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出発前夜の翌日 |
2月26日 |
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9時起床。
・16畳くらいの和室で僕は授業をしている。部屋の外で受講している男子生徒が
いたので、授業を中断して「お前ふざけるんじゃないよ」と言って部屋の中に連
れ戻す。すると教室の生徒数が倍増している。どういうことだろうと思いながら
「 get used to 名詞」の意味を説明する。中断した授業の流れを取り戻そうと女子
生徒を指名する。菰田(こもだ)さんと呼びかけると、「私の名前は上田です」
と反論される。おかしいな、名簿には菰田って書いてあるんだけどな・・・。
という夢だった。わりに首尾一貫したストーリー系ということですね。
朝食は昨日のパンの続き。
冷蔵庫はそこそこカラッポになって良かった。午前中はヒミツの花園。久しぶ
りに曇り空に変わって、「春二番」のような強風。温度はそれほど低くない。
旅行の荷造り。
気温がどうかなんだよな全ては。つまり服装。今回も去年と同様に(ヒマここ)リュックサ
ック1つで行くつもり。雪道で片手に荷物、では千葉人は転ぶだけだからね。当
地の天気をネットで調べる。
曇り時々雪
最低気温 −2℃
最高気温 0℃
そんなに寒くないかな。
それなりに春が近いということだろう。そこはGWごろに桜が咲くことで知ら
れている。ハイネックのTシャツとセーターとスキーウェアだけで何とかなるで
しょう。そのあたりには丸2日しかいないということもある。それでもリュック
はキツキツ。
昼食を取りに出る。
東南アジア系料理店。来るのは2回目で、今日は海老のグリーンカレー。ココ
ナツの香りが利いていて、すこぶる旨い。いい店だなここ。敷居が高いような店
作りなので入店をためらうことが多い。
プールは600メートル。
寝台特急で食べるためにオードブルの盛り合わせみたいなものを買っておく。
夜が更けると、駅の弁当には意外に良いものがないのだ。まあビールくらいは普
通に買えるだろう。旨い日本酒のワンカップも持参する。駅では良い酒は買えな
いから。
荷物が多くなっても、食べ物なら減っていくだけだから困らない。
他にリュックに詰めた食べ物は、チョコレートとウーロン茶のペットボトル。田舎のテツ
旅だと、昼食を入手できないことがよくある。え、
駅で買えばいいじゃん
だって?
あのね、駅弁があるような駅で乗り換えるわけじゃないの。
単線の行き止まりの駅に(折り返すんだよな)、駅弁なんかないの。駅ソバも
ないの。そういう食べ物が入手できる店すらないの。駅員だっているかいないか
なんだから、キオスクだってないの。飲み物の自動販売機しかないの。駅弁を楽
しむなんて、
テツ旅としては初心すぎる
の。はぁ〜い、わかりましたかぁ?
そうだ、食べ物が困るのだ。
寝台車から朝食をゲットできるかどうか。幸いなことに、朝方6分ほど停車す
る駅があるので、そこでスバヤク駅弁を買えるかどうか。正確に言えば、停車は
3分あれば購入は可能なのだが、駅弁の販売があるかどうかが不安なくらいの早
朝なのだ。
夜もたっぷり暮れてから家を出る。
いや、暮れるのは日であって夜じゃないか。ここまでの記述で、我らがテツ同
志は僕が乗る寝台特急を特定できただろう。あとをつけてこないように。見送り
も不要。そんなヤツいねーよ。それほどに寝台特急の数は減っている、憂うべき
ことだ、と書きたいわけね。
もちろん、まだ家にいて日記を書いている。
出発前夜と書きたいところなのに、寝台特急利用なので間抜けな日記になって
しまった。靴も1週間にわたって履き慣らして準備万端。雪道でバスがスリップ
して大事故、なんてことがないように祈っておいてくださいね、ヒマな人は・・
・。では、本当に行ってきます(^_^)/~
エッセイ287「宮崎・鹿児島激走!」をアップしました。
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