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かけらをいま拾い集めて |
8月25日 |
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8時過ぎ起床。
・泊まっていた旅館の1号室の前には、ミイラのように包帯でくるまれた物体が
あった。まさか、殺人であろうか。物体はとなりの2号室前に移動し、朝がやっ
てくる。僕は高校生のときの恋人と再開し、あつい抱擁をかわす。僕の名前は翼
くんだ。
という夢だった。ぜったい話がつながってないと思うんだけどなあ。「翼くん」
は『キャプテン翼』だと思われる。わしが小学生のときに流行ったのな。
朝食を終えてHPの作業。
やっとというか今さらというか、講義日程の2学期バージョンをアップした。
遅すぎるよ。リアル授業では宣伝しておいたから良しとしましょう。というのは
実はマチガイで、ウェブで情報が先行するのが王道かも。この夏はなんだか本当
に追われているのです。言い訳終わり。
整骨院へ。
今夏の何が良かったかって、腰痛が悪くならなかったこと。良くなったわけで
もないし、もちろん治るなんてことはない。この春から室内運動を少しだけ強化
したのが良かったのかも。2人いる先生方のセリフから名言を2つ拾ってきた。
A「日本は暑い期間より寒い期間が長い」
B「電車内で待たされるのは非常に疲れる」
わりに地味だし特別に役立つことはなさそうだけど、世の中の法則の1つかもし
れない。いつもつまらないものを集めている。
昼食。
新規開店したタイ料理店。前も何かの飲食店だった場所。牛肉のイエローカレ
ーというのを注文したところ、最悪。
・カレー;牛肉5個、ニンジン6個
・サラダ;キャベツとニンジンの千切り
・漬物;キャベツとニンジンの甘酢漬け
ニンジン屋か、ここは。たぶん今年度ワースト。これよりマズイものはなかなか
ない。そういう意味で貴重な体験。世にもまれな昼飯愛好家として、よき研鑽と
なった。スーパーと銀行に寄ってから帰宅。急ぎ読書感想文をまとめる。
『モリログ・アカデミィ10』森博嗣を読了。
ミステリィ作家のブログ文庫化第10弾。
「9」についてはヒマここ。変わらず面白い。
会話と文章がどう違うのか、という話題。
>会話はその場にいる人にだけ伝われば目的が達成される。相手の顔を見て話が
できたり、あるいはレスポンスがすぐにあったりして、話す内容にフィードバッ
クできる。
文章でも、読む相手や読む時間が限定されている場合は、会話に近いものでも
目的を達成できる。しかし、読み手が特定できない、いつ読まれるかわからない
(20年後かもしれない)場合であっても意味が伝わるように書くことは、それな
りの難しさが伴う。
相手がどう受け止めるのか、という発想が常になければならない。間違えて読
む可能性をいつも考える必要がある。頭の半分は、いかに表現するかを考え、も
う半分は、それがどう伝わるのかを予想する、それが文章を書く作業だ。実は、
会話でも同様の処理が行われている。ただ、相手の可能性をどこまで広げられる
か、という範囲の差が極めて大きい。
なるほど納得。
僕がこのシリーズを読み出したのは2006年の春のことだ。気がついている読者
様もいるだろうか、ちょうどその頃から日記の書き方が変わっている。悪く言え
ば作為的に、よく言えば意図的に書くようになった。森博嗣の文章のスタンスに
影響を受けたからだ。
読み手が向こう側にいるのを意識するのは難しい。
それは説明的になることでもないし、読者に媚びることでもない。抽象的にな
るけれど、読み手の意識をどうやって動かしてやろうかと想像することだと思う
。自分が書きたいことをベースにして書くのは事実である一方、自分の意識(思
考)を相手に伝えるという感じではなくて、
相手の意識(思考)を少しズラしてやるにはどうすればいいか、
