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函館からの直線一気 |
2月29日 |
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6時過ぎ起床。
6時半、朝風呂。7時半、朝食。平凡なのに、おそろしく旨い。イカの塩辛は
絶品だった。さすが函館。
8時15分、宿を出発。
午前中は函館市内見学。昨日までは氷点下6℃という寒さだったようだけど、
今日は暖かかった。晴れときどき雨。雪ではなくて、雨。上着はスキーウェアだ
ったので、何も問題なかった。
函館を歩くのは、たしか人生で4回目になる。
好きな街なのだ。だいたいの方向感覚はあったので、ガイドブックは持参しな
かった。もっとも、積雪で身動きが取れないかもしれないという事前の予想もあ
った。しかし着いてみれば、積雪こそあれ歩けないほどでもなく、予定変更。ホ
テルで市内観光地図だけ入手。これで充分。
市電とバスの1日乗車券を買う。
バスはよくわからないけれど、市電はどのあたりをどう走っているか、だいた
い覚えていた。たぶん元は取れないな(1,000円だった)と思いながらも、自由に
乗れる、いつでも乗れるという感覚が欲しくて買った。じっさい、歩いている時
間が多くて、860円ぶんくらいしか利用しなかった。
詳しくは後日のエッセイに譲ろう。
もう今日は疲れている。旅費の話題だ。
トータルは55,295円
だった。車中泊1回、宿に2泊の3泊3日の函館・青森旅行で、だ。思ったより
は安くあげられた。
先日の日記(ヒマここ)に、予算は7万かなと書いた。
宿は安いところにした。基本料金で、6,500円と12,000円。どちらも1泊2食。
交通費は、現地でのタクシー代とバス代がちょっと高くなった(合計で6,450円)
。しかし、何よりも東京都区内から現地フリーパスの切符が安く(21,900円)、
これだけの安値で済ませることができた。テツ旅は意外に安上がりで、環境に優
しく、楽しい。
函館から一気にテツで帰ってきた。
まず函館から八戸まで特急。八戸からは新幹線「はやて」で。どちらも指定席
だけど、上記の切符で「無料」扱い。時間は、えーと、
乗りかえを含めて6時間半
くらい。お昼過ぎまで函館にいて、まだ都内が酔客で混雑する時間帯に戻ってこ
られる。飛行機と比べるのは無理だけど、たいしたものだと思う。
荷物をほどく。
やはり、人生は旅だもんな、といつものように思う。
いつも同じ場所にいることはできないし、いつかは帰ってこなければいけない。
これも、いつも同じように感じる。僕は、旅を自分から捨てることはできないだ
ろう。
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