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誰だって疲れます |
8月4日 |
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6時半起床。
せっかく5時半に目覚めたのに2度寝してしまった。暑いわ風が強いわ湿度は
高いわで寝苦しかったはず。とくに湿度は厳しくて、珍しく朝食後すぐにエアコ
ンを入れて活動した。
やはり人生は早起きだな、と思った。
早起きして良かったということではない。逆だ。6時半に起きているようでは
寝坊だということ。一般化しないように。午前11時45分から勤務が始まるなら、
悪くても6時前に起床しなければ。5時間前に起きている程度では話にならない
。仕事以外に時間を使うためには、仕事前に時間を用意しなきゃいけない。
仕事だけが人生、という人は別に問題ない。
だいたいの人がそうだし、それを悪く言うつもりは全くない。しかし僕として
は、仕事以外にどれだけ時間を使えるかが大事だ。そのタスクがお金になるかど
うかなんて、どうでもいい。いかにして
充実した生活をおくるか
が大切だという話題。こんなことを書けるのもあと数年かもしれないが、まあと
にかく、そう思った。
読書感想文を書いてから出勤。
少し勉強して、家事をしたのは昨日と同じ。2回目の朝食は今日もパン(コロ
ッケサンド)だった。パン、高すぎます・・・。
『危険な文章講座』山崎浩一を読了。
ひとさまに文章の書き方を教える「文章読本」はくだらない(が好きなので読
んでしまう)、ということは以前にも書いた。
ヒマ「ここ」とか。その下らなさなり教養主義的なお行儀の良さを持つ類書と
は一線を画そうとしたのが本書である。なかなかグッドです。
つまるところ、僕は別に文章の書き方を知りたくて習いたくて読んでいるわけ
ではないのだろう。
ありきたりな言い方をすれば「面白ければそれでいい」となるし、偉そうな書
き方をすれば「光る一文だけ拾えれば満足だ」となるかもしれない。本書にはち
ょっとそれはないんじゃないかという暴論もあるけれど、読み物としての面白さ
が勝っている。
>たとえば「発想や構成のためにメモやカードを活用しましょう」といった物理
的レベルの文章マニュアルなら、それこそすでに掃いて捨てるほど巷にあふれて
いる。実際にそれを実践している人も多いことだろう。もちろんぼく自身も確か
に似たようなことはやっているし、自分の意識の表層で生成と消滅をくり返して
いる無数の発想の断片を、できるかぎりメモしておく努力だってしている(「メ
モらなければ忘れるような発想は所詮たいしたものではない」というのは嘘であ
る。実際、ぼくの「最高の」発想の大半は忘却の彼方にある)。
引用文は、書き手の発想を読み手に伝わる表現にするための思考トレーニング
を語る章の一部である。
この部分自体は著者の主張ポイントではないのだが、カッコの中の本音が面白
い。良い質問にはいつも答がないし、良い発想はいつも表現されないままに闇に
消えてしまうのだ。この「もっと面白いことを思いついたはずなのに」という失
望感は、何かしらのかたちで文章を書いている人、たとえば僕なんかでも共有で
きるものである。「ちくま新書」って真面目カタブツな本が多いけど、こういう
奇書もときどき混ざってますね。
『頻パタU』は順調。
テキパキと理詰めで進める。授業後に調べてみると、意外に(通年授業の)C
クラス在籍者もいるようだ。もう少しレベルを落とさなければいかんかな、とも
思うが、(同)Fクラス在籍者をタイクツさせるわけにもいかない。残念ながら
脱落者もいるようだが、これはしょうがないしフォローするわけにもいかない。
お昼ご飯はオリジン弁当の牛カルビ丼。
ただの牛丼みたいな肉で、味付けでゴマかしたという感じ。夕食を充実させら
れる時期なので何とかガマンはできる。今年もカップ味噌汁だけは持参している
。
Cクラスはまったり。
なんだか疲れてるねえ。僕だけ元気で、生徒様は疲労困憊という雰囲気。今日
は景気づけに赤いアロハを着ていったが(赤は元気を出す色だ)、もちろん効果
なし。やる気の問題というより、この暑さがあるのだろう。今日の千葉は
最高気温35℃越え
ということで、仕方がないかとも思う。こちらも多少の脱落者はいたように見え
たが、どうかな。
帰宅途中に雨がポツポツ。
入浴中に大雨になった。大雨洪水警報が出ている。カミナリごろごろピカピカ
。温度が一気に下がったが蒸し暑い。でも、この雨で少なくとも1日くらいは猛
暑を回避できるだろうか。これだけ激しく降ると、今年あたりから定期イベント
化した
「打ち水大作戦」
がアホらしく思えたりもする。ま、あれはあれで良いことである。参加している
人は水道の水を撒かないように注意。あくまでも風呂の残り水などを使いましょ
う。
夕飯のメインは刺身。
よく知らない魚の「すじあら」。聞いたこともない名前の魚は珍しい。白身で
、鯛に似た味でありながら、ヒラメのような上品な味もする。全体的にはうまい
魚だと思う。何かの別名があるのかもしれない。他には、ゴーヤの酢の物とか、
フグ皮とか。
まだまだ夏は続く。
私事だが、僕の35日出勤の夏はまだ今日で13日を終えただけだ。そろそろ6割
くらいまで来たかと思ったのはカンチガイ。そろそろ4割がいいところ。
しんどい時期は長くて、楽しい時間は短い
という世の中の法則はここでも証明された。しんどい時期は自分が伸びる時期で
もあるので、悪い気はしない。疲れるだけで終わるというのは、自分がそれだけ
の人間にすぎないということだろうか。
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