を考えることになる。僕はあくまでアマだから真似をする必要はないにせよ、プ
ロのこういう姿勢から学び取る部分はたくさんあると思う。
ところで、このシリーズはPC上で読むことができる。
リンクは「ここ」。僕はウェブ上でこの「モリログ」を読むことはない(2回
くらい読んだかな?)。本になって、活字になって、つまリアルの存在になって
手にする価値があると思うからだ。ブログなら無料で読めるが、わざわざ文庫に
なってから買う。お金を払う価値があるからだ。お金を払うってすごく大切なこ
とじゃないかと考えている。
そうだ、本文の引用をしているけれど、このブログからコピーしてくればいい
じゃないか。
今までは文庫を見ながら手で入力していた。バカをみたと思って、さっき引用
をした部分を見つけてきて貼り付けてみたら、全く同じだった(当たり前だ)。
でも、こういうコピペをしていると、自分の文章はうまくならないだろうな、と
いう気がする。興味のある人はブログで試読(しどく、と読むのか?)してみて
ください。
午後は探し物。
メインバンクの通帳が見当たらないのだ。公共料金のたぐいは全て引き落とし
にしている銀行で、給与はベツの銀行に振り込まれている。だからメインバンク
のほうに定期的に預け入れをしなければいけないのだが、この1ヶ月ほど見つか
らない。
捜索に1時間(-_-;)
しかも日記を書いている夜現在で未発見。と書いた瞬間に思い出した。まさに
いま捜索すると、10秒で発見。通帳の持ち運びにはクリアケースを使う習慣があ
って、それごと本棚に差していたのだ。あの1時間はナンだったのか。
以下は見つかったから書けることである。
探し物をするとき、見つからないなら適当なところで諦めるほうがいい。すぐ
に思いつくようなところにあるなら、逆説的だが、すぐに見つかるようなところ
にあるのだ。思いつかないなら見つからないということ。見つからないなら、と
りあえず捜索を打ち切ること。探し物のところに、
あなたが気にしているもの
を入れてみましょう。俺? 嫁? ほっといてね(-_-メ)
ということで捜索をやめて外出。
ちょうど雨がやんだところだ。今日は1日降ったりやんだり。まずまず涼しく
て、梅雨のような天気。まだ秋雨という時期でもないけれど、体感的にはそんな
感じ。この3日くらい同じ具合だ。夜は窓を閉めて寝ている。
行き先は当然のように銀玉店。
正直なところ、それほど熱心な銀玉ファンではないのだが、この夏は頻度が高
いように思う。グチになって申し訳ないが、5勤1休が6回目になって、ひどく
ストレスがたまっているのだ。1日しか休みがないと、家事雑事でほとんどがつ
ぶれ、遠出する余裕はなく、だからといってヒキコモリもどうなのか、と思うわ
けだ。以上、今日も言い訳仮面。
珍しく2,000円で食いつく。
カンカンカンと出て2箱半。少し打ち込んで、もうやめっか(小)勝ち逃げゴ
メンと思ったところでまた猛烈に連荘。4箱ちょっと。今度こそ(中)勝ち逃げ
しようと思ったら少しだけ連荘。5箱ちょっと。ちょうど
明日からの帰宅時間と同じになる
というタイミングだったので逃げ出す。レート3分の1の「遊パチ」なら大勝ち
でしょうかね。勝つことよりも生活リズムの維持に気持ちは飛んでいる。
夕飯はもろもろ。
「もろもろ」とは「さまざま」くらいの意味。刺身はサンマとシメサバ。ハン
ペンのバター焼きと生レタス。ゴーヤの酢の物。ナスの昆布もみ。枝豆。大根オ
ロシと自家製ナメタケ。同じく自家製のイカ塩辛。少し野菜が少ないかも。
さて、ついに明日から最後のターム。
体調も準備も万全。気負うことなく、最後までビシッとしたボールを投げ続け
たい。ビーンボールにならないようにも注意だ。ガラスのように砕け散った希望
のかけらを探すために。
追記:「講義日程:通年授業」を2学期版に改訂しました。 |
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