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順調な開幕、疑問を感じる日記 |
3月7日 |
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9時半起床。
・何かの音楽を聴きながら、僕の飛行機は低空飛行をしていた。地上50メートル
くらいだろうか。首都高速のような壁に囲まれた道路の上を飛んでいる。ちょっ
と危ないかもなと思ったところで着陸。良かった。どこかからおばさんが現れて
、僕は写真を撮ってもらう
という夢だった。なんだか朝が寒くってさ、疲れてもいないのに寝坊です。
そうだ、今日から新しい読者様をお迎えすることになる。
新しい生徒様へのURL告知がスタートしたから、それらしいことを書かない
と。だいたい昨日の日記なんか作為的なわりに、教訓がないじゃないか。どうい
う implication (ほのめかし、の意味。imply の名詞形)だったのかと書くと、
全部パチンコの話
だったのだ。パチンコをやらない人のほうが多いはずで、そういう人たちは「ど
こに作為があるのか?」と考えたかもしれない。パチンコが好きな人は、
「そうか、ヤミクモに漕ぐのは愚かなのか」
と気がついただろう。マジョリティー(多数派)にウケるよりはマイノリティー
(少数派)にウケよう、という姿勢が個人のサイトに必要なことと考えている。
お昼前に整骨院。
その足でプールに行こうとしたら、会員証を忘れてきた。まずったな。作戦変
更で昼食。僕の家から自転車で5分ほどの場所にありながら、入り組んだ住宅街
なのでどこにあるのか特定できない、という困った中華料理店に無事にたどり着
いた。店先にサンプルも出ていないような、昭和具現系。チャーハンを注文。
給食の配膳に使うようなアルミのお盆にのって出てきた。
スープがこぼれていて、チャーハンの皿の下まで回っているけどお構いなし。
テーブルに置くときにそのこぼれたスープが滴っているけど、それもお構いなし
。これこそ本当のツユダクだぁ。
・・・まずい(-_-メ)
べチャべチャじゃないか、チャーハンのくせに。本棚には漫画『美味しんぼ』
が並べられている。その中には、
中華料理の腕前が如実に出るのはチャーハン
という話があったような気がするのだが(たぶん第5巻くらい、大昔)、いった
い何を学んだのか、この店主は。もう行かない。来るものか。どこにあるかわか
らないし、きっと来ない自信がある。
休暇期間にあった知人の誰かに、こう言われた。
>まずい店だったら、それをちゃんと覚えておかないともう1回入っちゃうじゃ
ないですか
実にその通りだ。僕の悪いクセは「自分にとって嫌な思い出はどんどん記憶か
ら消去していく」ことである。消去しすぎて、彼の言うようにまずいとわかって
いる店を再訪してしまうことがよくある。ここに書いておけば、何とか覚えてお
けるだろう。
いったん帰宅。
少し腹ごなしをしてからプール、というつもり。台所に入って包丁を取り出す
。久しぶりの包丁研ぎ。昨晩刺身を切っているときに、キレが悪くなっているこ
とに気がついたため。包丁研ぎの話題は初めてだっけ?
電動包丁研ぎ器を持っている。
1万円くらいした立派なもの。僕が料理をわりに真面目にやり始めたのは2000
年ごろで、道具をちゃんとしなきゃいけないなよなと思って手始めに買ったのだ
。切れない包丁を使っていては、料理の上達はないだろう、という考え方。
道具をそろえる前に努力だ、という正論がある。
へっ、下らないね。きちんとした道具があるから努力ができる、これが実情で
す。この正論のイケナイところは、
使わない・使えない道具をそろえる前に
となっていないところだ。自分が使える道具は必要で、使いやすいものを実際に
使うことで技術が向上していく。
今日の日記は新読者モードということで、受験勉強で考えよう。
筆記用具がいいかな。自分の筆箱を見てください。その中に、
ふだんは使っていないペンが何本ありますか?
ゼロと答えた人は、必要な道具を揃えてあるか、必要なものを持っていないかの
両極端になる。3本以上と答えた人は、不要な道具を揃えることで、時間と手間
を無駄遣いしている。必要なペンを選びだす時間が、筆箱を開けるたび5秒くら
い浪費される。1年間で、何回筆箱を開ける予定ですか?
