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期待ハズレはお客様優先 2月11日


  7時過ぎ起床。
  好天気。今日はお客があるので行動するべきことが多い。と言っても、8時過 ぎから10時まではHPの作業。

  「語る」をコリコリ書く。
  あれも書きたいこれも書きたいというネタが脳みそのあちこちに転 がっている 。それが実際に書き出すことに至るには、微妙な駆け引きがある。書きたいと思 った瞬間に即座に実行できるわけではなくて、いわば

「書きたいツボ」が満杯になった瞬間に

書けるような感じ。日記のように時系列に書けばいいものは作業的だけれど、時 間を無視したものを書くのは創造的、と言えば少々言いすぎかな。


  スーパーへ買出し。
  お客は2人なので3人分の料理をする必要がある。量はもちろんだけど品数を 多くしたいので、買い物も大騒ぎだ。昼食にはプルゴギ弁当を使う。自分の食い 扶持を準備するヒマがないってこと。

  午後は料理の下ごしらえ。
  部屋の掃除に1時間。洗面所やトイレや風呂などの換気扇の掃除も。予想され たように非常に汚れている。他に、小まめにやればいいけれどやらないところで も書こう。

  電話、ありますね?
  ケータイじゃなくて、固定電話。子機もありますよね。え、そんなの普通に拭 き掃除している? いやいやそうじゃなくて、子機って、充電台に乗っているじ ゃないですか。

電話子機の充電台。

  ものすごく汚いですから(-_-メ)
  勇気を持って、のぞいて見てください。なかなかそこまで、ふだんの掃除では 意識できないものです。ヒミツの花園も1時間。


  来客は去年の同時期(ヒマここ)と同じで、家族1人とその連れ。
  5時に到着の予定が、なんのかんので1時間半遅れ。遅刻には寛容だけど(僕 もよく遅刻するから)、限度はあるよなあ。暇なので料理をもう1品増やす。家 で待つから良かったと考えよう。さらにヒマなのでこの日記を書く。


  今日のメニュー。

1、前菜盛り合わせ(冷菜)
   キュウリとキムチの和え物・白菜の浅漬け・ゆで卵のしょう油漬け・高野豆腐 の煮付け・ゆでキャベツの梅おかか和え・冷奴

2、前菜盛り合わせ(温菜)
   鶏スペアリブの煮物・油揚げと切干大根の炒め物

3、メインその1
   豚バラ肉と大根の中華煮

4、サラダ
   ハムと水菜と玉ねぎ

5、メインその2
   鯛のカブト煮

6、刺身
   生ウニ・甘海老・シメサバ

7、メインその3
   鶏とゴボウと白ネギのちゃんこ鍋

8、デザート
  ケーキ各種


  やはり前菜が面倒だね。
  インゲンのスジを取るとか、ゆずの皮をむくとか、切干大根の下茹でとか。い かに前もって作業をしておくかが重要。冷菜と温菜にわけるのは、前者が盛り付 けだけでスバヤク出せるから。冷奴が奇妙だが、バルコニーで作った青ネギを食 べてもらうため。話題作りとも言う。

  メインが3つあるのは、料理を男性的にしないため。
  「男の料理」なんていうのは気合が入りすぎた1皿料理が多すぎて(みんなが 迷惑、半日煮込んだカレーライス)、そういうのは僕の趣味ではない。1品にす ると、自分だけが食べるならともかく、客が嫌いなものを出すというリスクが増 えてしまうということもある。

  メインその1は2回練習した。
  昨日まで食べていたから飽きているけれど、客は今日しか食べないのだからそ れでいい。鶏がらスープで煮込んだおでんみたいなもの。しかしヒマだなあ。さ らに説明を続けよう。

  サラダは薄味に。
  ハムはフェリーノというイタリアのもの。商品名ではなく、一般名詞だと思わ れる。サラミみたいなもんですかね、知らん。

  鯛のカブト煮はいつも食べる。
  あまり見栄えが良くないのが欠点か。どう転んでも美味しくなる料理で、ハズ シがないものを1品混ぜておくのは重要だ。味見すらしていない。魚はアラをい かに食べるかが大事かも。ブリ大根にするかどうかも迷ったが、組み合わせの問 題でこうなった。

  刺身は定番として。
  生ウニは高かったけど、家族の連れが好きだというので。ゼイタクだよ。シメ サバは昨日のうちに作っておいた。味が熟れていると良いけれど、どうか。何し ろ食べる前にこの日記を書いているのです。

  「その3」ちゃんこは絶対量を増やすため。
  家族の空腹次第で出すつもり。下準備さえすればいつでも出せる。卓上コンロ を出すと大事(おおごと)になるから、キッチンから直接出すことになるのか。

  デザートはケーキ屋さんで買った。
  残念ながら、僕は自分でケーキに限らずデザートを作ることができない。ケー キやクッキーなどの洋菓子は、レシピを入手してその通りに作ればほぼうまくい く、という事実だけ知っている。それでいて奥が深いし、ふだん食べるわけでは ないので勉強する予定もない。ここまで15分で書いた。


  10時過ぎに来客辞去。
  シメサバの受けが良くなかったのが残念。手順は簡単でも手間がかかっている んだけどなあ。お酢くさいのがシメサバという世間の評判もあるのだろう。正直 、くやしい。でも、授業と同じで、結果が全てだ。もっと研究しなければ。

  他はまずまずかな。
  もっとも手抜いた「油揚げと切干大根の炒め物」の評判が良かったりして。供 給したいものと供給されたいものとの違いを痛感した夜でした。では。
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