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ふるきをたずね以下略 |
5月28日 |
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9時半起床、平常。
3人の敵を倒したところでサァこれから、という夢だったのに詳細を忘れてし
まった。
夢を追いかけよう、さあ本当の自分探しが始まるよ!
っておバカなことを書いていないで行動。
朝食にはフレンチトーストを食べて昼食にはカニちらしを食べた。
授業準備をして洗濯物と布団を干してヒミツの花園をやってスーパーに行って
クリーニング屋さんに寄って本を読んでプールに行った。授業がある日は休日と
違って「何をしようかな」と考えなくてよいからラクだ。いくら寝坊の僕でも、
夕方6時過ぎからの仕事までには時間がたくさんある。
クリーニング店について。
旧居にいたときは店の選択肢が少なく、1つの店に固定させていた。今はいく
つかの店を併用している。普通の勤め人と違って僕がクリーニング屋さんを使う
のは季節の変わり目だけだ。スーツやコートやネクタイといった仕事着とか、セ
ーターやパンツや上着といった普段着を出すから、お金もかかる。
仕上がりには店によって少しだけ差があるような気がする。
ネクタイやパンツではわからないけれど、スーツだと「あ、ちょっと違うな」
と思うことがある。どこがどう違うのか言語化せよといわれると困るくらいの違
いだ。たとえば、
「田中麗奈はウルトラマンに似ていないか」
と言われると、どこがどうかは説明できなくても「ああそうかも」と思ってしま
うくらいの違いだ。麗奈ファンの皆様すいません。今のは松尾スズキが使った比
喩です。
昨晩の読書の話題に移動します。
『あんな作家 こんな作家 どんな作家』阿川佐和子を読了。
さまざまな作家へのインタビューをまとめたエッセイ集。
わりに平凡。
本書は2001年の3月に文庫として発売されたもの。
僕が買ったのはその当時で、7年越しで読み終えたことになる。それだけ放置
している時間が長く、面白くなかったということだ。やっとのことで「文庫あと
がき」までたどりついて理由がわかった。
古いのである。
ある雑誌に連載されたのが1986年から1991年で、エッセイストの著者にとって
初めての連載だったという。どうりで、アガワにしては文章がこなれていないな
、なんか固いよなと思って読み渋っていたわけだ。「読み渋る」なんてコトバが
固いね。
60人ほどの作家たちは確かに豪華メンバーである。
松本清張、新井素子、宮本輝、高橋克彦、吉行淳之介、藤沢周平、柳田邦男、
落合恵子、山田詠美、五木寛之、川本三郎、黒岩重吾、と書き写すだけでも重い
のなんのって。重鎮すぎるよ(-_-;)
そして当然のことながら、なんだか全体に古臭い。
初期中年の僕でも名前はしっている程度が9割で、読んだことがある作家は2
割いるかどうか。いまの高校生だと、たとえば上に挙げたなかでは、誰も知らな
いのが普通じゃないか(ひょっとして山田詠美あたりがかするかな?)。いまで
も活躍している人もいるし、故人とは言えその名前が歴史に残っているような人
もいる。
椎名誠も出てきた。
この当時ということを差し引いても、
>村上春樹さんみたいに、書き下ろしで勝負するような作家になりたい
と言っていたのには驚いた。古い本を「古いなぁ」と言ってもしょうがないけど
、じっさい「古いなぁ」と思いました。1960年前後生まれで、わりによく本を読
む人にはオススメしてもいいかもね。
校舎に着いてスタッフと雑談。
夏期講習の申し込み状況がよろしくないということ。なんでも、今年から保護
者様に××を××××というルールに変わったためらしい。まあ時代の流れです
わね。生徒(様)に何か言いましょうかと訊く。
ス「あ、悩んでないで早く決めるようにと言って頂ければ」
僕「父ちゃん母ちゃんに××をもらってこい、ってことですね」
ス「いやいやそれはいいですから」
僕「だってそういうことでしょ?」
ス「そりゃそうですけど、生徒(様)にそんなこと言わなくても」
僕「よぉし、俺がキッパリ『世の中は×だぁ!』と叫びましょう」
ス「それダメですから、お願いしますよ」
僕「え〜いいじゃないですかぁ」
ス「とにかく、講座選択に悩んでいる時間がもったいないと」
僕「ついてはさっさと決めて勉強しろと」
ス「そうそう、それです」
僕「じゃあズバリ『×持って来い』と明言するということで」
