予備校講師でわるかったな!





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自分のルール 4月19日


  9時半起床。

・鎖でつながれたライオンに噛まれそうになりながらも、無事にソイ(ヒラメ) を捕まえた。食べてみるととても美味しいので、帰京の土産として魚屋さんで買 っておいた。さて高速バスで帰りたいのだが、バス停はどこにあるのかのう・・ ・

という夢でした。二日酔いの気配は全くナシ。


  朝風呂に入り、朝食は日本ソバ。
  本来はパンなのだが、牛乳を切らしていたため。パンはフレンチトーストにす るか、ピザトーストにするのかの2択。後者の場合はコーヒーに牛乳を入れたい (フレンチトーストのときはブラックで飲む)ので、かようになった次第でござ る。執拗なほどに記述の細かい日記でありんぴょん。なんだなんだ?

  整骨院→スーパー。
  今日は曇り。台風が去ったあとのような雲が出ているけれど、なかなか雲がと れない。けっこう寒い。マフラーをまいて自転車に乗った。腹しぶりで体調よろ しからず。先週末からの風邪気配はまだ少し残っていて、ノドや鼻のあたりがう ややグシュグシュしている。風邪の治りが悪いって老化だよなあ(-_-;)


  家に戻ってくると、マンションの掲示板にゴミ出しの注意書きがふたたび出て いた。
  燃えるゴミは回収日の前日夜8時以降に出せ、とかそういう内容。前にも書い たと思うけど、もちろん僕はそうしている。ああ今日(正確には明日)はゴミの 日だな、ゴミを出さなきゃいけないな、と考えるのが好きだ。

  もちろんマンションの施設内にあるから、収集日を無視して出すことはできる 。
  実際に多くの人がそうしている。匂いの問題をのぞけば(生ゴミはディスポー ザーで処理できるから大した匂いでもない)、それほど問題があるとも思えない 。でも僕はそう考えない。ゴミはゴミの日に出すもので、それを習慣化すること が大切だと考えている。

  この話をある知人にしたら、

「村上春樹(の小説の登場人物)みたいな考え方ですね」

と言われた。
  そうなのかな、どうなんだろう。一応はやるべきことと、やるべきでない(や らないほうがやや良い)ことが与えられている場合、それらの分別をして物事に 当たるというのは、わりに大切なことなんじゃないか。自分に対する緩いルール を適用する、とでもいうのか。便利ばかりが良いこととも思えない。特にこの話 題に結論はございません。


  遅い昼食には坦々麺を作った。
  あんまり旨くないな。豚コマを豆板醤で炒めるところからやる、つまり全てを 自作すれば旨いのかしら。しかし昼飯ごときにそこまで手間と時間を投入するの もどうなのか。日記的にも、

「家事が病的に好きでわるかったな!」

のようになってしまうかも。余っていたチンゲンサイが処理できたから良かった と考えておこう。強風の中を出勤。


  今日は土曜日なので3コマ。
  先週の今日は「ほどよい疲れでちょうどいいな」ということを書いた。問題は 、消化が良すぎる僕の胃腸。授業前に食事をしても、3コマ分ももたないのだ。大 人というのは

多少腹が減ってもガマンできる人種

が多いようだけど、僕は空腹になるとイライラして何も手につかなくなる。大人 になれなかったのかもしれない。休み時間にパンをちょこちょこと食べることに なる(今日は「あまおうスフレ」)。こういうとき、15分の休み時間が少しだけ 短く感じる。


  さて問題の入試英語実戦ゼミ。
  いろいろと手を回して調べてみると、受講者の平均偏差値は65くらいかな。程 よいだろう。ただ、この時期の模試だと、

「何となく3?」

という程度の解答を用意する受験生のほうが普通だから、本当の能力を示す数字 ではないのかも。平均的な問題で数多く正解を出せるのは非常に重要なことで、 ハイレベルの設問にあたるには、

