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自転車を買った 10月22日


  7時半起床。
  みごとな早起き。まだ6時間も眠っていない。やることがあるので寝ている場 合ではない。目覚ましをかけたわけではないから、1つ間違えれば何もできない ところだった。仮定法になって良かった。


  朝から晴れ、だんだんと雲が増える。
  この1週間くらいは、秋らしくない天気周期。ハンパに晴れるなら雨のほうが いいのに。朝のうちに原稿仕事。なんどグチを書いただろう。これから何度も書 くだろう。まるで

独り石川啄木@函館

のようだ。もう比喩が出尽くしたかもしれない。

  2時間ちかくかかった。
  あらゆる原稿と同じで、かけた時間は量と比例しない。できあがったものを第 3者(=直接関係しない人)が見たら、

「5分でやったんじゃないのか」

と思うかも。そのわずかな量を生み出すために膨大な時間をかけているのだが、 見えないからどうにもならない。これに比べたら、受験勉強なんてはるかにラク ではないか。時間をかければ偏差値が上がるのだ。

偏差値が上がらないなら、絶対的な時間量が少なすぎる

のだ。だいたい本当だと思う。人は、こういうときだけ自分を特別に考えたがる ものだ、なんて書くと嫌われるよね(^^ゞ


  お昼前にプール。
  1年前とは違って、クロールはさまになってきた。しかし25メートルが限界で 、平泳ぎとサンドイッチを続けるばかり。ムリすれば50メートルも可能ではある が、

泳ぎ終わって息ゼイゼイ

ってカッコわるいからね。変なところで見栄っ張り。

  それでも進歩している。
  去年の今ごろ、10月19日の日記なんかを読むと、とんでもない進歩だ。世の中 の人は、なんで何ごとも少しだけやってすぐに諦めるのだろうと考える。数回や ってみて効果が出ないと、ああこれはダメだと思ってやめてしまう。効果という か成果が出るまでに、

見えない部分がたくさんある

ということを考えてみたりはしないのだろうか。氷山は海面下にある部分のほう が大きい。ここでは受験にたとえるのをやめる。そういうことをツラツラ 考えていたら750メートル。いつもよりオーバーワーク。


  昼食は自宅で。
  スーパーのどうでもいい系弁当と、日清のカップヌードル。後者は新発売のク ラムチャウダー味。けっこう美味しい。日清はさすがにまとまりの良いカップラ ーメンを出すな、といった印象。ちょい外出。


  自転車をついに買った。
  最低レベルの1つ上のものを選び、諸費用コミで15,000円くらい。本体代金、 古い自転車の処分料、防犯登録費用である。しかしこの、たしか8年くらい前に 制度化された

自転車の防犯登録ってなんか意味あんの?

と思っている人は多いだろう。

  自転車を盗まれて届け出る人っているのかな。
  と書いて気がついたのは、僕はその届出をしたことがある。日記に書いたかもしれないが、数ヶ月して警察署から電話がかかってきた。

>××市からあなたの自転車が回ってきたんで、取りにきなさい

××市が不法駐輪で僕の愛車をどこかに撤去して、保存(というのかな)期間が 過ぎたから警察に横流しした、という仕組みらしかった。役立ってはいるのかな あ。どちらかと言うと、

警察の微罪逮捕システムを補強

するための防犯登録としか思えないんだが・・・。


  ま、それはともかく。
  新車はスカイブルーにした。秋の空みたいな色。最低レベルの1つ上というの は、カゴが少し大きいというだけ。スーパーの買い物のときに便利だからね。そ うだ、せっかくの新車なんだから名前をつけてあげなきゃ。そうだな。

「ブルーファルコン(青い隼)号」

ハヤブサ、である。かっこ悪いかな。なんかアタマ悪い系の暴走族みたいでイヤ だな。「街道の青きウルフ」でもあんまり変わらないな。「蒼流@千葉」じゃあ 読めないしなあ(せいりゅうアットちば)。

  しかし色は名前に加えたいな。
  そうだ。

「俺のあおい号」

これでどうだっ!?

あの、皆さん、このへん読み飛ばしてませんかぁ・・・((+_+))


  いろいろ記述を省略して校舎へ。
  今日から最後のタームである2Bタームということで、例年のように授業衣装 はスーツ。ギーブス・ホークスの白地ストライプ(紺のライン)のシャツに、赤 ・紺中心のネクタイ(ピエール・カルダン)。スーツは紺のダブルでイージーオ ーダーしたお気に入りのもの。シャツはシングルカフスなのでカフスボタンとネ クタイピンは使わず。

  10年くらい前とは反応がずいぶん違う。
  そのころは、このイデタチ(=格好のこと)で校舎に入っただけで、

「きゃー! ノブが今日スーツ。かっこいい!」

と女子生徒がウワサして、当日の授業には関係しない生徒様が講師室に見に来た ものだが(自慢だが、本当w)、今日なんか誰も何も反応しない。しーん。

「別に」
「また英語?」
「受験とかウザクない?」

みたいな雰囲気を感じてみたり。歳を取るってのはしょうがないけどね、なんだ か生きる意欲がなくなってくるよなあ(._.)


  授業は普通に、しかし激しく。
  どうも反応は良くないのだが、演習をしていただくとそれなりにできている。 ちゃんと授業内容を拾えていたし( extend の空欄補充のところとか)。しかし、 少しだけ授業モードを変えてみたものの、特に反応は変わらない。現役生が本気 になって盛り上がる時期であるはずだが、こういうところも微妙に僕がズレてい るのだろう。全て僕が悪い。精神的には崩壊寸前。ウソだけど。


  帰宅して夕食。
  鮭のチャンチャン焼きを作ってみた。レシピはない。生の秋鮭を焼いて、ブナ シメジと玉ねぎとネギを加え、調味料(味噌・酒・ミリン・砂糖)をかけて焦げ る直前くらいで取り出す。しかし味が濃すぎてイマイチのデキ。方向性はあって いるが、微妙な味加減を間違えていはず。もうちょっと粘ってみよう。

  日記を書きながら食後酒。
  秋の夜は静かだなあ。そうだ、いつかのエッセイで書いたじゃないか。ペット も家族だって。ペットが家族なら、自転車だって家族じゃないか。よし、自転車 を連れてきて一緒に呑もうじゃないか。なあ、俺のあおい?

  自転車置き場からエレベーターで運んでくる。
  廊下でコロコロ転がして、玄関の土間に入れる。ダイニングのイスを運ぶ(け っこう広いんです、うちの玄関)。一緒に飲む。まあ、彼女は自転車なので飲め ないけれど。僕は語りかける。

>なあ、いろいろあるよなぁ人生って。つらいときもあるさ、だからきっと良いときもあるさ。あるって信じてるから、楽しいんだよね、きっと。ねえ、聞いてる? おい、あおい?


「あの、いくら何でもネタですよね?」

当たり前だろ(-_-;)
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