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やまない雨はない 4月18日


  9時起床。
  何かの音で目が覚めた。新居にうつって、あまり騒音が聞こえなく て助かると 書いたのは去年の年末だった(ヒマここ)。「この続きはそのうち」と書いてお いて放置してあった。はは。


  しかし夜は少々の音が聞こえる。
  上階のキッチンの音である。たぶんディスポーザーの音。あともう 1つは、恐 らく食洗機の音。うるさいというほどではない。「ああ、なんか上のほうにも人 が住んでいるな」くらい。それくらいならば、喜んで!とはいかないにしても、 我慢できないレベルでもない。防音に関しては、今のところ95%くらいの満足度 。

  問題は、上階の若い夫婦に子どもができた時だろう。
  僕はあまり騒音を気にしないほうだ。それでも、旧居がそうであっ たように、 子どもが走り回る音は相当ウルサイ。子どもに「走るな」といっても無理だろう し、共同住宅というのは多少のデメリットがあるものだし。一軒家派の人も、

気がつけば隣人は少しアレなおばさん

なんてのだけは勘弁だろう。「少しアレ」のところは表現を緩めにしておいた。


  午前中は授業の準備など。
  今月分は終わって5月分の最中。もなかじゃないよ。どうしても難しいテキス トが後回しになってしまう傾向。コツコツやりさえすれば進むのにそれがイヤだ というのは、高校生と同じかも。この時期から、

どの教科も大きく遅れない

ようにしたほうが宜しいでしょう。


  お昼ごはんは家でパスタ。
  最近は基本的にレトルト利用。カバーには、


仔牛のポロネーゼ
マスカルポーネ
チーズソースで

とある。マスカルポーネって何だ? チーズの名前? パスタソースのレトルト はバツグンに味が良くなった。でもちょっと高いよね。これは300円くらいしたか な・・・。


  午後はヒミツの花園。
  1時間半くらい。今日は朝から真剣な雨。本降り。本当に雨が多いな。プール はサボることにした。徒歩15分はいいとして、雨の中を歩くのは嫌だ。正確には 、傘を持って歩くことほどつらいものはない。代わりに室内の運動を3倍にした 。これではほとんど変わらないだろうけど、気持ちということで。

  シューベルトとベートーヴェンのピアノ曲を聴きながら読書。
  雨の日の読書は楽しい。濡れないし、傘も持たなくて良い。プールをパスする と運動不足になるけれど、1日の持ち時間はたっぷりという状態になる。こんな 生活でいいのかな、世間はみんな働いているというのに。自分の仕事とも人生と もクロスするはずのない世界への逃避行が読書なんだろう。


  『豪快にっぽん漁師料理』野村祐三を読了。
  日本各地の漁師料理とその文化を紹介する。
  珍しいという意味では好著で、一般的には平凡か。

  第三章の「漁師料理の伝播」はなかなか面白かった。
  千葉県の勝浦という地名が、紀伊半島の那智勝浦から頂いた名前であるという 話は有名だ。黒潮にのって移動した漁師が移住したという話である。そこまでは 僕も知っていた。このとき、紀伊の漁師の有能さが千葉に限らず太平洋岸各地に 伝えられ、同時に漁師料理のいくつかも伝わったという話は知らなかった。

  漁師料理の紹介もたくさん出ている。
  どういう魚が取れて、どういう料理をどこで(海上か、岸の番屋か、漁師の家 かなど)作るか、どういうレシピか。しかしもちろん、極めて新鮮な魚を入手で きるから可能な料理がほとんどで、一般家庭の料理の参考にはなっても参考以上 にはならないようだ。よほど料理に自信がある人なら「いっちょやってみるか」 となるかもしれない。興味のある人はよかったらどうぞ、くらいのオススメ度。


  またまた今度は中村屋のレトルトカレーなど食べてから校舎へ。
  今日から新学期も2週目ということで気楽。雨のせいか遅刻者多数なれど、L クラスはちゃんと95%くらいの出席率になった。学校の新学期がスタートしたと ころということもあり、ややウトウトしている生徒様もいらした。たいがいなと ころで起きればいいかなと見逃してあげる。

  今年も例年のように模試の成績を発表する。
  もちろん実名はナシで、そのクラスの最上位・真ん中・最下位の数値。模試の 偏差値の意味が出てくるのは6月くらいからということで、この時期はあくまで 動機付け程度の目的。それはそれとして数値が気になるのも受験生らしく、ちゃ んと刺激になる。


  連続コマの休み時間に生徒様♂。

♂「せんせい、俺の偏差値の順位教えてください」
僕「知るか、ってか、お前さっき寝てただろ」
♂「いやいやいや」
僕「ま、早めに起きたからいいや。自分の偏差値は覚えていないのか?」
「忘れました」
僕「ボケナスがぁ! カンフェリーのところに行って質問してこい!」

ちゃんと効果があったわけだ。

  後半の授業のために教室へ。
  折れたチョークが教壇から2メートルくらいのあたりまで飛んでいた。スズメ 3姉妹(と勝手に僕は日記上で呼んでいる)の生徒様♀の発言。

♀「せんせい、チョークここまで飛んでるよ! 戻しておいてあげるね!」
僕「うっせぇぇぇ! 今度はお前のところに投げるぞ、さっさと席に座れぇぇ! 」

まるで高校の教室のようだけど、なかなか可愛いものだ(*^_^*)

  活気があるし、それだけの余裕があるということ。
  馴れ馴れしいくらいは、僕にとっては心地良い。模試の復習はまずゴイからと いう指導をした。文法系の解説を読んで理解できる時期でもないし、まずはそこ からだろう。とりあえず「イディオムのデパート」をキッチリやるのが重要かと 思われる。


  授業後は某講師と飲みにいく。
  行きつけの「キヨハラ」。彼の家庭の事情で、夕飯がないというので付き合っ た。家庭持ちは大変だ。軽く呑んで、2人で7,400円。ちょっと痛い出費だが、い ろいろと業界情報を交換できたのでそれでオッケー。

  やや酔って帰宅。
  まだ篠つく雨(しのつくあめ=あいまいな雨の比喩)。なんとなく昼間が長く て、教室に行ってからは短かったな、という感慨。楽しかったのだろう。それで は。
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