その上の段階の能力が求められる

ということだ。わかりやすくいうと、この時期に限らず上位大学に受かるには、 普通の模試の偏差値に見えない部分がより重要だということになる。

  先週よりはマシになったか。
  とりあえず予習はやっているようである。何のかのと力んで受講しているうち に、同じように予習しているうちに、12回あれば力にはなってくるだろう。しか し一方で、現状としてはいかにも設問が難しく、脱落する人もいるかもなあ、と いう手応え。


  Qクラス。
  こちらは少し良くなってきた。知識がないことと、予習で考えることと、授業 中で考えることにブリッジがかかってきたかな、という段階。定例試験(市進の 校内模試)の数値に現れてくるのは、次回の5月ではなく6月だろう。このレベ ルに限らず、6月の模試の偏差値の持つ意味はけっこう重い。理由は授業で喋る 。よく読めばここにも既に書いてあるけれど、ちょっとわかりにくいかもね。


  この1週間、生徒様のクラスアップ・ダウンについてスタッフと話すことが多 い。
  4月1日の模試の結果を受けてのこと。基本的には個別対応の問題だし、それ に講師である僕が積極的に口出しをすることではないと思っている。質問されれ ば自分の意見を言うくらい。

  全体のバランスを見るのは、一講師には手に余るからだ。
  まず、生徒様本人の科目のバランス。どの教科を勝負科目にするかという問題 だ。あくまで一般論として言えば、文系なら英語優先で考えるし、理系なら数学 優先になるだろう。しかしこれも一般論であって、個別に考えると様々な事情が ある。その事情を考えるのはカンフェリーであり、何より生徒様自身だろう。

勝負科目がない受験生は、そこそこの結果で終わる

のは誰でも知っているだろう。もちろん生徒様はそれを知らず、知っているのは オトナ(つまりカンフェリーや講師を含めた広義のスタッフだ)ということにな る。

  校舎内のバランスも難しい。
  英語の場合は下からL・C・Q・Fと4レベルあって、僕はL・C・Qを担当 している。最上位のFに持ち上げるのは非常に難しい。最上位クラスというのは 、あるレベルをキープしてクラスを運営しなければいけないから、中途半端な能 力の生徒様がいると困るからだ。じっさい、年度途中でFからQに落ちてきた生 徒様は

取り返すのが非常に困難

な状態になる。自分が担当するクラスの問題ではなく、校舎全体でどういう流れ にするのかを予想し想像するのは非常に大切なことになる。自分のクラスに引き 止めることに固執するのも、そうしないのも良くないことだ。若い頃の、まあ10年くらい前の自分をふ りかえると、そのあたりが見えていなかったかもなと反省しきり。


  長くなるからやめよう。
  教訓としては、自分のクラス在籍のレベルに不信感や不安感を持つ生徒様は相 談に来ること。昨年度の生徒様で、

3月LクラススタートでQまで上がり、

早慶上智に手が届いた人がいた、という話は以前にも書いた(ヒマここ)。 彼とは、このあたりのクラスアップ問題についてよく話をしたことを覚えている 。いい結果を出す人は、いつも現状の問題点と改善点を探しているということで しょうか。


  帰宅して夕食。
  たまには順序を逆にしてヌル燗の話題から。

  新潟県の『鄙の雪蔵』。
  常温ではキリリとした淡麗辛口。ヌル燗にすると辛みが更に出て、同時に苦味 も出てくるような。ちょっと特徴がつかめない。旨いかまずいかと言われれば旨 い。ときどき、こういう味のつかみが難しい酒もあるとわかってきた。わからな いことがわかるというのは、あまりに初歩的な話ではあるけれど。

  メインは豚バラ肉とタケノコの煮物。
  出勤前に作っておいた。非常に美味。豚バラのグジュリとした油の味、タケノ コのコリコリした食感。常温で冷ましておいたのが良かったかも。このレシピは 昨日(18日)の毎日新聞で入手した。基本的には「一膳」にもある肉豆腐と同じ 要領の甘辛煮込みである。

いつもどこかになにかのヒントがある。

ただ読んでいるだけでは何も手に入らないのでは、と毎日考えている。新聞社へ のイヤミではない。ではまた。
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