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男子じゃなあ・・・ 10月11日


  8時半起床。

・教室での立食パーティー。明太子ご飯しか残ってないんだけど、食べたくない なあ。教室を暗室に変えて、麻雀大会が始まる。人和(レンホウ)に続いて、ダ ブルリーチ・チートイツ・1発と大物手で上がる。しかし、1000点80円のレート ってどうなのよ?

という夢だった。悪夢なのかどうか微妙。外は雨。


  昨日とほぼ同じ朝食を済ませ、原稿仕事。
  いやになっちゃうわね。これ、また時給450円くらいじゃないかな。いくら我が ボケナス頭脳といっても、一応は専門的なタスクなんだからもう少し儲かってい いんじゃないかと思う。つらいよう。

女工哀史か。
ああ野麦峠か。
独り蟹工船か。
日本に改革を!
俺たちの60年代再び!
あの時代は熱かった!


  1時間かからずに終わり、授業準備へ移行。
  ぶつぶつ嘆いていないで作業的に物事を進めていこう。人生の目的とは大義で はなくて、ただの雑用をこなすものである。たいしたことをしなかったなと思っ ているうちに終わるのが人生だ。たぶん。誰にも証明できない。

  雨がやまないので昼食は家でパスタ。
  ウニがどうとかというレトルト。けっこう旨かった。キッチンハイターという 漂白・殺菌剤で台所用品の掃除。コーヒーカップの染み抜きとか。

気分がすぐれないときは掃除、

という人生の法則がある。きれいな場所に生きて不愉快になることはまず、ない 。ついでに洗面所の拭き掃除も軽く。


  午後はヒミツの花園。
  1時間足らず。少しだけとはいえ早起きした効果で、ものごとが良い方向へ進 んでいく。朝からの雨はお昼過ぎにやんで、午後には晴れ間も見えた。少し蒸し 暑くて23℃くらい。HPの作業を少し、風呂と洗濯をすませて出勤。

  授業の話題は省略。
  さすがに時期的なこともあり、質問だの相談のチラホラ。


  授業後は卒業生のS君♂(ちっ)と飲みにいく。
  彼は大学4年生で、某超有名国立大学(京都じゃないほう)の大学院に進学を 決めたということ。僕にはそれがどの程度の価値なのかわからないけれど、

「合格したら奢ってください」

と約束させられたのだ。どういうことなんだよ(-_-;)

  某所で落ち合って開口一発。

僕「じゃあ、店は『さくら水産』でいこうか」
S 「ええぇぇ」
僕「日記に書いただろ、金ないって
S 「『キヨハラ』って約束じゃないんですかッ!」
僕「『キヨハラ』は仮名だ。『さくら水産』ではないなんて一言も書いてない。 お前の誤読だ」
S 「ひ、ひでぇ・・・せっかくの×大合格なのに・・・」
僕「まったく、読者ってのは勝手に誤読して勝手に決めつける、まるで衆愚だな 」
S 「先生、それ書かないほうがいいですよ。先生の日記、読者に毒を吐きすぎ・ ・・」
僕「うるさいな。だいたいオレにメリットないだろ、女子大生ならともかく」
S 「やっぱり食べてたんですか?
僕「食べてねーよ。食べてーだけだよ、夢だよッ」
S 「先生、人目がありますからバカなこと大声で言うのやめてください」
僕「読者が読んでるんだから、発言に多少の脚色はあるんだよ」
S 「そりゃみんなわかってると思いますが」
僕「お前が大学院に受かったって、オレは何もトクしないじゃないか? 院生の 、嫁候補でも紹介してくれるのか、あぁ?」
S 「あのボク理系ですけど」
僕「それまずい。禁句。牛乳ビンの底みたいなメガネをしたとか、まずい。苦情 メールが来る」
S 「まだ何も言ってませんけど」
僕「いまどきは理系インテリでも美人だろ」
S 「フォローとしては、かなり苦しいですね」
僕「じゃあやっぱオレにメリットないんじゃないか」
S 「そりゃそうですけど、そこを祝うのが師というものでは・・・」
僕「師じゃねーよ。そもそも、お前がオレに奢るべきだろ、長年の指導に感謝し て」
S 「先生、僕に何を指導したんですか?」


  冗談はさておき、まじめに『キヨハラ』へ。
  変な気分だ。いま大学4年生ということは、現役時代にこの『よびわる』を既 に読んでいたわけで、そういう世代がもう大学院に進むのだ。かねがね書いてい るように、僕は卒業生がその後どういう人生を送るかには興味がない。ただ大学 に受からせる手伝いをするだけのことである。結果として、受験勉強というもの から、

たまたま良い人生経験を得た

と思ってもらえればラッキー、という程度だ。真剣な話もあったが、酔っている のでこのへんで(^_^)/~


追記:エッセイ304「テツわる青森・函館編その3」をアップしました。
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