ス「だからそれやめてくださいってば」
僕「まじぃ? つまんないなあ」
もちろん一部は創作である。
冗談はともかく、以下は営業ではなく(少しウソ)、さっさと講座は決めるべ
きだろう。受講講座を決めて、それに向けていま何をするかが全てだ。明らかに
営業としか思えない××ゼミの話なども踏まえて、授業と説教をして帰ってきた
。
出席率は2週間前に戻った。
欠席ぶんのプリントを取りにきた生徒様はその4割くらいか。彼らはそのプリ
ントの解答をくれと言ってきた(これは贈呈せず原本をコピーしていただく)。
少しずつ差はついてくるのだろう。
5月入会の生徒様が質問に来た。
文型とか他動詞とかがわからなくて(知らなくて)、分詞の授業がまったくわ
からなかったとか。そりゃそうだろう。そんなものは会員ページに全て書いてあ
るのだが、職務上、講師室でそうは言えない。
ウイングネットで「さかのぼり受講」するシステム
があるからだ。もちろん受講料が発生する。だから商売になるので、会員ページ
に言及するわけにはいかない。
まあ、これがデジタル・ディバイドの典型的縮図なんだろうなと思う。
いま僕の授業を受けている生徒様は、お金をかけずにしかし手間をかけて会員
ページを読むことができる。ほんの4年前までにはなかったシステムで、映像と
いうかたちで市進がウイングネットを採用したのは去年のこと。
優劣を論じる気は全くないが(こっちが劣っているからw)、
読んで手に入れた情報の価値
は非常に大きい。
画像は流れていくが、文字は精読すれば残る。この差は、文字で戦う受験にお
いてかなり大きな要素になるかと思う。しかし当然、すでに終わった授業ぶんの
プリントを配るなんていう、旧態依然をお手伝いする気は僕には全くない。今と
いう時代は、今と未来のためにしか存在していない。違うかな?
帰宅して夕食。
きょうも某講師に日記の実情についてイロイロとご質問を頂いた。感謝。読者
様の感想ほどありがたいものはない、これは真面目に。
・お酒はいつ、どのくらい呑んでいるのか
・日記はいつ書いているのか
僕としてはほとんど毎日書いているような気がする。
少なくとも「よびわる」がスタートして4年を過ぎ、今までに100回以上は書い
たと思う。が、これは著者の言い分であって、実際には全ての読者が毎日読むわ
けではない。某講師のように最近になって読み始めた人のほうが多いだろうし、
毎日読む人は少ないだろうし、
同じことを繰り返し書いたほうがかえって親切
というのが本当かもしれない。書いている僕は、あるいは毎日読んでくれている
熱心(すぎる)な愛読者には申し訳ないのだが(^_^;)
食事をしながら酒を呑む。
この1年はビール350MLと日本酒1合前後。ご飯などの炭水化物は夕飯に加え
ない方針なので(太るから)、ツマミのたぐいが5皿ほど食卓に並ぶ。今日の場
合は、説明抜きで、
キムチ・ラッキョウ・モンゴイカ刺・シメサバ・生キュウリ・生キャベツ・ハン
ペンチーズ挟み・茹でアスパラ・冷奴・ゆで卵しょう油漬け
といったところ。これは手抜きメニュー(野菜が少ないことでわかります)。
お行儀が悪いが、呑み食べつつ本を読む。
1時間弱くらいかける。洗い物をほぼ終えて、食卓を吹きあげてから日記を書
く。本の感想文をのぞいて20分くらい。おおむねワインをグラス1杯強呑む。こ
のあたりで食器を拭いて、キッチンのシンクもざっと洗って
「万が一このまま寝てもOK」
くらいの状態にする。
PC前に戻り、推敲とアップロードの作業で20分ちょっと。
だいたいは減量、削除を検討することに費やされる。アップしてリンクなどを
チェックする。ワインの合計は3杯足らずくらい。チーズとピーナツをつまみに
している。基本的な家事ができる程度までしか酔わない、というあたりを基準に
する。
若い嫁がいたらちょっと困るくらい
の酔い方、なんていうオトナの比喩を使いたくなるくらい。理由は、えー、削除
。あとは体調や酔い方や機嫌などで酒量が変化するが、せいぜいワインを1杯く
らいか。去年の休肝日は1年に3回くらい(今年はたぶんゼロ)。それ以前から
3倍増した、という話はヒマここ過去日記でもどうぞ。
今日で1Bターム終了。
4月から7月までの期間の半分を過ぎたことになる。おおむねこのあたりで、
ああ今日は長くなったからこのヘンで(^_^)/~
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