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システムは維持が大事 7月11日


  8時過ぎ起床。

・税務署員がうちにやってきて、6人がかりで帳簿の検査をするという。そうか 。じゃあ食事でもしながら結果を待とうじゃないか。ってかお前ら、検査しに来 たワリにはよく食べるな・・・

という夢だった。実際はもっと複雑なストーリーだったと思うが忘れた。


  9時半から授業準備。
  最近の日記はこの話題が多いようだけど、それほど集中してやっているわけで もない。かかりっきりになったのはこの前の日曜日くらいだ。実際にはその合い 間にいろいろとやっているわけで、日記の記述そのままの行動だったらもっと早 く終わっているだろう。

  問題を解き終わっていないのは『国公立英語』だけになった。
  作業的にできるようなものでもなく、ゆっくりとつまり1日にまとめてやらず に進めている。1学期の『英語実戦ゼミ』よりは設問が簡単な気がする。それで もなかなか、90分で10問の英作文をこなすのは大変かもしれない。開講直前まで 検討が必要な講座かも。


  ときに、この『国公立英語』というのは、夏にも2学期にも設定されている講 座だ(テキストは別のモノ)。
  市進市川校の場合、夏はライブ授業があって、2学期はウイングネット(映像 授業)しかない。なんでだろう。ぶっちゃけったことを書けば、講座の内容から 言って受講生の数が多いとはとても思えない

とても多いとは思えない、

ではないので気をつけよう。紛らわしい書きかたするなよ俺。

  講座の位置づけとしては、私立上位が『速読』で国公立上位が『国公立英語』 ということになる。
  同じように「上位」といっても、国公立のほうが少しレベルが上になる。国公 立上位と言っても、プレップ(という最上位クラス)が受験するような東大・京 大というレベルではない。千葉大とか、筑波とか、埼玉とか、首都とか(大をつ けないと非常な違和感アリ)、あのあたりがターゲットになる。

  すると、当然、対象になる生徒数が少ない。
  千葉県ということもあって千葉大志望という生徒様の数は多いが、

偏差値50台で国公立に特化した勉強をしても意味が少ない

だろう。僕が担当するQクラスでも偏差値60台は少ない。だから僕としても、ム リにこの『国公立英語』を薦めることもできない(止めたりはしない、ギリギリ 頑張れるレベルでは?)。ま、この話題はまたそのうち、実際に開講したあたり で。


  整骨院のあとに地元系中華屋さんへ。
  街中にありがちな汚いともいえないくらいの店。モヤシ炒め定食とギョーザ。 ふつうの味。特徴のないことなら負けない、みたいな。漬物が

まっ黄色なタクワン2切れ

というところに「昭和」を垣間見た。いまどきなかなか珍しい。


  帰宅途中に「タスポ」のチャージをした。
  煙草を自販機で買うためのカードのこと(直近のこの話題はヒマここ)。電子 マネーの機能もついているのだ。やり方がわからずに戸惑っていると、煙草屋さ んのおじさんが出てきた。慣れればすぐわかる、くらいの難度かな。

  ところが、チャージの金額だ。
  上限は、たしか2万円くらいだったか(知らない)。それはいいとして、自販 機では1,000円札しか使えない。しかも、連続投入ができないのだ。つまり、

1回ごとのチャージ上限がたった1,000円

ということになる。煙草は1箱300円くらいなので、1,000円だけチャージしても メリットはあんまりない。もちろん同じ作業を繰り返せば5千円でも1万円でも 入金できるのだが、なんとかならないものか(-_-;)

  きっと1年もすれば改良されるだろう。
  運転免許証でも買えて、お札は全種類使えるようになるんだろう。そのために 全ての自動販売機を作り直すだか作り変えるだかするのだろう。便利になるんだ ろう。どこまでも資源と手間と時間と労働力をムダに使って、世の中は便利にな っていくわけだ。すばらしい。


  プールなどは順調に。
  校舎へ。Lクラスは今日が1学期最終回。

「3月スタート生は全員1学期中にCクラスへ(レベルアップ)」

という目標が達成できなかったのは残念。持っている少ないながらも全ての能力 を点数に変える工夫を、もっと盛り込むべきかも。反省点はたくさんあるし、反 省点だけでもない。


  生徒様からショッキングなニュースを拝聴。
  ある問題集が絶版になったとか。僕がリアル授業でもここ「よびわる」でも薦 めているものだ。02年度の出版で、某大手出版社で、ちゃんとシリーズ化(各教 科別に同じレベルで揃っているもの)されているものだっただけに、残念だ。

  しかも、この春までは普通に書店に並んでいたのだ。
  これってちょっと困る。学習参考書は春が一番売れて、二番目に売れるのは入 試直前期だろう(どうかと思うが)。春に売った以上、年度の最後までは出版す るべきだと思う。出版業界が行き詰っているのがよくわかる好例だろうか。部数 が稼げなくなれば絶版というのでは、わざわざ書籍化する意味がないじゃないか 。出版だって商売だとは言えるけれど・・・。

  その生徒様には、ネットでも買えるんじゃないと訊いてみた。
  オークションとかそういうのですかと訊き返されてしまった。いくら何でも、 そこまで高校生に要請することはできない。普通に、書店で中身やレイアウトや デザインを確かめてから買うのが受験生だと思う。いまネットで調べてみたら、 確かに中古などでは流通があるようだけど、そこまでは薦められない。トラブル があっても責任取れないし。

  学習参考書のことはよく知らない。
  噂によれば、出版社の営業努力で売れセンが決まるとか。簡単に言えば、書店 で平積みにしてもらえれば売れるのだ。これはハッキリしている。平積みになっ ているのは、有名な出版社のものばかりなのだ。

内容が良いから売れているのではない。

売れているという結果を招く仕組みがあるから、良い内容だとされるだけだ。世 の中全て同じだ、と言われればそれまでのことだけどさ。


  なお、会員ページでどこまでフォローできるかという問題について。
  「語る」の初級編はそこそこだと思うが、内容の深みには自信がない。そもそ も、あれはエッセイに英語の話題を加えただけだ(だから誰でも読めるし読みや すい)。偏差値50以下の受験生には学びのポイントが豊富だという自負はあるけ れど、しょせんはそこまでのものだ。何より、書籍という形式になっていないの が弱点。勉強って、

手に取ってページを繰るという経験が何よりも必要

なものなのだ。


  夕飯は普通に。
  生で食べられるマッシュルームを本当にナマで食べたが、まずかった。軽くゆでて食 べたけれど、あまり変わらない。味付けの問題もあるかも。マッシュルームと言 えば、

塩コショウしてオムレツの具

が最高だと思う。もう少し検討してみましょう。明日で1学期は終わりです。そ れでは。
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