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伊達に年をとった 5月6日


  7時半起床。
  5時にいったん目覚めたとき「ああこれはいい夢だ、感動的だ、きっと日記に 書く価値があるはずだ」と思った。が、そういうときに限ってメモを取り忘れる 。毎日のように早起きですな。

  8時半からヒミツの花園。
  やっと晴れ。文句なしの晴天で、9時過ぎから各種干し物。やはり、よびわる 的ボケナス日記たるもの、一句詠まねば。

布団干し
ああ布団干し
布団干し

芭蕉もビックリだよ。外出。


  世間様の連休も最終日。
  きっとイヤな気分になれるだろうと津田沼へ。さすがに都心まで出て行く元気 はない(布団を取り込める時間に帰宅せねばの)。お、かつて「サンペディック 」という商業施設があったところに、「モリシア津田沼」というのが入っており ます。4月18日にオープンとか。へぇ。

  あんまり変わってないな。
  洋服屋さんとか雑貨屋さんとか、青年(または中年)男子には関係のないお店 がたくさんあります。3階は「ヤマダ電機」です。むかし「ダイエー」だったと きも電気製品売り場だったはず。ヒマなので洗濯機や空気清浄機などを見学して 回ります。どちらもとくに買い替えの予定はない。ただ、洗濯機はもう12年くら い使っているから、そろそろ壊れるかも、という下見です。

  しかしなかなか広いね。
  洗濯機だけで30台近く陳列されています。冷蔵庫と同様に、ずいぶんと値段に 幅がある商品みたいだ。2万円そこそこから、んーと、15万円くらいのもあった かな。


  そうだ、ワープロの感熱紙を買わなければ。
  パソコンサプライのあたりでしょうか・・・見当たらない。もう売ってないの かしら。店員♂に質問。

僕「ワープロのかんねつしってありますか?」
♂「へ。ワープロのこうねつしですか?」
僕「(なんだこうねつしってのは?)いや、ワープロ専用の紙なんですけど」
♂「用紙類はこのあたりにしかありません」
僕「(そんなことは見ればわかるよ、まさかワープロを知らないのか?)ワープ ロに使う紙です」
♂「ワープロですか」
僕「(もう少し言い換えないとダメなのか?)ワードプロセッサー、です」
♂「少々お待ちください」

携帯電話状の無線のような道具を取り出す。3分経過。

♂「もうしわけありません」
僕「ああそうすか、じゃあいいですありがとう」

  この♂は20代前半のように見えた。
  バイトだとしても、もうワープロって何だか知らないのかな。よっぽど

「じゃあキャプテンシステムって知ってる? ビデオのベータは? むかしテレ ビって脚がついてたんだけど、どう?」

とイジめてやりたくなった。でもまあそういう時代でしょうかね(^^ゞ


  地下にはAEONのスーパーが入っていた。
  ダイエーだったものがAEONというのも時代の流れでしょうか。小奇麗にな ったわりに、店内の薄暗さが変わっていない。ここはどうということはない。い や、バターが売られていて感心した(自分でも粘着質だと思うが)。AEONは 北口にも大きな店舗があったはずだけど、そのあたりどうなんでしょうか。

  中華料理店で昼食。
  高校生らしき♀とそのパパらしき2人組の会話を盗み聞きする。どうやら女子 高生は受験生らしく、予備校の授業が文系数学から理系数学になったという話題 らしい。

パパ「それってどう違うんだ?」
♀「範囲が広くなるのね」
パパ「そうなのか」

この会話は成立しているのだろうか。

  今日は彼らに限らず、中高生女子とパパという組み合わせがたくさん見られた 。
  むかしと比べて、パパも人気が出てきたのかも。このあたりも時代の変化。し かし中高生男子とママという組み合わせは皆無(そりゃそうだな)。


  移動して北口へ。
  あれ、新京成新津田沼駅そばのマルイだったところが変わっている。「ミーナ 津田沼」というそうです。これってユニクロの会社が経営しているんだっけ。1 階から5階までは、さきの「サンペディック→モリシア」または「ダイエー→イ オン」と同じく、それほどの変化はない。5階には「Right-On」が入っています 。これもさっきの「モリシア」にあったような気がします。

結局はガリバーが勝つんだよ。

という世の中の流れ?

