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アグネス・ラムの思い出 |
11月6日 |
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8時起床。
日曜日からの旅行の件で実家に電話すると、電気ストーブを持ってこいと命じ
られる。旅行に、ではなくて(当たり前だ)、きょう休みなら実家に持ってこい
と言うのだ。なんじゃいきなり。
旧居で使っていた電気ストーブが不要になっていたのだ。
遠赤外線のクイックヒーターというスグレもの。600ワット( watt =電気の仕
事率を示す単位。スペルが意外に難しいので注意)と1,200ワット切り替えでや
や電気代がかさむが、いちど使えばやみつきになるほど暖かい。空気ではなくモ
ノを温めるのだそうな。2006年1月16日の日記にも似たようなことを書いている
。
しかし新居に移ってからは使わなくなった。
1時的なシノギに必要かなと昨年の冬は様子を見ていたが、床暖房とエアコン
だけで十分しのげたのだ。物置になっている北側の部屋には暖房器具がないのだ
が、そこは独り身、その部屋にいなければいいのである(体は1つしかないし)
。ということで、
「いるんだったら持っていくよ」
と母に言っておいたのだ。
それにしたって、何で今日なんだよ。
聞けば「寒くなって小さい電気ストーブだしたけど・・・まだガスストーブ出
すほどじゃないし・・・」とのこと。親にこんな寂しい話をされて、何とかして
やろうと思わない息子がいるわけもない。うすら寒いってのはつらいもんだから
ね。使われていない状態のモノは、存在価値がないということもある。
そんなこんなで荷造り。
高さ1メートル×30センチ×30センチくらいの立方体の箱なので、なんとか持
ち運びは可能である。ちょっと電車に乗るのが恥ずかしかったけど。帰宅すれば
もうお昼まえ。プールへGO。
昼食のため、うさんくさい系の喫茶店に挑戦。
ぜったい旨いわけないよなという店構え。入ってみると乱雑極まりない。なん
てのかな、大学のサークルの部室みたいなモノの多さ。それ何年使ってないんだ
よと言いたくなるような、ビールのケースとか積んであったりする。
モノが少ない状態を好むドイツ人のような僕
にとっては存在することが許せないくらいの空間。ドライカレーは、まずかった
。まさか、は滅多に起こらない。だから「まさか」なんだろうけど。
帰宅してヒミツの花園。
朝からのアイマイな晴れかたは、ちょうど午後3時くらいまで続いた。ちょうどというのは、布団を干せたという意味。夕方からは南風になって、この時期としてはなまぬるい温度になった。夕方になる前に読書。
夕方、銀玉店へ出陣。
しかしよく行くな今年は。でも今日は新装開店なんですよ。実家に帰る途中で入場整理券をゲットしておいた。段ボールぶら下げながら店に入るのはかなり恥ずかしかった。早くオトナになりたい。お目当ては遊パチの新台『大海物語 アグネス・ラム』。正式名称は不明。
「海物語」シリーズがいかに素晴しいかは以前の日記にも書いた。
銀玉業界の金字塔とも言うべき化け物ロングラン機種である。どの店でも看板機種扱いされるし、およそ銀玉を打つもので「海、未経験」という人はいるまい。それにしても、今さらアグネス・ラムってのは狙い過ぎじゃないか。古いにも程がある。モノクロ写真の画像まで出てきた。
アグネス・ラム。
1970年代後半に活躍したグラビアアイドルの先駆けである。と知ったようなことを書いてみたが、僕はまだ小学生だったので実感はない。今の高校生に至っては、その名前すら知らないだろう。そうだね、ちょうど皆さんの親世代にビンゴするアイドルである。お父さんにでも質問してみよう。
娘「パパ、アグネス・ラムって知ってる?」
父「ああ・・・(遠い目)。知ってるよ、どうした?」
娘「パパが若いころにアイドルだったの?」
父「ふむ、そうだよ。輝いていたなァ。今の時代で言うと、上戸彩とか細川ふみえとか菊川玲とかリア・ディゾンが束になってもかなわないだろうなあ・・・」
娘「あの、リア・ディゾンはいいけど、ほかの人フルクナイ?」
父「しょうがないだろ、パパはおじさんなんだから」
娘「で、アグネス・ラムってパパ的にどうだったの?」
父「パパはなあ、若い頃モテなかったって前にも言ったよな」
娘「それ、聞いた。一人暮らしで貧乏だったんでしょ」
父「そうそう。そういう暮らしのなかで、ラムちゃんは心の星だったんだ」
娘「ラムちゃん・・・」
父「あのな、マンガの『めぞん一刻』とか『こち亀』とかあるだろ。あの、管理人さんと、麗子はラムちゃんがモデルになってるっていう説があるんだよ」
娘「なにそれ、どっちも知らない」
父「とにかくだな、スーパーアイドルだったんだよ」
娘「パパ的に?」
父「そう。パパ的に」
娘「どういう風に?」
父「お世話になった、何度も、何度でも・・・」
娘「お世話になった? アグネス・ラムってタレントだったんでしょ?」
父「あ、いや、なんでもない。で、どうしてラムちゃんの話なんだ?」
娘「わたしの塾の先生がブログで書いてたの」
父「ほう、なかなか良い先生じゃないか。なんて書いてたんだ?」
娘「えっと、実感はない、だって」
父「若造が若ぶるんじゃねー!」
娘「パパ、語義矛盾してるぅ」
父「ラムちゃんはオレの星だったんだあ・・・」
妄想はこの辺にして、実践。
海シリーズの良いところを踏襲しているかな。普通のスーパーリーチの画像はそろそろ飽きてきたけれど、連荘性も予告システムも申し分なし。ハマリの深さも相変わらずではある。勝負を早く、しかもわかりやすくという点で他の機種をリードしていると思う。逆に言えば、アグネス・ラムというキャラを使う必然性は特になさそう。
それにしても、
アグネス・ラム全画面背景予告
は良かったね。
おじさんたちはクラッと来るんじゃないか(ああオレの青春)。4時間でキッチリ2万勝ち。新装なのにたいして出ないというのは毎度のことで慣れた。隣の台は616回転の大ハマリなんてこともあったみたい。
帰宅して夕食。
昨日の残り物と、白菜ベーコン煮こみと、カブの昆布もみ。似たような料理が続くが、白菜ベーコン煮こみはナカナカのできだった。
1、白菜とベーコンを鍋に入れる
2、弱火で煮る
これだけで完成。調味料は一切不要。火を使う料理では、これより手間がかからないものはないと思う。わりに尻切れな日記かしら。
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