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私の生活の質が重要 10月8日


  9時前起床。

・こうなったら全員道連れだ。みんなで死ぬしかないんだ。どぉりゃぁぁと駅構 内(2階)からジャンプ。よぉし巻き添えにしてやったぜ。あれれ、オレ、死ん でるのに生きてるよ。なんでまだ喋れるんだろうか。おかしいなあ・・・

という夢だった。
  2階からというのもセコイし、巻き添えってどうなんだろう。まあ悪夢で目覚 めるのは快適だ。


  朝食を取りながら新聞を読む。
  ノーベル物理学賞を日本人が取ったとか。この手の騒動は6年ぶりだろうか。 誰が受賞するかにかかわらず、内容が理解できないよね。物理を受験で勉強して いる人なら「なんとなくこんな感じじゃない?」とわかるんだろうか。一般の人 には全く理解できない内容で、それでまた

したり顔に解説するやつ

が巷(ちまた=世の中)に現れるのがノーベル賞の話題だろうか。素直に「良か ったねえ、すごいねえ」で終わらせておくのが適切な話題かと思う。

  ときに、今年の文学賞で村上春樹は選ばれるだろうか。
  去年と同じで、日本というかアジアに順番が回ってくるかどうか、という気も する。春樹はとんでもない長篇に取り組んですでに2年以上たっていると思うけ ど、元気なのかしら。ちなみに、最新の長篇は2004年の『アフターダーク』。


  ついでに「こんにゃくゼリー」の話題。
  老人や子どもはダメよという表示がされてから、死亡事故再発ということで「 もっと表示を明確にしろ」と企業が言われたとか。しかし企業は「そんなこと急 に言われてもできないよ」ということで製造中止に至ったというはなし。

  なんだかなあ。
  あんなもん、一度事故が起これば消費者が注意すればいいことじゃないか。手 取り足取り注意していただくなんて、

日本人の総白痴化もいいところ

だろう。自分で判断できないレベルの問題じゃないと思う。とつぜんTVが爆発 するとかじゃないんだからさ。判断力って、判断することで養われるものじゃな いのかね。


  朝のうちにHP会員ページの作業。
  無事に「秋アド」のアップに至った。サポーター(『よびわる』の技術上の作 成者)のマシンに珍しく不備があって、予定より1日遅れた。内容は、ほぼリア ル授業で話していること。文字で確認できるかどうかが差になる部分はあるかな と思って作っている。

  お昼まで授業準備。
  きのう2Bターム(10月中旬〜12月初旬)のテキストを受け取ったため。授業 全体の構図はすでにフィックスされているので、それほど面倒ではない。完了さ せるのは文化の日が目標で、現実にはちょっとズレこむだろう。


  雨は朝方まで本降りで昼間はやんだ。
  プールをサボれないのが残念。いまだに、朝に雨が降っていると「今日はプー ルをさぼれるな」と嬉しくなる。いまの新居に移るまえはプールまで徒歩30秒だ ったからそうもいかなかった。でも今は自転車で5分の距離なので

自転車不能の雨→サボリ

という公式を作っている。言い換えれば、この公式が成立しない日は自主的にサ ボりにくい。運動は、つまるところ継続の意志を鍛える行為だ。650メートル。


  遅めの昼食は昭和具現系ラーメン店『K龍』で中華丼。
  バリウマ。安っぽい豚バラ肉にモヤシ・キャベツ・ナルト・キクラゲ・ニンジ ン・ピーマン・タケノコ。カタカナが多くて困惑する限り。ひょっとして、

「バリバリにウマい」

の略なのかな?


  午後は適当に過ごして出勤。
  某講師に過去日記(ヒマここ)に関する質問をいただいた。京都御所に十数回も行った のか、と。へ?

  なるほど、こういう誤読があるのだなあと思った。
  御所だけにそんなに行くやつがおるか。即座に否定。なーんだ。

某「常に宮内庁に葉書を出し」
僕「秋の特別公開は見逃さず」
某「しげく京都に通う」
僕「そんな奴いるわけないっす」

  いるかもしれない。
  葉書を出すというのは、非公開の建物などがある場所。京都御所、苔寺(正式 名称忘れた)、桂離宮、仙洞御所、修学院離宮の5つだったかな。申し込み締め 切りが数ヶ月前という話だったので、未体験。ステディーな恋人でもいれば別だ がな。以上は調べないで書いているので、気になる人はガイドブックなど見てみ よう。


  『頻出テーマ読解ゼミ』からスタート。
  長文中の下線部の意味を選びなさいという選択肢。あえて英文の下線部を省略 して転記。選んでみましょう。

ア どう生きるかも、重要である。
イ 人生の質とはそういうものである。
ウ そこで、人生の質に意味が生まれてくる。
エ 長生きすれば、どう生きるかは重要でなくなる。


  どうなっているのやら、この先進国は(・_・;)
  まず、×と×の意味がわからない。何が言いたいのか。ダミーの選択肢として 必要なのだろうか。日本語に不自由な受験生を落とすための陰謀としか思えない 。×はありえなくもないが、こういう内容だとよほど緻密(ちみつ=細かくて正 確)な論が必要になるだろう。ふつうに言えば、常識的でないのにも程がある。

  まあ、中堅大学ってこんなもんだろうか。
  和訳や意味を選びなさいという設問だと、昔からこんな感じである。ゆとり教 育がどうとかなんていう話題は関係ない。

日本語をある程度まで使える人が、

英語の試験で合格点を取れるという仕組みである。問題ないし、皮肉でもない。 以上は、今日のCクラスにおける余談の続きでもある。まともな小学生は、上記 の問題で正解できるはず。英語なんかできなくて良い。それが先進国ニッポンの 現状である。


  帰宅して夕飯。
  湯豆腐、枝豆。キムチとラッキョウ。キュウリは塩もみ。ホタテの刺身とレン コンのキンピラ風。ハンペンはチーズを挟んで。今日は「しのぎメシ」というロ ーテーションなのでこの程度で充分。


追記:会員ページ「受講生へのアドバイス」に「焦燥の秋編」をアップしました 。
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