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来なくてよろしい 5月25日


  8時起床。
  7時半に自分の怒声(寝言)で目が覚めた。同時に

左下手から「すくい投げ」を決めるという夢

をみていたはず。頼むよ誰か、俺を悪夢から救ってくれぇ!


  まだ眠いな。
  午前中は仕事をしたり将棋を観たり本を読んだり。

  『さみしい男』諸富祥彦を読了。
  千葉大学助教授にして心理カウンセラーの著者が、昨今の元気のない男たちの 状況を語る本。
  これといった論があるわけではないが、読み物として面白く、個人的に好著。

  7章立てになっている。
  「さみしい男たち」「働きたくない男」「家庭に“居場所”がない男」「コミ ュニケーションできない男」などに分類し、なぜそうなのか、ではどうすればい いのかを建設的に語る。男性を論じるからにはカウンターパートとしての女性を 論じることも必要となり、ひいては人間全体を論じることにもなる。なるほどな 、と思えた一節を引用。

>今の若い人たちの多くは“恋愛教”の熱心な信者になってしまい、やたらと恋 愛を大切にしますが、いったん結婚して家庭を持つと、今度は一転して“家族教 ”信者となって、恋愛、ましてやセックスなど価値の低いことだと貶めてしまう ところがあります。これは、ひとりの人間の生き方として、あまりにバランスが 悪いような気がします。
  セックスを含む恋愛が、人生全体において持つ価値を、私たちは、もっと大切 に見直すべきではないか、と私は思っています。

  職業的なこともあるのか、極論はない。
  たとえば小谷野敦が『もてない男』で見せた(ヒマここ感想文)激しさのよう なものはないし、これを読めば「さみしくない男」になれるといったものでもな い。あくまで気楽な読み物の1冊として、休日の午後にでものんびり読むのに向 いているかと思われる。読者の男女も年齢も問わないという意味でも、気軽に「 ヒマなら読んでみれば?」と言えるくらいのオススメ度です。


  お昼ごはんにつけ麺を食べて、午後はヒミツの花園。
  朝からつよい雨。お昼すぎにやんで、だんだんと空は明るくなっていった。1 時間ほど昼寝。早起きしていろいろとやったあとの昼寝に勝る喜びはない。受験 生にも

「やや寝不足起床、限界まできたら昼寝」

というペースは推奨できるかも。ただし、今のような通常期の話で、夏休みや冬 休みはダメよ。


  目覚めてからディスカウント系スーパーへ。
  お酒や怪しいカップラーメン(無名メーカーばっかりw)などを買いあさり、 普通のスーパーにも寄って帰宅。


  オヤツにソーメンを食べながら相撲をチラリ観る。
  千秋楽の前に琴欧州の優勝決定ということで熱意のない観戦。負け越し後の初 優勝ってのはすごいね。横綱昇進は「2場所連続優勝またはそれに準ずる成績」 という内規があるそうで、かたちの上では名古屋場所が綱取り場所になる。今場 所は組みあわせにも恵まれたようだけど、両横綱を倒したのはプラスの評価にな るのか。しかしまあ、まだちょっと厳しいのかな、という感じ。

  最後の一番は両横綱。
  勝った青いほうがダメを押して(=勝敗が決したあとに攻撃すること)、白い ほうがカッとなって肩をぶつける。にらみ合い。おまえら、横綱ともあろうもの が何をやっているのでしょう(-_-;)

  TVの解説者たちも酷評。

「これじゃあケンカですよ、土俵上だからそうならないけど」

なんてコメントも。
  今場所はどちらも不本意な場所だっただけに、さらに味噌つけたってところで しょうか。青いほうは珍しく順調な稽古、白いほうは調整不十分で迎えた場所だ った。これでどちらかが優勝にからむのを期待していたけれど。

  僕が応援している稀勢の里は10勝5敗。
  敢闘賞も受賞。両関脇が勝ち越したので来場所も東小結。それでも大関昇進へ の目が見えてきた。まだ取りこぼしが多いから大関というカンロクはないけれど 、何とか今年中に昇進してほしいかな。とにかく今の大関が弱くて面白くないこ とだし(千秋楽に直接対決で結果はともに8勝7敗って、そんなこったから八百 長とか言われるんだよ!)。


  風呂に入って夕飯。
  食べながら大河ドラマ『篤姫』をはぁはぁ言いつつ鑑賞。ハァハァ。ご父兄が ここをお読みになってないことを祈ります。はぁはぁ。

  このドラマの話題は1ヶ月に1回程度にしようかと思っていたし、そう書いた と思う。
  でも、僕にとっては

TV鑑賞って異常な事態

なので、ついつい書いてしまう。すいません。

  ドラマを見るのは2004年の『冬のソナタ』以来なのです。
  TVって、人に思考停止させるための道具ですから、できるだけ避けているん です。もちろん、TVそのものが悪だなんて思うほどオバカちゃんでもないけど ね。まあ、そんなことはいい。姫だ。


  姫は殿の「おわたり」を待ち焦がれている、というところ。
  早い話が、殿が姫のいる大奥に来てセックスして、子どもを授かりたい、とい うシーン。バカ殿がなかなか

我が嫁(予定)のあおい

のところに行かないのである。そりゃまあ確かに「おわたり」がなけりゃセック スもないだろうけど、

江戸時代ってそんなに簡単に子どもができたのか

と思わなくもない。ま、できるときはパチンコと同じで

「1回入賞→大当たり」

になるので、若い人は気をつけるようにね。そんなこと指導してどうするんだよ 俺は!


  日本酒は神戸の『櫻正宗 焼稀 生一本』。
  櫻正宗は高名な大規模酒造メーカーだが、関東ではそれほど見かけない。いつ ものように不明なままに書くと、関西の読者様からすると、

「え。さくらまさむねが標準じゃないの?」

となるかもしれない。関東では「白鶴」が多いような気がします。どうなんだろ う。統計的なものがあるわけでもないけど、感覚的に。どなたか教えてください 。

  それはともかく、神戸の酒にもクセがある
  あの震災で相当な被害をこうむった地域が灘であり、灘はあまりに有名な酒ど ころだ。同じ水を使っているだろうから、ある程度まで味に共通するところがあ るのかも。まだまだ修行が足りないが。

  常温でするり。
  すっきりしながらどこか甘みがある。ヌル燗へ。香りが出て、いかにも日本酒 らしくなる。すごく旨いというのではなく、安定した旨さがある。あくまでイメ ージだが、灘の生一本って、冬に熱燗で呑むのが一番なんじゃないか。熱燗なら 負けへんで、という心意気を感じる。ふわふわした日記になった。


追記:あ、2006年の前半は朝ドラ「純情きらり」も観てたか(*^_^*)
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