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苦労は苦悩にすべからず |
10月13日 |
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9時起床。
朝食用にマフィンを買ったはいいけれど、調理法の工夫を知らない。ウインナ
ーと卵をフライパンで炒めて挟んで食べた。もっとも、食パンでもフレンチトー
ストかピザトーストの2択だから同じようなものだ。
朝のうちに衣替えの続き。
長袖シャツは押入れから全て出てきたはず。授業衣装としての冬服は長袖シャ
ツと長袖Tシャツとスーツの3種類。夏服はぜんぶで62着あったと4月27日の日
記に書いたから、記念として冬服もカウントしておきたい。まだアイロンが済ん
でいないから数字はそのうち。
スーパーで食材調達。
ついでに家庭用品売り場へ。洗濯物を干すピンチハンガーの検分。いま使って
いるものが老朽化して(日焼けするからだ)買い替えの時期が近いから。3桁で
買える安物でしのぐか、アルミでできている4桁のものに挑戦するか考えておく
。今日は買わない。
いったん帰宅して軽い昼食。
「いかめし」。イカの姿煮にご飯が詰まっているアレね。函館の名産品で、森駅の駅弁が有名。ちょいテツ。うまいのかまずいのかよくわからない
ところがいい。急ぎ外出。
手話教室へ。
回数調整で久しぶりになった。鬼講師T先生の今日のお題は、「疑問詞を使っ
てフリートークをしろ」である。何を質問しても良いし、答えはウソでも良い。
受講者同士でやれと言うのだ。そんなんできねぇ。
習った疑問詞は5つだろうか。
なに、どこ、いつ、だれ、なぜ、である。英語の5W1HのHにあたる「どう
やって」という手段を質問する単語もあるが、実用度が低いということで覚えて
いない。とにかくやるしかない。
「あなたの名前は何ですか」
「信原です」
「あさは何を食べましたか」
「パン(本当はウインナー・エッグマフィンなんだけど)とコーヒーです」
「あなたの仕事は何ですか」
「先生です」
すでにここで挫折。先生というのは、「教える」と「人」をあわせれば良いとわ
かっているが、すぐに自分ではできないのだ。ちなみに、「教える」はカンタン
だ。
・右手の人差し指だけを立てて、上下に振る
たとえが古くて恐縮だが、サッカー選手のロナウド(ブラジルだっけ?)がゴー
ルを決めたあとでやる、あのアクションだ。
T先生からの問いかけ。
そろそろテストをやろうじゃないか。検定試験みたいに級別の達成度を決めて
、「あなたはいま何級」と決めようじゃないかという提案。なぜ提案なのかとい
うと、他の教室では生徒が「そんなのイヤだ」というところもあるからなんだそ
うな。ふーん。
「やっぱ自分のレベルが見えちゃうってのがイヤだって人もいるんですよね」
そういうものかな。
別にそれはそれでいいんじゃないかと思う。受講者に能力差があるのは当然の
ことだし、自分がどの段階にいるかを知るのは励みになる。こういうのってやっ
ぱり、僕が受験戦争当たり前の世代に属するから何だろうか。他の受講者はだい
たい50歳オーバーくらいで、今の高校生のご父兄より少し年上の世代になる。
1970年代前半に思春期を過ごしたことになるから、
順位とかランクとかいう感覚に慣れていない、
ということかもしれない。
僕はテスト導入に大賛成してきたけど、どうなるかな。ちなみに、受講者の中
でいちばん手話が下手なのは僕である。ガンガン忘れるし、勝手に手話単語を作
ったりしてしまう。T先生もあきれているようである。明らかに劣等生なので、
本領を発揮、じゃないや巻き返したいものである。
帰宅途中で自転車店に寄る。
ついに買い替えの時期がやってきたのだ。ええと、少し昨日の日記に似てくる
が、たしか自転車を買った話は書いていない。過去日記でも「自転車を買ったの
は」みたいな記述がないようなので、いつ買ったのか不明である。家のどこかを
探せば、防犯登録の書類があるはずだが、探すわけもない。
カゴが割れている。
立方体状の1辺が錆びて割れてしまっているのだ(どんだけ古いんだ)。前ブ
レーキはかからない(整備不良で逮捕だろ)。ライトもつかない(夜の千葉県警
に注意だ)。後輪のカバーはときどきズレるので、ときどき不調和音がする(そ
の度に手でグイグイ押して調整する)。推定年齢は
5〜6歳くらい
というところか。自転車の一般的な耐用年数というのを知らないが(知るか!)
、まいにち乗っているからそろそろ買い換えても世間は許してくれるだろう。
店は2軒回った。
最低値は1万円、上はキリがない。一般的なママチャリ型だと、1万円から2
万5千円くらい。1万5千円が1つのラインで、軽量ステンレスとか何とかのオ
マケがつく。1万8千円が次のラインで、オートライトになる(どういう仕組み
なんだろう?)。2万円あたりから3段ギアになる。1万5千円以下で買いたい
。実際に買うのは明日以降の予定。買い物は買う前も少し楽しみたい。
休日なのでプールは使えない。
マンションにも人影が多い。エレベーターで赤ん坊を連れた若い夫婦と一緒に
なる。女の子らしき赤ん坊(10ヶ月くらい)が僕を見て、にっこり。ご両親は
「あら、笑ってる」
とか言って嬉しそうだ。おばさんキラーとして知られた僕だが(←けっこう本当
)、ひょっとして赤ん坊女子キラーとしてもデビューしたのだろうか。肝心のと
ころが抜けているような気がする。
帰宅して読書をしていると、少しだけ昼寝または夕寝してしまう。
まあいいか。珍しく外が暗くなりかけてからヒミツの花園。午前中こそ雲って
いたけれど、お昼からはよく晴れた。昼間なら長袖シャツ1枚でちょうどいい気
温。
夕飯のメインは野菜炒め。
これも珍しいな。野菜炒めは独身男性の手料理頻度ナンバーワンなんていうけ
れど、僕には関係ない。単純すぎて、料理としてはつまらない。
2年ぶり以上
だと思う。お酒のツマミになりにくいからだ。今日は作ったのは、モヤシと豚バ
ラ肉を安く買えて、キャベツとブナシメジが冷蔵庫に余っていたため。肉に下味
をつけ、調味料にカップラーメンの辛さの素みたいなものを加えて作った。丁寧
に作ればそれだけ旨いけれど、やっぱり酒には合わないかな。
ヌル燗は神奈川県海老名市の『特別純米酒 いづみ橋』。
酒米は海老名産山田錦、酵母は協会9号ということでちょっと期待して買った
。読者様の99%は内容がわからないと思うが、意味がわかればそれでいい。海老
名なんて高速道路のパーキングエリアだろって気もするのが世間というものだろ
う。僕もそうだが。
冷やでスルリ。
う〜ん、辛いね。辛さを示す日本酒度は+9ということ。これはかなり辛口の
ほう。ヌル燗にしても印象は変わらない。安定した味というのか、乱れがない。
辛口ファンには定評があるんじゃないか。良いお酒の1つ。
この連休は遊び呆けた。
仕事や勉強は意図的にしなかった。厭世観を振り払うので手一杯。そのぶん明
日からはやるべきことがたくさんあり、同時に2Aタームも最終週になる。そこ
そこ忙しくなるだろう。人生を立て直すのに必死な秋である。
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