次の質問。
普段使いしているペンで、書きにくいものはありませんか?
だいたい1本はあるでしょう。そんなん、捨てるか買い換えるかしましょう。書
けなくてイライラする、その精神的負担が受験勉強の妨げです。手にしたときに
気分のいいものがあるからこそ、技術を向上させる努力ができるのです。僕にと
っては包丁で、受験生ならまずは筆記用具です。ホントだよ。
プールは650メートル。
帰宅して授業準備の
再チェックとHPの作業。今日の日記は長くなっているので、校舎にジャンプし
ましょう。
校舎の某所(生徒様は入れない場所)に、身長30センチくらいのヌイグルミが
たくさんある。
なんだこりゃと見てみれば、どうやらUFOキャッチャーの商品らしい。今年
度の市進の目標の1つは「校舎美化」ということだけど、まずはこういうものか
ら捨てたらどうだろうか。だいたい、校舎にはモノが多すぎると思う。
そのヌイグルミの1つに、「NO×Aうさぎ」があった。
なめとるんかこれはと僕が言ったら、BBQ数学講師C(由来はここ)の発言
。
>こんなん校舎に置いてるから、生徒が減るんじゃないすか
おいおい、それ図星かもよ(^_^;)
講師室に戻り、古文講師Sに報告。
僕「あんなもん、生徒(様)にあげればいいんだよ」
S 「N×VAうさぎはないっすよね」
僕「クイズでトップとったヤツにやればいいんだ」
S 「問題じゃなくてクイズですか、予備校でw」
僕「しりとりで行こう、しりとりで。動物しりとり。3人目のヤツが『きりん』
とか言いやがるんだ」
S 「・・・(おっさん暴言もほどほどにしろよ)」
教室へ。
本鈴前に入ると、なんだか教室が騒がしい。新入生の女子生徒が多いようで、
ワーキャーワーキャー誰か来たぁ(お前らの先生だよッ!)、
みたいな大騒ぎで教室の中を駈けずり回っている。プリントなどを配っていても
騒ぎはやまない。異様に騒がしいことの喩えに「スズメの子」という表現がある
けれど、まさにそのままピーチクパーチク。どうなっとるんだオイと思いながら
授業に入ると静まった。
良いことである。
この数年、教室があまりに静かすぎた。休み時間や授業前に騒がしすぎるくら
いが高校生らしいし、元気なのは良いことである。生きているんだか死んでいる
んだか、という生徒様よりはるかに良い(勉強すれば)。今世紀初頭の市進の様
子を思い出して懐かしかった。
授業は順調に。
スズメの子軍団もちゃんと受けていたし、休み時間には
「他動詞がどうとかって何とかかんとか」
と復習としてのトークを楽しんでいた。内容が何であれ、授業に関して話をする
というのは、受験勉強でかなり重要なことである。この調子で行きたい。
講師室に戻ると合格報告の♂(元Cクラス)。
第1志望のM大学理工学部(@生田)ゲット。
よっしゃあ! 完全決着!
彼は5月に入学した「遅れてきた組」であった。
わりに良さそうな顔つきの生徒(様)だな、と注目していた。常々書いている
ように、良さそうというのは反応があることだ。難しい、わからないという局面
では苦しそうな顔つきになるとか、そういうことだ。何を聞いても無表情、とい
うヤツにまともな人間は、まずいない。それは受験生に限らないけど。
帰宅して夕飯。
昨日のサワラの塩焼きが残っていたので、アンカケにする。玉ねぎ・シイタケ
・ネギの青い部分をそれぞれ少しずつ、だし汁で煮込む。香り出しにショウガの
千切りをこれも少々加え、味は塩・酒・みりん・しょう油で、これも少量ずつ。
仕上げに水溶き片栗粉大さじ2を加え、軽く煮詰めてレンジで温めたサワラにか
ける。
うまー(*^_^*)
白身魚はアンカケにあう。具は他にニンジンや大根や油揚げもいいだろう。ア
ンカケはカサが増すので、家計の節約にも役立つ。汁を増やすとご飯のオカズに
向き、減らすとお酒の肴になる。若奥様は参考になさいますよう。
こんな日記でいいのか、と思うことはよくある。
読者様にとっては尚更だ(^_^)/~
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