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ナイアガラの滝のように 12月15日


  9時半起床。
  実際にはその1時間前に目覚めているようで、ウトウトする時間を含めて7時 間睡眠くらいか。目覚ましはかけない。それでもだいたい9時半には起きたくな ってくる。寝室には遮光カーテンを使っているから、陽光も関係なし。

  土曜日なので朝風呂。
  持ち越していた風呂場の大掃除が終了。それほどの達成感がない(つまりあん まり汚れていない)のが残念かな。風呂用洗剤というのは強力なのか手荒れしや すい。ハンドクリームを丁寧にすりこむ。


  朝食を済ませて年賀状書き。
  業者に頼んで自分の住所などを入れてもらったものに書きます。明らかに割高 なんだけど、なんかパソコンでやるのが面倒なんだよね。写真とかレイアウトと か考えるのも面倒だし、日記のためにPCに向かう時間も多いし、というのもあ ります。

  慌てております。
  ハッキリ言いますが、やっつけ仕事です。心はこもっていません。それはみん な言わないことになっています。でもこれ、絶対こうなるよな。僕は友だちが少 ないほうなのでまだいいけれど、多い人は100枚とか書くから、ただの流れ作業に なるでしょう。僕は年齢の半分よりは多い、くらいの枚数です。

  それでも結構時間がかかるよな。
  どういうわけか自分の名前を印字してもらうのを忘れていて(受け取り時の確 認でも気がつかなかったw)、全部に名前を書きました。もちろん相手の住所な ども書くし、コメントも書きます。印字だけの年賀状なんて失礼の極みですから ね。ああまた友だち減った。あー面倒だ。2時間以上かかって終了。


  昼食です。
  自転車で3分くらいの中華料理店。住宅街の中ですから、無茶な商売はしない だろうし、またハズレも結構あるかなという予想。基本料理のチャーハンで試す のはいつも同じです。ラーメンはまあ、期待できないからね。

  すぐに来ました。
  お昼過ぎで空いてるだけですけど。えーと、なぜかマッシュルームが入ってい ます。チャーハンに入ってる現場は人生で初めてです。ピラフと区別がついてい ないのかも(しかしチャーシュー入り)。うまいんだかまずいんだかよくわかん ねーなあ。まあ何かのときには使えるかもしれない。

  そこから自転車で7分ほどの酒屋さんへ。
  ディスカウントの店です。家から10分で遠いんだけど、ちょうど運動にもなる し、やっぱり安いんだよね。ビール12缶とワイン2本を買って帰宅の道。なんだ か何やってんだかなあって感じです。

  冬の午後の太陽が傾きかける手前です。
  こういう景色にはサイモン・アンド・ガーファンクルが似合います。戦場に橋 でもかけちゃいそうです。まちがっても、ワム!とかカルチャークラブとかはダ メです。この段落、30歳以下の読者には全く意味不明ですね、すいません。


  帰宅して雑用しきり。
  アイロンがけとかね。今日は土曜日でプールが使えないからヒミツの花園も小 1時間ほど。昨日から冬晴れで洗濯物がよく乾きます。布団なんかカラカラにな っております。もう、干すべき布団がないんですけど、どうすればいいのでしょ う。さてさて出勤しましょう。

  2回目の昼食はパンが続いております。
  だいたいオヤツに相当するので、甘いパンを食べます。ジャムパンとかメロン パンみたいな「まあ甘いパンではあるな」というものではありません。何とかか んとかタルトみたいな、こってりして、生クリームとか使ってありそうで、実に カロリーの高そうなあま〜いパンを選びます。

「そんなん食っててよくダイエットできるな」

と思うでしょう。目に見えないところで死ぬほど苦労してますから。僕は駅のエ スカレーターなんて絶対使いませんよ。

  こういうパンって、名前が覚えられません。
  今日はクイーンズ伊勢丹のあの店で買いました。アップルなんたらかんたらで す。もう忘れたわけです。なんか、意味不明なカタカナが並んでて覚えられない んだよね。だいたい、さっきの「タルト」って何語なんだろう。オランダ語あた り?