  6階と7階にユニクロ。
  7階には書店がある。ここはなかなか広くて明るくていいですね。津田沼は街 の規模のわりには書店が多いようです。ユニクロが混んでいるわりに書店はガラ ガラ。吟味して1冊だけ買った。ついでに文房具店によって感熱紙も、酒屋でお 酒も。


  帰宅して布団を取りこむ。
  ゲットした感熱紙でワープロ仕事。今度こそワープロの調子が危なくなってき て、明日からデータ移管作業(手打ちだがw)になりそう。長年つかい回してき たプリントの種類も少なくなったことだし。

  夕方には読書。
  ずいぶんと活動的な1日かもしれない。読書が活動的なのかよと思う人は、本 をあんまり読まない人でしょう。今年は、今日までで65冊読み終えました。どん な内容であれ、

3日で1冊ペース

で読むにはとても頭を使います。きわめて活動的と言えます。もちろん、量その ものはたとえに過ぎません。


  『ヴァーチャルLOVE』岩下久美子を読了。
  テレクラ・出会い系サイトなどの現代恋愛事情などを語る本。
  「現代」という表記に違和感があるのは、1999年に書かれたものだから。愚書 。

  タイトルからして期待できないだろう、というのが本音だった。
  この手の本は上滑りで、内容がなくて、論がなくて、ヴァーチャルより現実を 見つめよという当たり前の結論に落ち着くことが予想されるからだ。じっさいに 読んでみれば、どこまでが「ヴァーチャル恋愛」を論じていて、どこからが「お ひとりさまのススメ」なのかさっぱりわからない。

>最終的に、自分を引き受けるのは自分しかいないのだ。恋愛しても結婚しても 、人としての根源的な淋しさからは逃れられない。そう、誰とつながっても、人 間は基本的に「ひとり」なのである。むしろ、心が離れてしまった相手といるほ うがずっと淋しい。

  そりゃそうですけどね、こんな基礎的なこと書くなよ。
  道徳の教科書か。想定読者が中学生なのかもしれない。それにしたって陳腐す ぎるだろう。ひょっとしたら、読者の知的レベルなんて中学生同然だろうと高を くくっていて、見事に僕が釣られてしまったのかもしれない。

  だいたい、以下は言いがかりだが、『ヴァーチャルLOVE』なんて、センス なさ過ぎでしょう。
  80年代かよ。バブルかよ。サザンの歌詞に影響でも受けたのかよ(著者は60年 代前半生まれのようだ)。どうせなら、

『ヴァーチャル・ラヴ』

くらいのナンセンスな「ヴ」好き、くらいにまとめて欲しいものだ。こんなん読 むのに2時間も使ったんだぞ。俺の時間を返せよ!


  夕飯です。
  やっと来客騒動の残飯を片付けることができた。新しく作ったのは「ハンペン とアスパラのバター焼き」。一緒に炒める必要があるのかという疑問は残ったも のの、緑と白の色のバランスは良かったかな。一昨日は常温で呑んだ酒をヌル燗 で(お好きな人はここ)。温めたら辛味が強くなるという珍しい酒だった。

  連休が終わった。
  生徒様は、ちゃんと「1日10時間勉強」を達成しただろうか。カタギの勤め人 の皆様は、この日記を読んでいる7日の水曜日がユーウツなことだろう。

「おいおい、これから2ヶ月以上も祝祭日がないなんて・・・」

とか。ま、頑張ってください。仕事があるだけいいじゃないですか。


  そう書く僕は、申し訳ないがあと2日も休みです。
  そろそろ仕事モードに戻したいし、授業もやりたい。休日が多い仕事(という か立場)だから、休日がありがたくないんだよね。困ったものだ。それでは。
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