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きょうだいは他人だ 10月27日


  今日も8時過ぎ起床。

・120分1コマの授業は残り17分。時間が余ったので大問6を解きなさいと命ず る。すると生徒が「せんせい、テキストに6ばんがないんですけど」と言う。ふ ざけろ。6ばんじゃなくて6番だろ。あれ、休憩時間とってなかったじゃん。残 り17分で15分休憩でいいのか?

という困惑系の夢だった。


  良い天気なので朝からガーデニング。
  その後、失敗が続いている。連戦連敗である。「その後」というのは、今年の 春先くらいのことである。列挙しよう。

・昨年の秋の芽ネギ→大成功
・昨年の冬春の芽ネギ→ほぼ成功
・今年の春のカブ→芽が出ただけ
・今年の初夏の水菜→5センチくらいまで伸びた
・今年の初夏の小カブ→3センチほど葉が出た
・今年の夏の枝豆→1つだけ実をつけた
・今年の初秋の芽ネギ→芽が出ただけ

  話にならないのだ。
  原因は不明だが、新居は風が強い土地にあるということかも知れない。よく書 いているように日当たりはバツグンだ。この季節でも10時から5時まで日照があ る。それが良いのか悪いのか、よくわからない。調べる気もないし、相談する相 手もいないし。

  今日はとりあえず「秋の芽ネギ」に再挑戦した。
  昨年とほぼ同時期なので、再現性があれば「品種によって季節が重要なのだな 」とわかるはず。土の問題とか考え出すと、下手の考え休むに似たり、となるだ ろうから。


  せっかくの好天気だから、家事をまとめてやってしまおう。
  家事の分類方法はいくつかあり、その1つは頻度による分類。おおむね4通り だろうか。

1、24時間に1回(毎日)
2、数日〜1週間に1回
3、数週間から数ヶ月に1回
4、数ヶ月から1年に1回

生活環境や家庭や多忙さや趣味によって個人差はあると思う。僕の場合、1に属 するのは皿洗いや晴れていれば布団干し。4に属するのは押入れの中の掃除とか 。

  3のクツ磨き。
  じつは、家事好きの僕の一番か二番の苦手科目(争うのは裁縫)。チョークを 使う仕事のせいでクツは汚れがちなのに、ざっとホコリをはらう程度で後回しに することが多い。地べたに座ってやるから腰に悪いというのが原因だろう。でき れば、

街角の靴磨きさんのような装置

がウチにあればいいけど、あるわけないよね。シューシャインボーイ(と昭和30 年代くらいまで言ってたそうだけどホント?)なんて、実物を見たのは何年前だ ろう。サラリーマンのメッカ新橋にでも行けば生息が確認できるかも。

  4のキッチンレンジフードの掃除。
  やっぱ脂汚れがねぇ。もちろん日々にキッチンクリーナー(ウェットティッシ ュみたいなあれ)では拭いているけれど、きっちり汚れてくる。ボロ布に洗剤を 含ませて拭いて、2度にわけて水ぶき。完璧にはならない。この手のことでは、

そこそこの汚れとつきあっていく

のが大切かもしれない。家族のいる人が同居人に対して感じているのと同じよう な気持ちで・・・なんて書くと怒る人と「それそれ!」という人がいるだろう。


  昼食は自宅で。
  昨日のチャンコ鍋の残り具材と残りスープでうどん。乾麺のパッケージには茹 で時間が書いてなかったので永久保存系食品に近くなっていた。腐りやしない、 それがキッチンや家の中を狭くする。ま、知っていてもそうなってしまうのが人 のサガでしょう。食後は軽めの読書。今日から読書週間だとか。


  『ああ、定年が待ち遠しい』大森淳子を読了。
  定年後の第2の人生を楽しむ人々を取り上げたルポ。
  30代で読むにはちょっと早いかもなあ、というのが率直な感想。

  リタイアしてから再び働く人もいれば、ボランティアに励む人もいる。
  趣味に生きる人もいれば、勉強を始める人もいる。定年で全てが終わってしま うわけではなくて、それからの人生もエンジョイしようじゃないか、という趣旨 。具体例の列挙が中心で、論があるというタイプの本ではない。ま、それはいい のだけど、やっぱりまだ僕には早いかも。せめてあと10年くらいすれば楽しく読 めるかもね、と保存しておくつもり。50代くらいの人は読んでも良いのでは。


  1時間ほど昼寝。
  続いてヒミツの花園。夕方に少し雲が出ただけで良き秋晴れ。22℃くらいでと ても快適な気温。その他の日常瑣末の記録はパスして、暗くなりかけたころに実 家に帰る。

  珍しく手土産を持参。
  ふだんは手ぶらか、たまに料理を持参するか、料理を作るくらい。実家帰りと いうのはそれ自体が親孝行なので、手ぶらでいいんじゃないのと思う。まあしか したまには何かを持っていくのもいいだろうと、

母には手作りのイカの塩辛、
父には日本酒『るみ子の酒 ひやおろし』

を用意していった。母はヘンなのという顔だった。そりゃそうか(-_-;)


  後者の日本酒の感想は9月23日に書いた。
  僕の親くらいの世代だと「旨い日本酒」という感覚はあまりないだろう。旨い 日本酒=地酒といった程度で、品物もなければ流通も少なかったはず。商標名で も商品名でもない「灘の生一本(きいっぽん)」という概念があったくらいだろ うか。僕が生きていたわけではないから知らないけれど、たぶんそんなところだ と思う(ここでは昭和30〜40年代あたりを想定している)。その意味では、

昭和15年前後生まれはトクしている

とも思うがどうだろう。基本的に、経済成長や社会システムの進歩といった、経 年による良化を最大に享受した世代かと思う。


  実家では僕の兄弟がとつぜん乱入。
  僕は飲みはじめて1時間半後くらいだったので、その時点でかなり酔っていた 。何かを食べながらでないと呑めない体質なので、酔っ払う前に満腹になった。 呑めばキリがないと判断して適当なタイミングで辞去。

  僕はその兄弟とは仲が良いのだが、それほど話をしない。
  両親が同じ場所にいるせいもあるだろう。兄弟姉妹というのは、同じ血をたま たま引き継いだ他人ということでもある。ある意味では

血のつながりがない

とも言える。同じ血をわけあったのは偶然で、兄と弟というのはそれぞれに対し て他人だと思う。そういう意味では、同性のきょうだいで良かったという気もす る。


  いま、それぞれの読者様がそれぞれに考えただろう。
  一人っ子の人も想像しただろう。そうであれば良かったのだけど、と思う連休 の終わり。
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