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立て、立つんだ風太! 1月8日
  6時20分起床。
  早すぎるけど、もう眠れない。11時前に寝たからなあ。5時前から続けざまに 4つも夢を見た。

・知人が電車から投身自殺。僕は同じ車両に乗っていて、彼(彼女)が身を投げ る寸前に乗客の子ども達にアメを配るところを目撃していた。僕は学校へ向かう 。正門からではなく、裏山を通り抜けていく道からだ。

  もう少しストーリーに整合性のある夢を見たいのだが、どうすればいいのか。


  朝食を済ませてもまだ7時半。
  バッハをかけてヒミツの花園を1時間くらい。湿度が高いらしくモヤのかかっ た朝だったけど、だんだんと晴れてきていい眺め。続いて年賀状のお返事書き。 出したぶんはほとんど戻って来ましたね。

そろそろ現実社会で会っておかないといけない人

も増えてきました。それがなかなか難しい。年賀状が嫌いな人もいるので、今年 から寒中見舞いバージョンも導入しました。


  9時半過ぎ。
  腹減ったな。足上げ腹筋をしながらパスタを茹でて(同時ではない)、ぺペロ ンチーノ。レトルトです。このペースでいくと今日は

昼食3回

なんてことになってしまいそうだ。少し休んでからプールへ。


  息継ぎクロールの話の続き(前回はヒマここ)。
  元教え子♀から頂いたメールを参考に練習を続けている。いま取り組んでいる のは力の入れ方の調整。勝手に引用。

>手を前に持っていくところ : 0
   かき始め                     : 1
   水を押すところ              : 5

  このくらいの割合で力を入れろということ。
  ふだん泳がない人には「ゼロって?」と思われることだろう。もちろん完全な ゼロではなくて、推進力を得ようとしないくらいの瞬間がある。僕の平泳ぎの場 合は、やはり腕を前に伸ばしきった瞬間がゼロになっている。

力を入れない時間を設けることで、力を出す場面での推進力を稼ぐ

という感じかな。

  いまのところ、ゼロの瞬間が作れない。
  手を前に出した瞬間に水をプッシュする気持ちが腕に出てしまい、全体に力み すぎた泳ぎになっている。もっと余裕が出てくれば自然にゼロになってくるはず 。スピードを意識しないように意識するという段階。

  今日のところは、とりあえず25メートルは確実に泳げるようになった。
  途中で立ち止まらないということ。この3回くらいは達成できている。ゼロの 瞬間を目指している過程でフォームを意識することができるようにもなってきた 。たぶん来月あたりになれば

「アノ人は溺れているわけではないのだ」

と周りの人に認識してもらえるだろう。気が遠くなるような過程だが。


  帰宅してもまだお昼。
  とても暖かい。さあ参りましょうか。千葉市動物公園へ。

<よびわる名物独りデート編>

・その1
  千葉駅からモノレールです。レール型じゃなくて宙吊り型、怖いですね。車線 変更のとき、かなり揺れます。

・その2
  ガラガラです。幼稚園に入る前の子ども1とジジババパパママのいずれかの組 み合わせの客しかいません。カップルが2%くらいかな。独り客? それは質問 禁止(-_-メ)

・その3
  ゾウの調教を観ました。「座れ」とか口頭の命令を聞き分けるんだ、すげー。 象使いと一緒に脱走しないといいですね。

・その4
  園内の「子ども動物園」がオモシロイ。囲いの中に入って、ヤギとヒツジに手 からエサをあげられます。子どもたちの7割は大泣き。僕もやりたかったけど、 独りじゃちょっとね。人さらいだと思われそう。

・その5
  レッサーパンダの風太くん、いました。子どもも3頭いたけど奥さんは不在。 じっと観てたけど、のこのこ歩いているばかりで、ちっとも立ちやしません。ふ ざけろよ。かわいいのはカワイイ。

