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食べたいもの 5月4日


  3時に目が覚めた。

・初日の授業に欠席した古文の授業担当は、若い女性講師だった。なかなか楽し そうにワキアイアイと授業をしてるのはいいんだけどさ、声が聞こえないんだよ !

という夢だった。若い女教師って萌えだよな。あっ。もちろん2度寝。


  8時半起床。
  10時間ほど眠ったことになり、気分爽快。TV将棋を観ながらエッセイ書き。 たった1冊の本の感想文をまとめるのにのべで2時間もかかった挙句、それほど のデキにはならず、落胆。それでもアップ作業。GWということで、おヒマな人 のために読み物を提供しましょう、ということです。謙虚だ。

  続いてHPの作業。
  夏のスケジュールは完成。90分5コマというタームもあって、なかなか忙しく 厳しい夏になりそう。校舎移動がないのは救い。空きコマも1タームに1コマ空 きのみ。ふだんこうやってノンビリしているから、季節労働者として頑張らない と。

スケジュール公開は5月7日ごろ

を予定。リアル授業では9日からになるかな。


  外出。
  朝から曇りで、時おり雨もパラついた。夕方にはちょっと晴れ間も。昨日の来 客が言っていた。

「天気予報で『連休後半は〜』なんて言ってたけど、連休前半なんてなかったぞ !」

カレンダー通りのサラリーマンが多いのか、街も混雑している。普通の 書店で2冊買う。ファミリーに囲まれたくはないので外食はできず、アナゴ巻き なぞ買って帰宅。それなりのお味だった。


  ガーデニング。
  5月に入ったということでサンセベリアの植え替え。昨年の10月18日に「再生 なるか?!」と書いた苗は完全に枯れていた(ヒマここ)。残念。たぶん3年前 にいただいたもので、それだけ長生きだったことになる。合掌。

  とはいっても、枝分かれした部分がある。
  頂いたときはたぶん6本くらいの葉が出ていた。どんどん増殖して、さきの枯 れた部分を4本捨てても14本も残っている。引き算すると、3年前の2本はまだ 生きている。鉢を2つに分けたのは昨年の4月1日だった(ヒマここ)。新しい 大き目の鉢に植えたほうはモリモリ育ったので、もう1つ鉢を増やす。

頂いた鉢:新しい3本
07年の鉢:新しい4本+古い2本
08年の鉢:新しい5本

うまく根付いてくれれば、来年の今ごろにはもう1つ鉢が必要になる。久々の読 者様プレゼントになりそうだけど、希望者はいないだろうなあ。


  誰と話す必要もない休日は読書にむく。

  『マダムだもの』小林聡美を読了。
  女優の著者による気楽なお笑い系エッセイ。
  芸能人が書くものとしてはなかなかのレベル。

  小林聡美って誰だっけ?
  メジャーなのかマイナーなのか。TVをほとんど見ないので芸能人の固体識別 が苦手なのだ。北欧のある町で「お握り屋」を始めた日本人女性がどうのこうの ・・・という映画の主人公だったかな。あとがきから。

>なんなんだ、このエッセイは。まったく、今読み返してみると、どうでもよい 話ばかりではないか。それを、ありがたそうに、なにがマダム小林だ。とくに、 前半。『マダム』というくくりを全うせねばならないという気負い、義務感で、 結婚記念日がどうしたこうしたとか、風水がどうしたこうしたとか。どうでもい い話ですよねー、他人のかたがたには。

  そのくらいでよろしいかと思う。
  エッセイにもいくつかの流派がある。たとえば「特別なコンテンツがないけど 文章で笑わせる」ものと、「文章は平凡だけど特別なネタで笑わせる」ものがあ る。本書は前者のタイプで、やや独りツッコミが多いにしても、それなりのレベ ルにはあるだろう。気が向いたら立ち読みでもどうぞ、くらいです。


  夕方に風呂。
  まだ明るいな。昨日の料理に書き忘れたのは、

21、春キャベツ(生)

だった。フランス産の岩塩と沖縄産のパウダー状の塩を添えた。これは料理とは 言えないね。

  客が女性のときと男性のときでは、料理が微妙に異なる。
  男性の場合はアバウトでも良くて、女性の場合は詳細にこだわる必要がある。 わかりやすいところで言えば、女性客の場合は、

食材の刻み方を細かくする

ようにしている。男の場合は「細かくてウザイな」であり、女は「大ざっぱな切 り方で困るな」と思うからだ。サラダのレタス1つとっても微妙にバージョンを 変えるのだ。

  性別を問わず意識していることは2つ。
  野菜を多めにすることと、味付けを濃い目にすること。前者は「お料理らしく 」見せるための偽善である。しかしこれは男性にはあんまり受けが良くないかも 。後者は全般的な風潮でもある。僕にとっては家庭料理でも、お客様にとっては そうじゃないから。

一口単位で食べさせる料理は味付けを濃い目にせよ

というのは、マンガ『包丁人味平』で学んだ。


  夕飯は昨日・おとといの残飯で。
  鰆の西京味噌漬けを仕込んでおいたが、昨日出すのを忘れてしまった。女性に ウケが良さそうだと踏んでいただけに残念。全体に食材を買いすぎたようで、余 裕がなかったのだ。

  豚バラ肉も余っていたので、肉豆腐を作る。
  牛肉も余っていたが、いくら何でも食材が多すぎるという判断で泣く泣く冷凍 庫で保存することに。肉も魚も冷凍すれば日持ちはする。が、風味の落ち方が厳 しいのは事実で、できる限り避けるようにしている。うまくないものは、食事で はない。それはエサだ。

  一昨日の来客に頂いた酒器を使って日本酒を常温で。
  焼き物。どちらかと言えば焼酎にむく「チャカ」に近い徳利と、大ぶりのぐい 呑み。酒器がかわると気分もかわる。小さくても大切なことだ。


  酒は大阪の『能勢 福 特別純米酒 能勢産山田錦100%』。
  すっきりした辛口。バランス重視なのがつまらないという向きもあるだろうが 、完成度が高いとも言える。香りは良いので、後日にヌル燗で試したいところ。 さあこれから、先週見逃した『篤姫』です。

姫ェーッ、愛してるぞぉぉ!

おれ、アホか(-_-メ)


追記:エッセイ295「最近はこんな読書27」をアップしました。
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