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ゆるいですなあ 1月10日
  9時半起床。
  朝食を終えてからパソコンに向かうと、掲示板に投稿を頂いていた。以前の日 記の記述の誤りについて。完全に僕の不勉強で恐縮の至り。自分が考えているこ とにヌケがあったという、それこそ間抜けな話だった。引き続きがんばりましょ う。ご指摘に感謝、読者様に謝罪。


  新聞受けに新聞が2紙入っていた。
  日本経済新聞。たぶん上階か下階(←この漢字、どう読むのでしょう? ゲカ イ?)と間違えたのだろう。返すわけにもいかないので、失礼して拝読。僕がと っているのはM日新聞。ずいぶんと違うんだな。

・TV欄が最終面にない
・マンガが載っていない
・ほとんどの記事がお金に関係づけられている
・分厚い

  TV欄とマンガはともかく、44ページというのは分厚いね。
  ちなみに今日のM日新聞は30ページ。ただし日経はやや広告の占める割合が高 い。やはりいかにもビジネスマンが読みたがるような広告が多いのも特徴なのか も。

  もっと新鮮だったのは、折込み広告
  日経に添えられた折込み広告はずいぶんと量が少ない。普通のスーパーとかデ ィスカウント店のものは一切なし。代わりに、M日に添えられたオリコミでは滅 多に見ない広告(高価な注文住宅とか)が少々。

日経だけ購読していると奥さんが困るんじゃないか

と思うのは、僕が庶民だからでしょうか。あるいは、日経購読者は安売り情報な んか必要としていないのかも。新聞は複数紙を読むべきだという意見があるけれ ど、なるほどなと思った次第。現実に2紙とったら、お金と場所(古新聞)のコ ストがかかりすぎるとは思われる。


  お昼をまたいで読書。
  小説を読むのって本当に時間がかかる。今年こそ読書量を減らしたいので、意 図的にじっくりと読む。「読書量を増やしたい」という記述はありがちだけど、 「減らしたい」は珍しいかも。でも、本当の読書家(僕の定義は1日最低1冊か な)はみんな同じように考えているのだろう。

  1時過ぎにプールへ。
  今日もクロールです。平泳ぎを混ぜて700メートル。空腹だったこともあり、体 重は64キロ。運動前の食事はともかく、昨日から0.8キロ減。あんまり意味のない 記述だな。24時間単位くらいでみると、体重は上下幅2キロ近くあると思われる から。ダイエットはもっと長期的に考えないと体にも頭にも悪いですね。

  自転車で散策すると、今月開店したばかりのインド料理店を発見。
  早い話がカレーね。一番安いセット(キーマカレー・ナン・サラダ・スープ) を頼むと、どうしたことか異様に旨い。食後にホットチャイがついてくるのも良 かった。開店直後だけに張り切っているのかも。味が安定するかどうかは不明だ が、ごひいきにさせてもらいましょう。


  トイレットペーパーを買って帰宅。
  エッセイ書きとその作業。ヒミツの花園を1時間弱。ときどき読書。いつもの ように時間が過ぎていく。今日は朝から良く晴れたし、わりに暖かかった。布団干しも好調。

  『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶 』大崎善生を読了。
  4本の恋愛短編集。
  同じく新潮文庫から出た『九月の四分の一』(ヒマここ感想文)と対になるよ うに書かれているのか、主人公は全て女性。いまひとつ。

  この作家は僕にとってマンネリ。
  今が盛りというつもりなのか、やたらとたくさんの小説を発表している。発表 のタイムラグが少ないのか、執筆にかける時間が少ないのか、両方なのかは知ら ないけれど、同じような話が多すぎる。同じコンテンツを違う器に盛って出すの は小説家に必要な技法ではあるにせよ、いいかげんにしつこい。

  良いところはある。
  間違いなく僕はこの作家が好きだし、文庫になればこれからもしつこく買い続 けるし読み続けるだろう。しかしそれにしたって、という想いが残る。たとえば 、設定がいつも同じであること。

  舞台が中央線沿線かヨーロッパか札幌ばかりなのだ。
  作家が自分で経験したことが作品ににじみ出るのは仕方がないことではあるに せよ、どれを読んでも舞台が同じというのは、底が浅いのかと思わされてしまう 。本書でも熱帯魚を育てる大学生が出てくるし(一人暮らしの大学生にそんな経 済的余裕があるかね?)、森や海といった場所が物語を動かすという設定もワン パターン。「よびわる」の布団干しじゃないんだから大概にしてくれと言いたく なる。

  小説の真髄は詳細に宿る。
  細かい部分をキッチリ書いて、あるいはそれを捨てることで小説の核(とでも 呼びたくなるもの)がアイマイに描かれ始める。数ばっかり書かないで、もっと 腰を落ち着けてドッシリとした小説を書いてほしい。今後に期待するだけに、個 人的感想として敢えて本書には批判的に。ただし、あまり小説に馴染みのない人 には読みやすい短編集である。


  夕方から夜にかけてまたまたエッセイ書き。
  2時間以上かけて1本完成。実に時間の無駄なんですけど、趣味ってこういう ものです。何かを犠牲にすればするほど、価値が高まるというか。気分が乗ると 、ときどきこうなる。今日アップするものではありません。

  夕飯です。
  昨日のシメサバと豚シャブとカブの炒め物など。シメサバが精彩を放つという ところでしょうか。


  ヌル燗は新潟長岡市の『久保田 百寿』。
  頂き物です。この酒は純米ではなく、醸造用アルコールが入っています。いつ かの報道にあったように、酒税法だか何かの改正で純米酒以外は「清酒」と表記 できなくなるとか。その是非はここでは置いておくとして、日本酒は下手な純米 酒より醸造用アルコールが入っている名酒が多いことを強調しておきたい。

  で、『久保田』です。
  さすがに旨いですね。キレの良い辛口。常温でもヌル燗でも同じような感じで す。問題の醸造用アルコールは、匂いがちょっとあるけれど問題なし。この半年 くらい純米酒しか呑んでいませんが、それでも気にならない程度。旨い酒のお手 本と言える味です。

  明日から3日連続授業。
  ゆるゆるの日々でたるんだ気持ちを引き締めながら教壇に立ちたいものですね 。


追記:エッセイ283「家探しの詳細 その5」をアップしました。
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