・その6
  モンキーゾーンが充実しています。フクロテナガザル2匹がブランコをしなが ら叫びまくっていて感動でした。クケーッ!みたいな声。夜道で出くわしたら失 神しますね、あたしゃ。

<以上>

  わりに面白かった。
  ちょっと動物の数は少ないけれど、空間が広くて小さな子どもを連れて行くに は良さそう。とにかくガラガラで、ゆっくり観ることができた。ラマとかマレー バクとか眺めていると、時間が止まったような雰囲気も。


  千葉そごうのフードコートでソバを食べる。
  ぜんぜん美味しくない。続いてデパ地下を物色するも、買いたいものは見当た らず。動物園が良かっただけに、ちょっとミソつけた、というところでしょうか 。

  日の落ちる前に帰宅。
  もちろん布団は取り込んでおきましたし、この時間に帰るのは計算通り。洗濯 物を干しっぱなし、なんて考えられないです。続いて読書。


 『インフォドラッグ』生田哲を読了。
  ゲームやTVの暴力映像が子どもに与える悪影響について述べる本。
  ありがちだが、悪からず。

  本書の主張を単純化すると以下の通り。

・映像は薬物と同様に(特に子どもの)脳に影響を与える
・その影響力を「インフォドラッグ」と呼ぶ
・ゲームやTVには依存性を発生させる力がある
・その力は特に9歳未満の子どもに強く作用する
・脳には見たものを真似るというミラーニューロンがあるからだ
・暴力の抑止は前頭葉で行うが、子どもの前頭葉は未発達である
・子どもの前頭葉の発達を妨げるのがゲームやTVの暴力映像である
・ゆえに、それらの暴力映像を避ける努力をするべきだ

ここまで単純化すると著者は怒るかもしれないけれど、多くの論文や実験データ を引いてこれらを詳細に論じている。

  脳に関する研究は発展途上である。
  数年前から、「脳トレ」が異様にもてはやされている。それだけ脳に関する研 究が進んできたともいえるが、その発達の速度が異常に速いということは、その 速度に応じて現在検証されていることが誤りである可能性も高い。定説が完成す るまでは長い時間が必要だし、膨大な検証が必要であるからだ。お茶のカテキン に抗ガン作用があるという報道など、ほんの数年でくつがえされたという事実も ある。

  だから、本書に限らないが、脳に関する諸説は全てマユツバとまでは言わない までも、多少は疑って考えるべきである。
  したがって、本書に述べられていることが本当に「科学的」であると考える気 にはならない。しかしそれでも、「まあ恐らくはそうなんだろうな」とは思える 。どこにでもいる普通の子どもが突然殺人のような暴力行為に及ぶ理由に、ゲー ムやTVやネットの発達が無関係である、とはとても思えないからだ。ある程度 までは信憑性がある、くらいか。

  20%くらいの懐疑を持ってあたれば、読む価値のある本だろう。
  僕自身が初めてTVゲームに接したのは8歳のときで、幸いなことに依存する ような時代には生きていなかった。今でもゲームはやらないし(20代半ばに少し はまったことはある)、TVもほとんど観ないし、子育ての予定もないので全く 関係はない本だった。しかし、特に子育て中の人は、立ち読みでも軽くどうぞ。

  ところで、

電車内でゲームやってる奴って、バカみたい

に見えませんか?
  あんな忘我のツラを世間にさらせるって、すごいと思います。ほとんど目がイ っちゃってます。もっと悪口を書けますが、やめておきましょう。セックスのと きの自分の顔は、その相手にしか見せられないという美意識の欠如とでも言え ますが、あ、やめとくって書いたのか(^^ゞ


  夕飯は地味に鶏つくね鍋。
  5日ほど前に油漬けしておいたネギの青い部分をつくねに入れたら美味しかっ たです。そろそろ料理をちゃんと作らないと3日前くらいに思ったけれど、まだ まだ気分は講習モードなのでしょう。ときに、

センターの裏教科、まだ点数が伸びます

から投げ出しちゃ駄目よん。それでは。
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