予備校講師でわるかったな!





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仕事再開で、よく考えた 5月9日


  8時23分起床。

・タームが変わったと思えば、CクラスとQクラスが合同授業だという。そりゃ 教室の人数は増えていいですけどと解答プリントを配ったときに、CとQではテ キストが異なることに気がつく。えー、片方の長文を説明しているとき、何をや らせればいいの?

という夢だった。カーテンが揺れていた。はい、地震です(-_-メ)


  震度2。
  食パン切れで朝食は日本そば。準備を終えたところで将棋の名人戦第3局2日 目の中継がスタート。挑戦者羽生の封じ手、名人森内と1手ずつ指したところで 10時になって放送終了。1時間で2手とは、さすが名人戦。持ち時間は各9時間 なのです。

  授業の準備しきり。
  と言っても今日はプリント作り。勉強の内容に関するものは作らない主義。そ んなものは市販の問題集や参考書のほうが優れているのは明確なわけで。方法に 関するものは作る主義。こんなもんは市販されていることが少ないわけで。


  どっちにしても、そろそろプリントなんてものは全面廃止したい。
  全て電子書類の形式で充分ではないか。必要な部分だけ、つまり一覧性が求め られる部分だけ書籍にするか、ウェブ上からダウンロードして印刷するだけで充 分ではないか。

紙が大事なんてもう古い。

と書けば書きすぎにはなる。

  現状の僕の場合で言えば、授業で配布しているプリントは全て会員ページで入 手できる。
  リアル社会で配るものには文字数の限度がある(1コマでB4・1枚というル ールなんです)けれど、ウェブにはそれがない。だからウェブ上のほうがより濃 密な情報を入手できるのだ。上記のように、読み流せばそれでいい部分は読み流 すべきだし、読み手が必要だと思った部分は印刷すればいい。


  取捨選択ができるというのは、情報洪水社会に生きる術かもしれない。
  それができないお利口さんが硫化水素の作り方をウェブで調べるのだ。そんな ことする前にやることあるでしょ(ヒマここ日記「考えてないんでしょ?」)。 ま、それはともかく、

ケータイで読んでそれでおしまい

という記事をたくさん読んで、しかも何も残らないというのが現状の幼稚なウェ ブ社会では。以上は僕がケータイを嫌う理由の大きな1つだ。


  整骨院、スーパー、昼飯(持ち帰りチラシ寿司)と日常が進む。
  読書中に落ちてしまい昼寝。慌ててプール。600メートル。体重は64キロを割っ た。この数日(でもないけど)の地震恐怖による憔悴のせいだろう。このままで いくと神経衰弱になり、過労になり、消耗しすぎて死ぬかもしれない。だいたい 50年くらいすれば確実にそうなると思う。ふざけてるのか、と思うかも。その 通り!


  校舎へ。
  人間と口をきくのが5日ぶりくらいかな。某講師らと

「予備校講師は30を過ぎるとモテなくなるのか」

について議論。あまりにも問題のある内容なのでここには書けない。書いてもい いのだが、発言者ではなく書いた僕の人格が疑われるかと思われる。しかしそれ では読者の欲求に応えられまい。

僕の場合は、29歳くらいがピークだった。

以上。以上ってアンタ、その続きと詳細が読みたいんだよって言われるかもねん (^^ゞ 


  体験受講の生徒様が数名。
  事後の調査では、内容が難しすぎたとのこと。そうだろうなあ。今週からは分 詞という1学期最難関の項目で、お初に受講する人がすぐ理解できるというもの でもない。受験勉強の初心者であれば、授業内容の1割もわからないのではない か。分詞に必要な項目をざっと挙げる。

・他動詞と自動詞
・動詞の語法
・文型
・能動態と受動態

  残念だが、やむをえない感想だと思う。
  体験受講者がいるからといって、授業レベルを下げることはできない。今日の Lクラスは市進の最下位クラスではあるが、それでも同じだ。振り返りはたくさ ん入れた。しつこいくらいに。しかしそれでも。

  必要以上にレベルを下げるのは、今までの受講者に失礼だ。
  もう新年度が始まって2ヶ月になる。そのあいだに払っていただいたお金と時 間を無駄にすることはできない。5月からスタートした受験生は、3月からスタ ートした受験生が2月に受ける入試を12月に受けるのと同じくらいのハンデを課 せられている、ということでもある。


  このあたりは、営業的には難しい。
  体験受講というのは内容を体験するのではなく、雰囲気や流れを体験すること だ。その授業そのものの前後に流れている時間を(あえて)無視することが必要 とされる。授業は1回キリだが、授業の内容は前後の時間を含めている。

  幸いなことに、この1ヶ月ほどは体験受講の生徒様が多い。
  いまの正会員がお友だちを誘ってくれているのだろう。これには感謝するし、 引き続きお願いしたいものだ。また同時に、「雰囲気体験受講」という側面を伝 えてくれれば、これに勝ることはない。もちろんそこまで本当に望んでいるわけ ではないが、姿勢として伝えておきたい。予備校側の受け入れ体勢にも検討の余 地がまだあるとも思う。


  帰宅して夕食。
  鶏ササミの食べ方は相変わらずわからない。茹でてワサビしょう油で食べたが いまひとつ。鶏ワサのノリということだけど、なんかちょいズレている。まずく はないし、ササミは脂肪分が少なくて健康に良い食材ではあるのだが。要検討。

  もう1つのメインは薄揚げの煮物。
  薄揚げとソラマメとシメジを出し汁で煮て、片栗粉を解き入れてアンカケ風に 。これはうまくいった。が、味にパンチがないとも言える。副菜としては優れて いるが、メインと呼ぶには淋しいかも。一皮むけるための何かが必要。
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