそこそ昼飯の予約TEL とかしたんだろうなあ。昼間から合コンもどきをするほど暇なのか。

  お味は普通くらい。
  最初に出たサラダの具が、なんとレタスだけ。凄いね。パンは食べ放題だけど 冷たい。そのほか、店の雰囲気などで引き算すると「半年に1回」というレベル かな。


  スーパーに寄って今夜の夕食ぶんだけの買い物。
  高級な店にも行ってお惣菜も買ったり。家事の大きな楽しみには「食材をまわ す」というものがあるけれど、昨日まで旅行、明日からも旅行で、その「維持す る楽しみ」を放棄するしかない。今日が8連休の4日目で、6日目までは遊んで 回ろうという予定。いつもの休日のようにヒキコモルのはやめておこう、という ところ。

  コーヒーを淹れて、たまったメールの返事書き。
  旅先だとどうしても旨いコーヒーに出会えず、メールを書くこともほとんどで きない。たかが3日ほどだったのに、久しぶりの自宅なんだなあと思う。ずっと 好天気で、モロモロがよく干せる。いい気分。


  「メールはケータイ中心になりました」という話題の相手が3件。
  ケータイメールは文章としての締まりがない(から良くない)、といった批判 をよく見かける。文章全体を一覧することができないため、文章力の低下を招い たという批判でもある。果たして、そうだろうか?

  メールでは単発的で一貫性のない話題を扱うほうが多いように思う。
  重大なものごとを扱うメールを書く機会は少ない。まあ、せめて仕事で使うく らいか。もともと、一貫的な文章を書く機会というのは少ない人のほうが普通だ ろう。

  僕の日記も同じく一貫性はないし、僕が書くメールも同じだ。
  よほど相手とのやり取りが濃厚で近しいものでない限り、たわいもない、一貫 性なんて必要のない文脈依存性が低い文章を書くことのほうが多いだろう。そう いう、わりに一般的なニーズにあったからこそケータイメールが普及した、とい うほうが正しいだろう。

  と書いたものの、僕自身はケータイメールには、あまり濃い返事を書かない。
  できるかぎり、2センテンスくらいで済むように書いている。あくまで僕にと ってということだけど、ケータイメールは用事のやり取りのため、PCメールは 内容のやり取りのため、という位置づけだ。内容あるやり取りを必要とする機会 なんて少ないのだから、どんどんケータイでメールしたほうがいいだろう。「メ ールする」と「メールを書く」はだいぶ意味が違いますよね、という話題でした 。ああ、また反感を買ったな、意図的だけど(^_^;)


  将棋の竜王戦は第3局の2日目。
  上記のサイトでは生中継を観られるのだが、どうしたことか、先日まで何も問 題のなかった「JAVAなんとか」というシステムが作動せず、観戦できない。 アップグレードしても再起動しても同じ。毎度おなじみ、意味不明のヘルプ機能 が役に立たないという展開。

  復旧まで3時間くらいかかったか。
  ずっと付き合っていても仕方がないので、作業の合間に本を読んでいた。


  『つげ義春の温泉』つげ義春を読了。
  序盤が温泉の写真とイラスト、中盤が温泉を題材した漫画、終盤が同じくエッ セイ。止まった時間が流れているという矛盾を感じさせる好著。

  図書館でたまたま見つけた本。
  つげ義春の不思議な漫画に興味があるということは以前にも書いた(ヒマここ)。本書は実 にわかりやすいタイトルで、そのまま全てが鄙びた(ひなびた)温泉のネタばか りである。今ではほとんど休業状態になってしまった漫画家は、同じように温泉 旅行をすることもほとんどなくなったという。「あとがき」から。

>(写真は)二、三十年前に写したものなので、現在このような景観を見ること はできないのではないだろうか。私の温泉離れも、みすぼらしい景観が少なくな ったのが原因といえるかもしれない。

  みすぼらしくて、どこまでもしょぼい
  僕がそうであったように、本書で紹介される40ほどの温泉の名前を聞いたこと がある人もあまりいないだろう。それなのに、何か懐かしいような気がする。す ごく不思議だ。皆さんも本書をどこかで見つけたら読んでみてください。


  プールはまたまた腰痛のためにお休み。
  これで今週はプール全休が確定。旅行のせいで体重が増えているだろうから、 ダイエットも含めた日常復帰は来週からになるだろう。ヒマなわりには緊張感を 自分に強いて生活しているから(読者の声:そうかなあ?)、たまにはユルめる 週があってもいいでしょう。自分に言い訳の典型ですね。

  入浴してから夕食。
  作ったのは湯豆腐と大根オロシくらいで、他は買い置いたお惣菜(ギョウザな ど)。なんか味気ないね。家事による運動量が減っているのか、ちょっと体が重 い感じもあり、お酒も控えめに。ダラダラとした日々は、あと2日ほど続く。
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