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終盤戦の序盤はゆるめに |
8月20日 |
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6時半起床。
よく眠れた。ちょっとここには書きにくい種類の夢だった。女の人が2人出て
きてどうのこうの、というもの。書いてるじゃないか・・・。
明日からはもう少し遅く起きることになる。
朝は本を読んだりアイロンかけたり冬瓜を煮たり授業準備の確認をしたり。今
日もまだ肩から背中が痛くてプールはパス。そのぶん時間が余る。開店直後のス
ーパーに行って靴下とパンツとビールと寿司を買ってきた。まだ11時前で中途半
端なのだけど昼飯。
ちょうどソフトボールの準決勝(?)をやっていたので観戦。
日本とアメリカ。今まで3試合くらいしか観たことがないのでよ
くわからない。たぶんきわめてハイレベルなんだろう。ピッチャーの球がすごく
速い。ルールも野球と同じらしい。
野球と同じで、ソフトボールは次の五輪から廃止されるそうだ。
たぶん「野球(ソフト)なんかやってる国、少ないじゃん」ということなんだ
ろう。違うのかな。理由もよくわからない。道具が多すぎるとか、場所(球場)
の設定が難しいから練習できないとか。そんなことを言えばどのスポーツでも同
じかもしれない。思ったのは、野球もソフトも
ルールが難しい
ことだ。何も知らない人に、30秒以内でルールを説明できるだろうか?
暑い中を出勤。
今日からは1日2コマでらくちん。「らくちん」って脱力感にあふれた言葉だ
な。しかも、空きコマがあるのだ。1コマ空き。
3限 14:15〜15:45
5限 18:00〜19:30
あいだに2時間15分ということである。ヒマだなあ。
この夏は理想的なコマ配分だった。
自分がふだん担当するレベルに対応する講座は全て担当になったし、校舎移動
もなかった。ダラダラ続くという欠点はあっても、1日単位では効率よく働くこ
とができた。このタームだけ空きコマが出たのが残念。
わしらは授業1コマでいくら、
という給与体系なので、いかに空きコマ少なく、効率よく稼ぐかが大事なのだ。
まあそれでも、7タームで空きコマありは1ターム、これって恵まれてるじゃん
と思う人のほうが多いだろうし、実際にそうだと思う。
3限は『センター英語』。
少人数。そうだろうなあ。基本的に偏差値50前後の生徒様ばっかり。レベルが
揃っていて良かった。7月9日の日記で書いたように、どの生徒様に受講誘導を
かけるかがわからない。英語の場合、
・総合講座10コマ
・大学別ゼミ10コマ
・頻パタまたは速読5コマ
が主流だろうし、それ以上に受講してもらう意味を特別に感じる人はいないだろ
う。品揃えの良さ(というより豊富さかなw)、というメリットはあるにせよ。
講座の意味として、センター現代文はわかる。
センター古文や漢文もわかる。国立理系の場合、通年授業で受講するわけには
いかないから、夏と直前で基本パターンを知っておくという意味だ。英語はどう
だろう。先の日記で書いたように、特に夏に慌てて取り組む「大学別」のもので
はない。むしろ、
珍しい出題形式に戸惑う
生徒様が多いと思われる。それが普通だ、という意味。やはり秋以降でいいんじ
ゃないかと思う。続きは明日にでも。授業はやや遅れながらも順調。演習中に震度2くらいの地震があった。震度2くらいかな。
2時間ちょっとの空き。
残プリントを整理して、4時過ぎに校舎を出る。とりあえず駅前のブックオフ
へ。有名な新古書店だが、この店舗はダメダメ。店が狭いせいか、品揃えが悪す
ぎる。文庫の105円コーナーを漁ったが、少なすぎて話にならない。著者別の棚も
偏りが激しくて、
西村京太郎コーナーはないのに、銀色夏生コーナーはある
なんていう具合。そのうち潰れるな。何とか2冊だけ買った。
ラーメンを食べた。
南口駅前の『G太』。しょうゆトンコツ系なのかな。チャーシュー麺。論外。
汗をひかせるために銀玉屋をパトロール。けっこう出てるな。噂の1円パチンコ
もあった。普通の店は4円で1玉を買う。その4分の1のレートにするもの。イ
ンフレ化による客離れを止めるために開発されたデフレシステム。もちろん仕事
中なので打たない。ふつうの書店にも寄ってから校舎に戻る。
まだ1時間もある。
スタッフと話したり、次のタームの予習をしたり。まとまった時間ではないの
でどれも中途半端。2年生のクラスへ。
『ハイレベル英文読解ゼミ』。
人数はいつも通り。少しおとなしい生徒様が多い。友だちでも誘ってきて欲し
いところ。もう少し人数が増えると盛り上がってくるんだけどな。2年生の場合
は、わりになごやかに進めている。僕としてはノンビリモードだけど、生徒様に
とってはそうでもないかも。もう少し、
自宅で勉強してほしい
というのが僕の願い。いつも書いているように、予備校の授業は、受験において
小さなキッカケに過ぎないからだ。
こちらも順調。
全員カンペキに予習をしているし、受講態度はもちろん良い。ストレスレス、
じゃなくてストレスフリーか。らくちんちんというギャグも思いついたが、女子
読者が減るからやめよう。書くなよ(^^ゞ
帰宅して夕飯を作りながら今度は野球を観た。
2アウト・ランナー1塁で外野フライ。チェンジと思ったら選手も審判も気が
つかない。なんだそりゃ。TVの解説者とアナウンサーだけ気がついていた。次
の打者に1球投げたところで気がついたみたい。星野監督が苦笑しながらフィー
ルドに出てきて、無事にスリーアウトでチェンジになった。
解説者は
「珍しいですねえ、それだけ張り詰めているんでしょうか(要旨)」
とか言ってたけれど、それって違うんじゃないか。
オフェンス側はともかく、ディフェンス側は心持ちが違うはず。投手はもちろ
ん投げ方が違うだろうが、野手だって違うだろう。
2アウト1塁と、1アウト1塁では守り方が違う
に決まっている。内野は前者なら長打を警戒して(つまりライン際を意識して)
守るだろうし、後者ならゲッツーを意識して構えるだろう。外野だって同じはず
だ。長打コースのとき、前者なら全ての意識は
「ホームに投げるかどうか」
に集約されるし、後者なら
「ランナーはホームを狙うかどうか」
に焦点を当てるだろう。
受験生だって同じじゃないか。
残り時間しだいで、問題の解き方や意識は変わるだろう。予備校講師だって同
じだ。同じ問題を解説するにも、残り3分と10分ではシステムと手段を切り替え
るだろう。そんなことができないのはアマチュアである。野球に話を戻すと、
この程度のチームが金メダルがどうとか
と言っているのかというところ。9人もいて、この程度なのかとビックリ。
夕飯。
冬瓜は2種類の料理になった。1つは新聞のレシピ通りに作った甘酢漬け。な
んかハッキリしない冷菜になった。もう1つはざっと煮てから、油揚げを加えて
煮物に。こちらはまあまあ。ダシ汁で煮るほうが良かったかも。まだまだ研究が
必要な食材だ。ちなみに、冬瓜を買ったのは今回が人生初。人生に必要なのは、
失敗と経験と成功だ。
メインは刺身2種類。
サンマは内臓と頭を取ったものを買ってきて、自分で皮を脱がして3枚オロシ
にした。これは旨かった。3枚オロシの技術はまだ練習不足ではある。もう1つ
はスズキ。夏が旬。そこそこ脂がのっていてOK。帰宅後に大雨が降って涼しく
なった。
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