  授業は順調。
 ところで、今日の長文で vigor =「活力」という単語をやりましたね。形容詞は  vigorous で「活力ある」とか「力強い」とか。まあ別にどっちの品詞から覚えて も構わないし、偏差値60以下くらいで苦しい人は覚えなくてもいいです。で、こ ういう余談をしたかったんですよ。

<架空の余談始まり>
  ときに、バイアグラってありますね。
  はい、女子は下を向く。男子は上を向く(あっ、コレ自体が言葉遊びだ)。い や、僕は必要じゃないっすよ、二重の意味で。そういう話じゃなかった。

  バイアグラって、Viagra って書くんですよ。
  固有名詞ってか登録商標のはずだから、最初は大文字ね。ああ、入試には出ま せん。出たら笑いころげます。薬学部とかなら文句は言えないかも。でも出ない か。で、このバイアグラって造語なんですよ。あの、滝のナイアガラってありま すね。それと、このビガー、vigor をくっつけたの。

( vigor + Niagara )÷2= Viagra

  ってことです。
  あの、怪獣のゴジラってのに似てますね。知らない? モスラと戦うやつ。 あれは

(ゴリラ+クジラ)÷2=ゴジラ

  なんです。
  そっくりでしょ、バイアグラ。で、なんでナイアガラとビガーなのかって言う と、活力が滝のように流れて・・・。
<架空の余談終わり>

  こういう余談、教室でやっちゃまずいですよね?
  え、ここでやってもダメ? いいじゃないですか、これで vigor =「活力」って 一発で覚えちゃうじゃないですか。ちなみに、どっちも真偽は不明ですけどね。 つまらない、おばかな話からゴイが増えることって多いんです。女子がどうなの か、女子読者様はどう思うのか知らないけど(^^)


  寒い中を帰宅。
  夕飯はまたまた鍋で、「またこんなことを書くのか」と自分でも思います。豚 ロースで普通の寄せ鍋です。野菜が食べられること、準備が簡単なこと、何より も暖かいことを考えると、この多忙期は鍋しか考えられません。明後日からは3 コマになって時間の余裕がなくなるから、なおさらです。

  ワンパターンでどうもすいません。
  謝ってどうするんだよ。というあたりで締まりなく日記を終えようとしたら、 昼間に読み終えた本の感想文を忘れていました。忙しくてたまらないです。では また明日。以下はヒマな人だけ読んでください。


 『野球の国』奥田英朗を読了。
  直木賞作家による旅行エッセイ。
  地方都市に野球を観にいくことになっているが、実際には野球よりも旅行の日 々に重点が置かれている。おもしろい。

  具体的な文章が好きだ。
  特にエッセイの場合、デティールに踏み込んであればあるほどおもしろい。著 者のエッセイを読むのは2冊目で、1冊目(ヒマここ)と同様にしつこい描写が 良かった。技術の上下差はともかく、なんとなく僕の書く文章に似ている。

  連載旅行記なのに、著者は予定出発日に寝坊。
  しかもエンエンと旅行前日の自分を語る。そんな旅行記があるかよ。天王洲ア イルに住む著者は明日の新幹線の切符を買うため(そうすれば明日こそ出発でき るという理由)、品川駅へ歩く。

>アパートを出て、散歩気分で歩く。およそ二十分の道のり。天王洲アイルの当 局筋は、「品川駅から徒歩十二分」と宣伝しているが、それはシャキール・オニ ールが大股で歩いた場合であって、わたしの場合だと二十分かかります。

  だからナンだよ、というのがいい。
  「シャキール・オニール」というのが何者なのかわからないものいい(いま調 べたら身長216センチのバスケ選手だった)。比喩というのは、喩えられたものを 知らなくてもわかる。そういう読み方ができる読者に訴求しているのか、あるい は本気で「シャキール・オニールなんか誰でも知ってるだろ」と思っているのか 、わからない。それがいい。

  野球の話題は確かに出てくるのだが、知識は不要。
  ほとんどはどこに行って何を見たか食べたかホテルはどうだったという話題。 ただ単純に「あはは」と笑いながら著者の奇妙な旅を追いかければいい。よびわ るファンにはオススメ。それ以外は、どうかな。
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